こんばんは、あおのり先生です。
いつもあおのり学校へのご来校、誠にありがとうございます。
2008年6月、世界投資銀行NO3の座にあったリーマンブラザーズが倒産。
金融機関に対する不安感が高まった瞬間でした。
その後、アメリカは景気悪化し、欧州も南欧諸国を中心とした債務不安が噴出。
今では、その影響度は低下しており一難が去りつつあります。
一難去ればまた一難。
3月、4月頃にお送りしたあおのり学校プレミアムのマーケットビューにおいて、
あおのり学校の視点では次は中国のバブル崩壊懸念が起こるだろうと指摘していた通り、
ようやく最近ではメディアにおいても中国に対する不安感が高まってきています。
中国といえば、世界NO3の経済力を持つ日本をも上回る経済力を持つ国です。
GDPベースから見ても、中国の躍進ぶりが目立ちます。
共産主義政策から、トウ小平の改革開放路線によって資本主義政策を取り入れてからの中国は、
日清戦争前に、イギリスのメディアから『眠れる獅子』と言われたとおり、
高いポテンシャルを持っている国だったわけです。
猛烈な勢いで経済成長してきた中国。
その中国でも急成長の歪が生じてきており、採算に合わない住居やビルを立て、
そのための資金を融通してきた中国の金融機関も、
資金の回収が難しくなっており、一部金融機関の破綻説が出てきています。
中国株は総崩れに陥りもう少し下げる余地もある状態であり、
その余波で新興国通貨も崩れているように、
目先中国に対する不安感がマーケットで注目されそうです。
さて、外為マーケットにも大きな影響を与えだしている中国、
その中国は今後どうなり、マーケットにどのような影響を与えるのか?
話も長くなりますので、明日のメルマガで取り上げていきたいと思います。
※二度と配信しない内容なので、興味のある方は木曜日20時までのお早めの登録をお願いします。
上記のことも頭に入れつつ、外為マーケットを見ていくと、
ドル円、ポン円、豪ドル円は横ばっているものの、
ユーロ円やユーロドルは崩れつつあるといった展開となっています。
昨日の米経済指標はどれも好調でNYダウの上昇にも一躍買っていますが、
その影響でドル円は割としっかりしているといった展開となっています。
昨日の詳細なイベントは以下をご参照ください。
NYダウ平均 | 米10年国債利回り | WTI原油先物 |
---|---|---|
14760.31ドル (+100.75ドル) |
2.5970% (+0.0550%) | 95.32ドル (+0.14ドル) |
リスク商品のNYダウ、WTI原油先物は共に値を上げました!為替マーケットの参加者はリスクを取ることに積極的となってきています。また、米10年国債利回りは上昇しています。つまり、安全商品の国債が売られていることがわかります。米10年国債利回りの動きからも、リスクをとることにやや積極的となっていることがわかります。リスクに対して積極的ということは、豪ドル>ポンド>ユーロ>ドル>円の順で買われやすくなる相場展開となります! |
昨日の注目イベント | 注目度 | 前回発表値 | 市場予想 | 市場結果 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
21:15 | (ユーロ圏) ドラギECB総裁講演 | ◎ | — | — | — | ||
21:30 | (米) 5月耐久財受注 [前月比] | ○ | +3.5% | +3.0% | +3.6% | ||
21:30 | (米) 5月耐久財受注 [前月比:除輸送用機器] |
○ | +1.5% | ±0.0% | +0.7% | ||
22:00 | (米) 4月S&P/ケース・シラー 住宅価格指数 [前年比] |
○ | +10.87% | +10.60% | +12.05% | ||
23:00 | (米) 5月新築住宅販売件数 | ○ | 45.4万件 | 46.0万件 | 47.6万件 | ||
23:00 | (米) 6月リッチモンド連銀 製造業指数 |
○ | -2 | 2 | 8 | ||
23:00 | (米) 6月消費者信頼感指数 | ○ | 76.2 | 75.1 | 81.4 | ||
経済指標発表時間前後は為替の動きが激しくなるのでこの時間帯にFXをする生徒さんは細心の注意を払ってください! |
では、今日はどのような展開となるのか?
