あおのり学校へようこそ。
あおのり先生です。
FXを始めると聞きなれない言葉に出合いますが、
まず初めに出合う言葉の一つとして“スプレッド”が挙げられます。
今回は、このスプレッドについて詳しく見ていきましょう。
スプレッドとは
spreadとは、「幅・広がり」と和訳すことができます。
FX取引の場合は通貨の買値(Ask)と売値(Bid)との“差額”のことです。
スプレッドを簡単に言ってしまえば、
FX取引をする際にFX会社に支払う外貨交換手数料と言えます。
FX取引では 売値(ask)と買値(bid)の2つの価格が提示されることになります。
売値(ask)とはFX会社が通貨を売る提示価格で、
FXユーザーはこの価格でFX会社から通貨を買うことになります。
買値(bid)とはFX会社が通貨を買う提示価格となり、
ユーザーはこの価格でFX会社に通貨を「売る」ことになります。
この売値(ask)と買値(bid)の差額がスプレッドと呼ばれており、
このスプレッドがFX会社の収益となるのです。
スプレッドの具体例
よくテレビなどのニュース番組をつけていると、
「1ドル100円00銭~01銭で取引されていて・・・」
という報道がありますよね。
この場合、
売値(Bid)が100.00銭で買値(Ask)が100.01銭となり、
スプレッドが1銭という事を表しています。
図にすると、下のようになります。
この差額の1銭が
為替仲介業者(銀行、FX業者など)の実質的な手数料(=スプレッド)となります。
なお、
取引業者によって、このスプレッドはまちまちです。
当然ながら、このスプレッドが狭いほうがコストが小さくなるために
利益を残しやすくなりますので、
スプレッドが高い業者で取引している方は、
低スプレッドの業者を選択してみると良いかもしれませんね。