皆様、こんにちは。K先生です。
バイナリーオプション投資について解説します。
私のブログ前回は、バイナリーオプションを使って
大きく相場が動く地合いでも利益を上げることが
できる理由について解説いたしました。
これは、知らなきゃ恐い!緊迫する北朝鮮情勢。利用する?しない?
でも実際にそんなことができるのか?
と不安に思っている方もいらっしゃるかと思います。
今日はそこのところをもう少し詳しくお話ししたいと思います。
基本的に、「レンジ相場での攻略法」は勝率が高い分、
1取引当たりのリターンは少なくなります。
一方、「トレンド相場での攻略法」は勝率が低い分、
1取引当たりのリターンは大きくなります。
それでは、ここから丁寧に解説していきます。
「レンジ相場での攻略法」と「トレンド相場での攻略法」で
それぞれ利益を上げ続ける状況を数値化すると以下のようになります。
エントリーのチケットレート:e(1lotあたり)
ペイアウト時の戻し金:1000円(1lotあたり)
勝率: r
投資回数:t
トータル利益: R
とすると、
↓↓↓
R=【(戻し金1000円ーチケットレートe円)×(勝率r) ×(投資回数t)】
―【(チケットレートe円)×(1ー勝率r)×(投資回数t)】
=トータル利益 になります。
1) 「レンジ相場での攻略法」例
例えば、e= 900円、r=95%(=0.95) t=100回の場合、、、
R=【(戻し金1000円ーチケットレート900円)×勝率0.95×投資回数100回】
―【チケットレート900円×(1ー勝率0.95)×投資回数100回】
=500円(これがトータルの投資利益)
2) 「トレンド相場での攻略法」例
例えば、e= 300円、r=35%(=0.35) t=100回の場合、、、
R=【(戻し金1000円ーチケットレート300円)×勝率0.35×投資回数100回】
―【チケットレート300円×(1ー勝率0.35)×投資回数100回】
=5,000円(これがトータルの投資利益)
となります。
賢明な皆様であれば、この攻略法の肝は、
エントリーのチケットレート:e(1lotあたり)と
勝率: rの配分
をどうするのかがトータル利益: Rに
直結する鍵となることに気づかれたかと思います。
さらに、2013年からの規制変更により、
バイナリーオプションでペイアウトつまり取引時間終了まで待たずに購入した
チケットを決済することができるようになりました。
これにより、
これまでは、予想が当たれば利益、外れれば損失という『二者択一』から、
取引時間中に利益確定、または損切りを行うことが
できるようになり、戦略にさらに幅がでました。
レンジ相場では予想が外れそうな場合に
緊急避難的に損切りをするくらいしか使えませんが、
相場が大きく動くトレンド相場であれば、
購入時点では目標レートから離れており
可能性が低いため安いチケットを購入し、
レートの変動とともに目標レートに近づいていくことで
価格が高くなったチケットを売却するといったFX取引のようなこともできるのです。
バイナリーオプションは1回の取引時間は2時間〜3時間であるため、
その取引時間内にチケットを売り買いするには、
FXでいうスキャルピング取引の手法をそのまま使うことができるのです。
FXのスキャルピング取引に自信のある方にはぜひオススメしたいと思っています。
なぜなら、この手法には大きな利点が2つあるからなんです。
まずひとつは、チケットレートが通貨ペアのレートの値動きと連動しているため、
FX取引で使用しているテクニカル指標を利用することができるのです。
すでに、ご自身でテクニカル指標を使った短期取引のノウハウがあれば、
それをそのまま同じチャートで分析することができるのです。
さらに、バイナリーオプションのチケットレートは、
通貨ペアのレートの値動きだけでなく、時間によっても変動するため、
その原理をよく理解し時間を味方にすることができれば、
さらに勝率を高めることが可能です。
ここは分かりにくいかもしれませんので、
図を使って詳しく解説してみたいと思います。
上の図は、取引時間毎のFXのレートの変動と、
チケットレートの価格の変動を表したものになります。
何度も繰り返しになりますが、
バイナリーオプションとは単純な丁半博打ではなく、
競馬のように予想が当たる可能性によって利益が変動するという性質があります。
ですから、まだ目標レートに到達していない場合、
現在のレートが例え同じであったとしても、
取引開始直後と取引終了直後では、
その後目標レートに達する可能性は変わってきます。
つまり、取引開始直後の方がより可能性が高いためチケットレートは高くなり、
取引終了直前では可能性が低いためチケットレートは低くなります。
一方、現在のレートがすでに目標レートに到達している場合はその逆となり、
取引開始直後では、 その後目標レートにとどまり続ける可能性が、
取引終了直前と比べると低くなるためチケットレートは低くなるのです。
つまり、FX取引においては、変動幅に応じて利益が決まるため、
時間を問わず1pipsは1pips分の利益ですが、
バイナリーオプションでは1時間後の1pipsの変動から生じる利益と、
2時間後の1pipsの変動から生じる利益は、
異なっているのです。
この理屈を応用すると、
バイナリーオプションのスキャルピングでFXのスキャルピングよりも、
勝率を高めることができるのです。
いかがだったでしょうか?
前回と今回は私がバイナリーオプションで安定的に
利益を上げている2つの戦略のうちのひとつである
トレンド相場での攻略法の基本的な考え方について解説させていただきました。
トレンド相場では、2つの手法を使うことができます。
ひとつは、大きな値動きを予想し、
勝率をあまり考慮せずに大きなリターンを期待することで利益率をあげる方法です。
そしてもうひとつは、
ペイアウトまでチケットを持ち越さずに、
安く購入したチケットを利食いしていくことで
利益をあげるスキャルピング的手法になります。
次回は、現在私が開発中のバイナリーオプション攻略とFX取引を組み合わせて
よりリスクをヘッジしながら利益を上げていく攻略法
の基本的な考え方についてご案内させていただきたいと思います。
では、また次回お会いしましょう。