皆様、こんにちは。K先生です。
バイナリーオプション投資について解説します。
前回ご案内した通り、今週はトランプ大統領がアジア各国を歴訪し、
様々な会談が予定されています。
具体的な訪問日程はこちら
今回はすでに訪問した日本、韓国での動きと週後半にかけての歴訪日程と注目点
についてお話ししたいと思います。
先週末の日曜日から来日していたトランプ大統領は昨日7日に韓国を訪問しました。
訪日前から、対日貿易赤字問題への言及、北朝鮮による拉致被害者との面会などがあったため
トランプ大統領から、
突然相場を動かすような強いメッセージが出されるか注目されましたが
安倍総理への配慮もあったのか無難なやり取りに終始しました。
同様に韓国でも、首脳会談後の共同記者会見での韓国の文大統領は
「未来志向的な韓米同盟」を強調しました。
さらに文大統領は
「北朝鮮核問題を平和的に解決し、朝鮮半島の恒久的な平和体制を定着させる方針で一致した」
と語り、
あくまで武力紛争を起こさないというこれまでの立場を強調しました。
それを受けてトランプ大統領は「韓国は単なる同盟国以上の存在」と発言。
すきま風が噂されている米韓関係の中でひとまず波風をたてることはありませんでした。
そしていよいよ本日8日から中国を訪れ習近平国家主席と会談する予定です。
対米貿易赤字の半分以上を占め、
現実的に北朝鮮問題を解決することのできる唯一の国である中国に対し、
これまで通りの安全運転で行くのか、
それとも
前回習近平主席が訪米した際にシリアへの空爆を突如伝えたようなサプライズを再び起こすのか。
ここでの合意がいろいろな動きを生み出すことを考えると非常に重要な
会談になるでしょう。
その後10日からはベトナムを訪問し、
APEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議に出席するとともに、
演説でインド・太平洋地域のためのアメリカのビジョンを示す予定です。
ここで噂されているのが、、、
この場でロシアのプーチン大統領との会談が予定されているということです。
ここで中国で話し合われた北朝鮮に対する対応を
プーチン大統領に伝え合意が取れれば何らかの軍事行動が行われる可能性があります。
さらにこの首脳会議には、習近平主席も出席するためトランプ、習近平、プーチンの3者で何らかの
話し合いがあれば軍事行動への動きは一気に加速するでしょう。
そういった意味でも10日の動きには目を離せません。
その後、トランプ大統領は12日からはフィリピンを訪れ、
ASEAN=東南アジア諸国連合との首脳会議に出席する予定です。
その後、14日同国で行われる東アジアサミットには出席せず帰国する予定でしたが、
一転して出席を決めた形です。
東アジアサミットでは、ASEAN各国のほか、
日本、中国なども参加して核・ミサイル開発を加速させる北朝鮮への対応について協議が行われる予定で
最終的な方向性がここである程度出てくるでしょう。
以上、
今週から来週半ばにかけて北朝鮮問題の解決に向けた動きが
決定されると言っても過言ではありません。
とりあえず今週はあまり大きな取引は控えた方がいいでしょう。
では、また次回お会いしましょう。