皆様、こんにちは。K先生です。
バイナリーオプション投資について解説します。
本日のブログも、今週の注目指標についてご案内したいと思います。
12/18(月)の注目イベント | 注目度 | 前回発表値 | 市場予想 | 市場結果 | |||
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8:50 | (日) 11月貿易収支 | +2854億円 | -400億円 | +1134億円 | |||
19:00 | (ユーロ圏) パドアン・伊経済財務相 講演 | ||||||
19:00 | (ユーロ圏) 11月消費者物価指数(HICP)・確報 (前年比) | ◎ | 1.5% | 1.5% | 1.5% | ||
24:00 | (米) 12月NAHB住宅市場指数 | ◯ | 70 | 70 | 74 | ||
12/19(火)の注目イベント | 注目度 | 前回発表値 | 市場予想 | 市場結果 | |||
9:00 | (NZ) 12月ANZ企業景況感 (前月比) | -39.3 | -37.8 | ||||
9:30 | (豪) RBA議事録 | ◎ | |||||
18:00 | (ユーロ圏) ハンソン・エストニア中銀総裁 講演 | ||||||
18:00 | (独) 12月Ifo景況感指数 | ◯ | 117.5 | 117.5 | 117.2 | ||
19:00 | (ユーロ圏) 10月建設支出 (前月比) | 0.1% | -0.4% | ||||
22:30 | (米) 11月住宅着工件数 | ◎ | 129.0万件 | 125.0万件 | 129.7万件 | ||
22:30 | (米) 11月建設許可件数 | ◯ | 129.7万件 | 127.0万件 | 129.8万件 | ||
22:30 | (米) 7-9月期経常収支 | -1231億USD | -1162億USD | -1006億USD | |||
12/20(水)の注目イベント | 注目度 | 前回発表値 | 市場予想 | 市場結果 | |||
6:45 | (NZ) 11月貿易収支 | ◎ | -8.71億NZD | -5.50億NZD | -11.93億NZD | ||
6:45 | (NZ) 7-9月期経常収支 (対GDP比) | -2.8% | -2.5% | -2.6% | |||
16:00 | (独) 11月生産者物価指数 (前年比) | ◯ | 2.7% | 2..6% | 2.5% | ||
21:00 | (英) メイ英首相、英下院議会で質疑応答 | ◯ | |||||
24:00 | (米) 11月中古住宅販売件数 | ◎ | 548万件 | 553万件 | 581万件 | ||
24:00 | (米) 11月中古住宅販売件数 (前月比) | ◎ | 2.0% | 0.9% | 5.6% | ||
12/21(木)の注目イベント | 注目度 | 前回発表値 | 市場予想 | 市場結果 | |||
6:45 | (NZ) 7-9月期GDP (前期比) | 0.8% | 0.6% | 0.6% | |||
6:45 | (NZ) 7-9月期GDP (前年比) | 2.5% | 2.4% | 2.7% | |||
– | (ユーロ圏) スペイン・カタルーニャ州議会選挙 | ◯ | |||||
9:01 | (英) 12月GfK消費者信頼感 | -12 | -12 | -13 | |||
11:47 | (日) 日銀金融政策決定会合 | ◎ | |||||
15:30 | (日) 黒田・日銀総裁 定例会見 | ◎ | |||||
18:30 | (英) 11月財政収支 | -75億GBP | -83億GBP | -81億GBP | |||
22:30 | (米) 新規失業保険申請件数 | ◎ | 22.5万件 | 23.3万件 | 24.5万件 | ||
22:30 | (米) 12月フィラデルフィア連銀製造業指数 | ◯ | 22.7 | 21.0 | 26.2 | ||
22:30 | (米) 7-9月期GDP・確報 (前期比年率) | ◎ | 3.3% | 3.3% | 3.2% | ||
22:30 | (米) 7-9月期個人消費・確報 (前期比年率) | ◎ | 2.3% | 2.3% | 2.2% | ||
22:30 | (米) 7-9月期GDPデフレーター・確報 (前期比年率) | ◎ | 2.1% | 2.1% | 2.1% | ||
22:30 | (米) 7-9月期コアPCEデフレーター・確報 (前期比年率) | ◎ | 1.4% | 1.4% | 1.3% | ||
23:00 | (米) 10月住宅価格指数 (前月比) | 0.3% | 0.4% | 0.5% | |||
