皆様、こんにちは。K先生です。
バイナリーオプション投資について解説します。
最近ようやく花粉が少なくなってきましたね。
私は、子供のころから杉花粉に悩まされ、大人になってからはブタクサ、そして最近は
ヒノキと複数のアレルギーがあるため、この季節はかなり長い期間苦しめられます。
でも、もう少しで世間ではGWなんですね。皆様の中にはこの期間にがっつりトレードをしようと思っている人もいるかもしれません。
いくらチャンスがあるからと言ってトレードスタイルを変えることはオススメしません。
そして私は、基本的に短期取引よりも長期取引の方がいいと思っています。
というのも、私は FX 会社で顧客管理やシステム運用をしていたので、その業務の中で
全顧客の取引データをまとめたことがありました。
そこでわかったのが、数万人規模の中で年間に 1 円以上利益を出しているトレーダーは、
わずか 30%
だということです。
その中でもほとんどのトレーダーの利益は 1 万円以下なので実際に取引で儲かっていると言えるレベルの人は 1 割以下なのではないでしょうか。
残念ながらこれが FX 取引の現状です。
しかし、ごく一部には年間数千万円〜数億の利益を上げているトレーダーがいることも
また事実です。
では、彼らのような FX 取引で大きな利益を上げている人たちはどのような取引をしているのかというと、その大半が USD/JPY, EUR/JPY, GPB/JPY などの円を絡めたメジャー通貨ペアで且つスイングもしくはポジショントレードという長期目線での取引形態でした。
つまり大きな利益を上げているトレーダーは 1 回取引でも大体 100pips〜1000pips 以上の利ざやを得ていました。
これには 2 通りの解釈があり、1 つは FX で利益を上げるには短期よりも長期での取引の方が勝ちやすいという単純な理由と、もう 1 つ、そもそも FX 会社自体が短期での取引を歓迎していない=短期目的のトレーダーが勝ちにくいというのがあります。
少し前まで、多くの FX 会社は独自のディーリング部門を持ち、カバー先の金融機関から提示された価格をもとに FX 会社が提示する価格を決めたり、顧客の注文をマッチング(売り買いを相殺)していました。
ですから、ディーラー達の作業が増える超短期のスキャルピング取引は非常に敬遠され、そういった取引を繰り返すトレーダーは約定までの処理がディーラーの手作業になったり(そうすることで提示された価格ですぐ約定しない場合がある)最悪の場合、口座を凍結されることもありました。
ですのでディーラーが介在する FX 会社ではスキャルピング取引はほぼ 100%勝てないと思った方がいいでしょう。
最近では、NDD(ノーディーリングデスク)方式というディーラーが介在せず、FX 会社のトレーダーの注文が直接インターバンクに流れる形をとっている会社も多くなってきましたので一概にスキャルピング取引が勝てないとは言えなくなってきましたが、
実際に大きな利益をたたき出しているトレーダーの多くが長期目線での取引をしているのですから、この手法に乗るのが利益を出す近道なのではないでしょうか。
では、また次回お会いしましょう。