こんばんは、あおのり先生です。
あおのり学校へのご来校、いつもありがとうございます。
今日の外為マーケットは、
ドル円、ポンド円が横ばっているものの、
豪ドル円は強く上昇し、ユーロ円は弱いといった展開となっています。
短期的なポジションホールドが有効な地合いのために、
今からであれば長い目線のホールドのタイミングではないでしょう。
動きが比較的乏しい地合いではありますが、
このまったりした相場のときに、FXの心得を一つ。
FXは、命の次に大切なお金を賭しての戦いです。
今のユーロ円のようにショート勢が強くその勢いに押される時もあれば、
逆に今の豪ドル円のようにロング勢の勢いが強くて押し返す時もあります。
ギャンブルとは違い、FXとは商取引そのものであり、
流れを掴みその流れに乗ることを基本戦略として利益を上げることになります。
よく相場で儲かったとか、損したとか言う人がいますが、
相場というのは勝つ時もあれば、負ける時もあります、
一喜一憂している時点で未熟者で、勝っていないことを公言しているようなものです。
FXという真剣勝負のフィールドにおいては、
相場が分かっていないもの、メンタリティが弱いもの、
身の程知らずの欲深いもの、ギャンブル感覚でやっているものほど、
戦いに敗れお金を奪われる存在になります。
昔の戦争のように命までは奪われないものの、
命の次に大切なお金を奪われないように、
気を引き締めて相場に臨んでいきたいところです。
FXの戦い方は、要は流れに乗る『順張り』か
流れに逆らう『逆張り』という2つの戦略を使う必要がありますが、
その戦略にしても細かく見ると色々補足できます。
その点を、来週火曜日のメルマガの中で明かしていきます。
『FXで鴨になりたくない方』
『FXの戦い方がもっと上手くなりたい方』
『FXで最短コースで利益を上げる手法を学びたい方』
そのような方は早めにメルマガに登録をしておいてください。
※二度と配信しない内容なので、興味のある方は火曜日20時までのお早めの登録をお願いします。
昨日の相場展開としては、
ドラギECB総裁の講演が注目を集めましたが、
昨日の詳細なイベントは以下をご参照ください。
NYダウ平均 | 米10年国債利回り | WTI原油先物 |
---|---|---|
14910.14ドル (+149.83ドル) |
2.5410% (-0.0560%) | 95.50ドル (+0.18ドル) |
リスク商品のNYダウ、WTI原油先物は共に値を上げました!為替マーケットの参加者はリスクを取ることに積極的となってきています。また、米10年国債利回り は下落しています。つまり、安全商品の国債が買われていることがわかります。米10年国債利回り の動きからも、リスクをとることにやや消極的となっていることがわかります。リスクに対して積極的でも消極的でもない展開となっており、方向感に乏しい相場展開が予想されます。 |
昨日の注目イベント | 注目度 | 前回発表値 | 市場予想 | 市場結果 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
15:00 | (独) 7月GFK消費者信頼感調査 | 6.5 | 6.5 | 6.8 | |||
16:30 | (ユーロ圏) ドラギECB総裁講演 | ○ | — | — | — | ||
21:15 | (ユーロ圏) アスムセンECB理事講演 | ○ | — | — | — | ||
21:30 | (米) 第1四半期GDP・確報値 [前期比年率] |
○ | +2.4% | +2.4% | +1.8% | ||
21:30 | (米) 第1四半期個人消費・確報値 [前期比] |
○ | +3.4% | +3.4% | +2.6% | ||
23:00 | (米) フィッシャー米ダラス連銀総裁 議会証言 |
— | — | — | |||
23:00 | (米) ラッカー米リッチモンド連銀総裁 議会証言 |
— | — | — | |||
24:15 | (ユーロ圏) メルシュECB理事講演 | ○ | — | — | — | ||
経済指標発表時間前後は為替の動きが激しくなるのでこの時間帯にFXをする生徒さんは細心の注意を払ってください! |
ドラギECB総裁は、『欧州の金融緩和政策は継続する可能性がある』
と発言しましたが、その発言でユーロは弱気に傾いています。
では、今日はどのような展開となるのか?