24:00 | (ユーロ圏) 12月消費者信頼感・速報 | 0.1 | 0.2 | 0.5 | |||
12/22(金)の注目イベント | 注目度 | 前回発表値 | 市場予想 | 市場結果 | |||
18:30 | (英) 7-9月期経常収支 | -232億GBP | -214億GBP | -228億GBP | |||
18:30 | (英) 7-9月期GDP・確報 (前期比) | ◎ | 0.4% | 0.4% | 0.4% | ||
18:30 | (英) 7-9月期GDP・確報 (前年比) | ◎ | 1.5% | 1.5% | 1.7% | ||
22:30 | (米) 11月耐久財受注 (前月比) | ◎ | -0.8% | 2.0% | 1.3% | ||
22:30 | (米) 11月耐久財受注 (前月比:除輸送用機器) | ◎ | 0.9% | 0.5% | -0.1% | ||
22:30 | (米) 11月個人所得 (前月比) | ◎ | 0.4% | 0.4% | 0.3% | ||
22:30 | (米) 11月個人消費支出 (前月比) | ◎ | 0.3% | 0.5% | 0.6% | ||
22:30 | (米) 11月コアPCEデフレーター (前月比) | ◎ | 0.2% | 0.1% | 0.1% | ||
22:30 | (米) 11月コアPCEデフレーター (前年比) | ◎ | 1.4% | 1.5% | 1.5% | ||
24:00 | (米) 11月新築住宅販売件数 | ◎ | 68.5万件 | 65.5万件 | 73.3万件 | ||
24:00 | (米) 11月新築住宅販売件数 (前月比) | ◎ | 6.2% | -4.4% | 17.5% | ||
24:00 | (米) 12月ミシガン大消費者信頼感指数・確報 | ◎ | 96.8 | 97.2 | 95.9 |
先週の動きとしては、FOMCの政策金利の発表があり、予想通り政策金利を0.25%引き上げ、
注目されていた来年以降の利上げの今後の利上げシナリオも、2018年が年3回、19年は年2〜3回との見通しを公表しました。
事前の懸念からはかなり満額回答に近い内容にも関わらずUSD/JPY相場は、発表直後から円高へと推移していきました。
いわいる「折り込み済み」というやつですが、それでも発表直後は少しはドル高に振れるのではないかと思っていたので少し驚かされました。
このブログでも何度もお伝えしてきた通り、発表によって相場が動くことはわかってもそれがどちらに動くのかを正確に予測することは至難であるという最たる例になりました。
では、今週はどうでしょうか?
今週は、各国の政治リスクに気を付けなければならない週になりそうです。
最も注目したいのがアメリカの税制改革の行方です。
先週アメリカ南部アラバマ州で投開票が行われた上院補欠選挙で、民主党のダグ・ジョーンズ候補が、共和党のロイ・ムーア候補に勝利しました。
「ディープサウス」と呼ばれ伝統的に共和党への支持が強い地域であり、共和党にとっては負ける筈のない選挙での敗北
となりとトランプ政権に大きな打撃となり、USD/JPY相場も円高へと動きました。
というのもこれまで上院の共和党、民主党の比率は52対48と共和党の政策を否決するには共和党から造反が3名以上必要でした。
今回の選挙を受けて比率は51対49となり2名以上造反者が出ると法案が否決されます。
これによってトランプ政権が進めていた税制改革が否決されると、改革案の成立を期待していた市場にとっては大きなインパクトとなり、一気に円高が進む可能性があります。
ただ、共和党内の大部分はこのタイミングで減税法案を通さなければ、
来年の中間選挙を控え、有権者へのアピールができなくなるという懸念から却って法案の可決を急ごうという力学も働いており、
早ければ来週前半に法案が可決されるという見方もあり、動向に注目が必要です。
これ以外の政治イベントとして、
20日の
(英) メイ英首相、英下院議会で質疑応答
では現在進みつつあるイギリスのEU離脱の方向性について
中期的な動きの指標となるでしょう。
21日の
(ユーロ圏) スペイン・カタルーニャ州議会選挙
では広がりつつある反EUの動きの行方について
中期的な動きの指標となるでしょう。
政治イベント以外にも、
24日に
(日) 日銀金融政策決定会合
(日) 黒田・日銀総裁 定例会見
では先週FOMC、ECBの政策金利の発表を受け日本の金融政策の動向に注目が必要です。
その他注意すべき経済指標は
24日に発表される
(米) 7-9月期GDP・確報 (前期比年率)
25日に発表される
(米) 11月耐久財受注 (前月比)
には注目が必要です。
では、また次回お会いしましょう。