チャート分析

有効なラインの条件

あおのり学校へのご来校いつもありがとうございます。

あおのり先生です。

 

トレンドラインは、エントリーの基準となるものです。

ラインを引かなければ、エントリーポイントがどこにあるかわかりません。

一度引いたラインは、あなたがFXに向かい合う上で、

売買判断に迷うことなく、

シンプルに結果を出してくれるものです。

 

トレンドラインが有効になる理由は、

テクニカル分析の元祖、チャールズ・ダウが提唱しているように、

チャールズ・ダウ

必ずいつかトレンドが発生し、継続する

ことを述べています。

つまり、「向き」と「角度」は一定のリズムで継続するということです。

 

上昇トレンドであれば、

その上昇を一定の角度とリズムで維持するということになります。

いつか必ず発生するトレンド発生のタイミングをうまく捉えることができれば、

私たちは大きなリターンを得ることができます。

 

下の図は、トレンド発生時のチャートを表していますが、

一時的にラインを下回る不規則性はあるにせよ、

上昇トレンドが一定の角度で継続していることがわかります。

トレンドライン

もちろん、毎回このようなわかりやすい動きを

してくれるわけではありません。

もし、こんなに簡単なチャートが毎回続くのであれば、

FXで利益を上げるのに苦労はしません。

 

ただし、このようなトレンドが出た時こそが、

利益を拡大できる絶好の機会となるのです。

しかし、トレンドラインを引いても、

そのラインが有効に機能してはくれずに、

トレンドラインを下に抜けて動いてくることもあります。

 

では、どの状態のトレンドラインが有効なのか?

トレンドラインの有効度を確認するにための基本的な方法の一つとして、

トレンドライン上で「価格が3回以上反転した時」です。

ちょうど、図のように3回反転したタイミングで、

ラインが有効という判断を持てます。

有効なトレンドライン

トレンドラインを使うマーケット参加者は2回の反発だけでは、

そのラインが本当に有効であるのかまだ疑心暗鬼の状態です。

これが、3回反発すればどうでしょうか?

多くのマーケット参加者は、

そのラインの有効性を信じるようになるはずです。

 

4回目の反転するポイントまで値がライン上に値が近づくことを

注意深く待ちます。タイミングが来れば、

そのタイミングをとらえて、

多くのマーケット参加者がエントリーすることになるはずです。

 

思惑通り4回反発すれば、ますます多くのマーケット参加者が自信を深め、

マーケットに参入してきます。

5回目には、より多くのマーケット参加者がエントリーを期待していることでしょう。

ライン上で反発回数が多くなればなるほどラインの有効度は高まりますが、

有効度の高まりを確信するのは3回の反発以降です。

 

ただし、反転回数が多くなるにしがたい、

ここで気をつけて置かなければならないことがあります。

それは次回にお伝えします。

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