今日は米経済イベントである新規失業保険申請件数に注目であり、
この結果と乖離の開きが、ドル円の動きに影響を与えるでしょう。
また、
明日のEU首脳会議においては、欧州の金融緩和に絡む発言を警戒したいところです。
ユーロ切り返しか、さらなる下落のきっかけになりやすいでしょう。
本日の注目イベント”の詳細は下記をご参照ください。
本日の注目イベント | 注目度 | 前回発表値 | 市場予想 | 市場結果 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
16:00 | (ユーロ圏) ノボトニー・ オーストリア中銀総裁講演 |
○ | — | — | — | ||
16:55 | (独) 6月失業者数 | ○ | +2.1万人 | +0.8万人 | — | ||
16:55 | (独) 6月失業率 | ○ | 6.9% | 6.9% | — | ||
18:30 | (独) バイトマン独連銀総裁、 ショイブレ独財務相講演 |
○ | — | — | — | ||
21:30 | (米) 6/22までの週の 新規失業保険申請件数 |
◎ | 35.4万件 | 34.5万件 | — | ||
21:30 | (米) 5月PCEデフレーター [前年比] | ○ | +0.7% | +1.1% | — | ||
23:00 | (米) 5月中古住宅販売成約 [前月比] | ○ | +0.3% | +1.0% | — | ||
23:00 | (米) ダドリー・NY連銀総裁講演 | ○ | — | — | — | ||
23:30 | (米) パウエルFRB理事講演 | ○ | — | — | — | ||
25:30 | (米) ロックハート・ アトランタ連銀総裁講演 |
○ | — | — | — | ||
— | (ユーロ圏) EU首脳会議(~28日) | — | — | — | |||
経済指標発表時間前後は為替の動きが激しくなるのでこの時間帯にFXをする生徒さんは細心の注意を払ってください! |
私の相場観をお伝えしたところで、
次は、チャート分析をメインに相場を見ていきます。
まずはいつものようにドル円1時間足チャートから。
下のチャートは、昨日のドル円1Hチャートです。
※上記チャートは、世界中のプロやアマの間で最も利用されている世界最強のチャートと言われるMT4チャートです。私自身も利用していますが、これほど使いやすいチャートにお目にかかったことがありません。
チャート全体の動きを確認すると、
一時93.80円台まで急下落してから底付近でもみ合っている
といった展開となっていますが、
バーナンキFRB議長の金融緩和短縮発言を受けて、
レンジ相場から上昇波動入りにドル円の動きは切り替わってきています。
このような展開の中で一昨日は、以下のとおり指摘していました。
今日も97.00円ラインを狙えますが、
長年の感としては今回はここの買いエントリーポイントを見送りたい気分ですが、
チャートから見ればロング可能な局面です。
結果がどうなったのかを、今日のドル円を1Hチャートで動きを確認していきましょう。
※ここで表示しているドル円MT4チャート は、プレミアム会員様にお渡ししているドル円チャートと比べ、表示しているトレンドライン等のライン表示をかなり抑えています。
ライントレーダーのラインはもう少し複雑であり、複雑だからこそ『エントリーポイント』『利食いポイント』『損切りポイント』がより明確化されます。より正確なトレンドラインを知ることで、①価格の動きを精緻に予測しやすくなり、②売買ポイントがより明確になることで利益が上がりやすくなることでしょう。
→ ライントレードのすべてを知りたい方はプレミアムをご覧下さい
横ばいの展開が長く続きますね。
そして、もうドル円は何連勝したかわからないくらい、
過去記事を見ても読み通りの展開が続きますが、
今日も97.00円ラインを引き続き狙っていきます。
あおのり学校で指摘していた通り、
97.00円のサポートラインが有効に機能していますね。
このようにサポートラインもうまく引いていくと
『どこで反転しやすいのかな?』という読みが深まります。
こういったもろもろのことは、メルマガでお伝えしているので、
メルマガでサポートラインを勉強してください。
もちろん、
材料次第ではさらに下落することもありえるわけですから、
ストップロスオーダーを万全にして事前にいくらの損を出すかを理解した上で、
エントリーしていくようにしましょう。
ドル円を含むクロス円、ユーロドルに関する詳細な売買戦略は、
下記をご参照下さい。
通貨ペア | 売買戦略 | トレード戦略 | 有効なテクニカル (60分) |
ドル円 | 買 | 明日のメルマガで説明する97.00円付近まで値を下げれば、このあたりで買いエントリーを検討していきます。ラインの下にはストップ・ロス・オーダーを設定です。 ※ドル円のトレード戦略は一部に過ぎません。 メルマガでは何パターンかの戦略を提示します |
横ばい |
ユーロ円 | 売&買 | メルマガ会員様にはあおのり学校が考える売買ポイントを提示予定 | 売りサイン |
豪ドル円 | 買 | メルマガ会員様にはあおのり学校が考える売買ポイントを提示予定 | 売りサイン |
ユーロ ドル |
売&買 | プレミアム会員様にはあおのり学校が考える売買ポイントを提示予定 | 横ばい |
有効なテクニカル(60分足)は21種類のテクニカルの中から現在もっとも勝っているテクニカルを掲載しているので、このテクニカルを使えば今の相場環境なら勝率が上がります。FXプライムが提供しているぱっと見テクニカルを使うことで今儲かっているテクニカルが簡単にわかります。 → ぱっと見テクニカル詳細 |
それでは、後ほどメルマガでお会いしましょう!
今は中国株は総崩れに陥る可能性がある状態であり、
その余波で新興国通貨も崩れているように、
目先中国に対する不安感がマーケットで注目されそうです。
さて、外為マーケットにも大きな影響を与えだしている中国、
その中国は今後どうなり、マーケットにどのような影響を与えるのか?
話も長くなりますので、今日のメルマガで取り上げていきたいと思います。
それでは本日も、がんばっていきましょう!
あおのり学校のFX情報がお役に立っていましたら、ポチポチっとお願いします
↓