こんにちは、為替予測のプロフェッショナル、
あおのり先生です。
直近3週間は、米雇用統計や小売売り下高の大幅悪化を受け、
米年内利上げ観測が大幅に後退し、
ドル売りの動きが強まっていましたが、
アメリカの景気減速が警戒されています。
先週末からは、
米CPIやミシガン大消費者信頼感指数が良化し、
米景気減速懸念が薄らいでいるというのが、
今のマーケット環境にあります。
ドル円は短期的に上昇基調ですが、
現在は119.40円台で推移しています。
市場参加者の注目ポイントとして、
米景気が好調さを維持するか否かの注目度が上がっており、
米経済指標による価格変動幅が
いつも以上に大きくなっているので、
今週の米経済指標を要チェックしたい地合いです。
ドル円は目先的に買い圧力が強まるポイントとしては、
118.50円のサポートライン付近、
売り圧力が強まるポイントとしては、
120.30円のレジスタンスライン付近、
という動きで推移しやすいでしょう。
下のチャートは、ドル円1時間足チャートの
値動きを表しています。
このような状況の中で、
次にどこのように利益を増やす売買戦略を
組み立てていけば良いのでしょうか？
私ならこうするという戦略を
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まず価格のトレンドを確認して、
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先週金曜日は米経済指標が軒並み良化したことを受け、
ドル高の流れを継続しています。
以下は、先週金曜日の注目イベントです。
| 10/16（金）の注目イベント | 注目度 | 前回発表値 | 市場予想 | 市場結果 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2:00 |  |
(ユーロ圏) ノヴォトニー・オーストリア中銀総裁 講演 | ― | ― | |||
| 5:30 |  |
(米) メスター・米クリーブランド連銀総裁 講演 | ― | ― | |||
| 6:45 |  |
(NZ) 第3四半期消費者物価 [前期比] | +0.4％ | +0.2％ |  |
+0.3％ | |
| 6:45 | |
(NZ) 第3四半期消費者物価 [前年比] | +0.3％ | +0.3％ | |
+0.4％ | |
| 18:00 | |
(ユーロ圏) 8月貿易収支 | ◎ | +314億EUR | +200億EUR |  |
+112億EUR |
| 22:15 | |
(米) 9月鉱工業生産 [前月比] | ◎ | -0.4％ | -0.2％ |  |
-0.2％ |
| 23:00 | |
(米) 10月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値 | ◎ | 87.2 | 89.0 | |
92.1 |
| 29:00 | |
(米) 8月対米証券投資 [ネット長期フロー] | 〇 | +77億USD | ― | |
+204億USD |
| 29:00 | |
(米) 8月対米証券投資 [ネットフロー合計] | 〇 | +1419億USD | ― | |
-92億USD |
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本日は経済イベント自体も少なく、
また米要人発言の価格変動は最近小さいことから、
基本的には全体的にレンジが続きやすいでしょう。
仮に動きがあるとすれば、
モルガンスタンレーなどの米決算発表が良化し、
NYダウなどがさらに続伸となれば、
リスクオン継続の円安に多少触れる流れになる程度でしょう。
“本日の注目イベント”の詳細は下記をご参照下さい。
| 10/19（月）の注目イベント | 注目度 | 前回発表値 | 市場予想 | 市場結果 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 11:00 |  |
(中) 第3四半期GDP [前期比] | ◎ | +1.7％ | +1.8％ | |
+1.8％ |
| 11:00 | |
(中) 第3四半期GDP [前年比] | ◎ | +7.0％ | +6.8％ | |
+6.9％ |
| 11:00 | |
(中) 9月鉱工業生産 [前年比] | ◎ | +6.1％ | +6.0％ | |
+5.7％ |
| 11:00 | |
(中) 9月小売売上高 [前年比] | ◎ | +10.8％ | +10.8％ | |
+10.9％ |
| 23:00 | |
(米) 10月NAHB住宅市場指数 | 〇 | 62 | 62 | |
64 |
| 23:00 | |
(米) ブレイナード・米FRB理事 講演 | ― | ― | |||
| 24:00 | |
(ユーロ圏) ノヴォトニー・オーストリア中銀総裁 パネルディスカッションに出席 | ― | ― | |||
| 25:00 | |
(米) ラッカー・米リッチモンド連銀総裁 講演 | ― | ― | |||
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上記の通り、
チャート分析とファンダメンタルズ分析の両輪でマーケットを見ると、
価格予測精度を高めることができます。
今日も的確なポイントを狙い、
利益を確保していきましょう！
