バリバリ現役の億トレーダー。 相場はファンダで動いてテクニカルで落ち着く!!
まじめにファンダの話にいきます。
7月20日
トランプ大統領のドル高牽制&
利上げ懸念により、
ドル円は113円台から111円台になりました。
これによって
3月末から切り返したドル円の
上昇のトレンドが転換する可能性が高くなりました。
トランプ大統領にとってドル高(円安)は
アメリカの利益にならないので
ドル高を牽制するのは当然です。
実はこの
トランプ大統領の発言は初めてでは
ありません。
2017年も
ドル円が114〜115円台になると
ドル高牽制してました。
115円でトランプ大統領が発言する
可能性が高い「トランプライン」とも言えますね。
つまり、
レジスタンスラインの1つと見れます。
全ては
アメリカの中間選挙へのアピールでしょう。
ドル安に切り替えるには良いタイミングですよね。
ちなみに、
アメリカがなぜ、ドル安にしたいのか?
それは
アメリカは世界最大の貿易赤字国だからです。
GDPの約7割が消費であり、
その大半は輸入に頼っています。
世界最高レベルの軍事力、
基軸通貨などの信用力を背景に通貨高になりやすく、
国民の生活レベルも高いため、
国内で生産したものは割高になり売れません。
貿易輸出額(収入)< 貿易輸入額(支出)=赤字
です。
そこでトランプ大統領は輸入品に関税を掛けて、
国内で生産したものを売れやすくし
貿易赤字を縮小しようとしていますが、
アメリカ国民からすれば、
国産ウナギと輸入ウナギの値段が
逆転して無理やり割高な
国産ウナギを買わされるようなものである。
当然、消費は落ちる。
消費が落ちれば
企業の売上も下がり、
従業員の給与も下がる。
負のループの完成です。
しかし、
アメリカには伝家の宝刀があります。
基軸通貨、ドルを刷れるという強大な権限です
(国債発行)
いざとなれば
ドルを大量に刷ればいいだけのこと$$$
そう考えると
一時のドル高なんて
フェイクに思えてしまう円高論者のスキャル将軍でした。
来週の7/30-31の日銀政策決定会合を
念頭に置きながらのトレードをします。
『日銀は金融政策決定会合で
鈍い物価動向を踏まえ
物価2%目標の実現に向けて
金融緩和策の持続可能性』
という材料は円安材料になると思うので、
金曜日、来週の月曜日は戻しに注意ですね。
Ps
予想通り111.3までスムーズに落ちたか(*´꒳`*)
113.0s×2ポジションは110円まで引っ張りたい(๑˃̵ᴗ˂̵)و