今日は米経済イベントや欧州要人の発言も注目度は低く、
そこまでマーケットに与える影響度は小さいものと思われますので、
NYダウや明日の上海総合指数などの中国株の影響度を見たいところです。
これらが弱いと、円買いに傾きやすくなるものと思われます。
“本日の注目イベント”の詳細は下記をご参照ください。
本日の注目イベント | 注目度 | 前回発表値 | 市場予想 | 市場結果 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
15:00 | (独) 7月GFK消費者信頼感調査 | 6.5 | 6.5 | — | |||
16:30 | (ユーロ圏) ドラギECB総裁講演 | ○ | — | — | — | ||
21:15 | (ユーロ圏) アスムセンECB理事講演 | ○ | — | — | — | ||
21:30 | (米) 第1四半期GDP・確報値 [前期比年率] |
○ | +2.4% | +2.4% | — | ||
21:30 | (米) 第1四半期個人消費・確報値 [前期比] |
○ | +3.4% | +3.4% | — | ||
23:00 | (米) フィッシャー米ダラス連銀総裁 議会証言 |
— | — | — | |||
23:00 | (米) ラッカー米リッチモンド連銀総裁 議会証言 |
— | — | — | |||
24:15 | (ユーロ圏) メルシュECB理事講演 | ○ | — | — | — | ||
経済指標発表時間前後は為替の動きが激しくなるのでこの時間帯にFXをする生徒さんは細心の注意を払ってください! |
私の相場観をお伝えしたところで、
次は、チャート分析をメインに相場を見ていきます。
まずはいつものようにドル円1時間足チャートから。
※上記チャートは、世界中のプロやアマの間で最も利用されている世界最強のチャートと言われるMT4チャートです。私自身も利用していますが、これほど使いやすいチャートにお目にかかったことがありません。
チャート全体の動きを確認すると、
一時93.80円台まで急下落してから底付近でもみ合っている
といった展開となっていますが、
バーナンキFRB議長の金融緩和短縮発言を受けて、
レンジ相場から上昇波動入りにドル円の動きは切り替わってきています。
このような展開の中で一昨日は、以下のとおり指摘していました。
そのため、底堅い97.00円サポートライン付近を次の売買ポイントに
狙っていけると見ていますが、
ここで買える理由はいつも会員様にはお伝えしているように日足チャートから見ても
買い支えの根拠になりやすいことが分かります。
よって、この2つのロング根拠から、97.00円付近でロングを仕掛けられると見ております。
結果がどうなったのかを、今日のドル円を1Hチャートで動きを確認していきましょう。
※ここで表示しているドル円MT4チャート は、プレミアム会員様にお渡ししているドル円チャートと比べ、表示しているトレンドライン等のライン表示をかなり抑えています。
ライントレーダーのラインはもう少し複雑であり、複雑だからこそ『エントリーポイント』『利食いポイント』『損切りポイント』がより明確化されます。より正確なトレンドラインを知ることで、①価格の動きを精緻に予測しやすくなり、②売買ポイントがより明確になることで利益が上がりやすくなることでしょう。
→ ライントレードのすべてを知りたい方はプレミアムをご覧下さい
もうドル円は何連勝したかわからないくらい、
過去記事を見ても読み通りの展開が続きます。
今日も97.00円ラインを狙えますが、
長年の感としては今回はここの買いエントリーポイントを見送りたい気分ですが、
チャートから見ればロング可能な局面です。
あおのり学校で指摘していた通り、
97.00円のサポートラインが有効に機能していますね。
このようにサポートラインもうまく引いていくと
『どこで反転しやすいのかな?』という読みが深まります。
こういったもろもろのことは、メルマガでお伝えしているので、
メルマガでサポートラインを勉強してください。
もちろん、
材料次第ではさらに下落することもありえるわけですから、
ストップロスオーダーを万全にして事前にいくらの損を出すかを理解した上で、
エントリーしていくようにしましょう。
ドル円を含むクロス円、ユーロドルに関する詳細な売買戦略は、
下記をご参照下さい。
通貨ペア | 売買戦略 | トレード戦略 | 有効なテクニカル (60分) |
ドル円 | 買 | 明日のメルマガで説明する97.00円付近まで値を下げれば、このあたりで買いエントリーを検討していきます。ラインの下にはストップ・ロス・オーダーを設定です。 ※ドル円のトレード戦略は一部に過ぎません。 メルマガでは何パターンかの戦略を提示します |
買いサイン |
ユーロ円 | 売&買 | メルマガ会員様にはあおのり学校が考える売買ポイントを提示予定 | 横ばい |
豪ドル円 | 買 | メルマガ会員様にはあおのり学校が考える売買ポイントを提示予定 | 横ばい |
ユーロ ドル |
売&買 | プレミアム会員様にはあおのり学校が考える売買ポイントを提示予定 | 横ばい |
有効なテクニカル(60分足)は21種類のテクニカルの中から現在もっとも勝っているテクニカルを掲載しているので、このテクニカルを使えば今の相場環境なら勝率が上がります。FXプライムが提供しているぱっと見テクニカル を使うことで今儲かっているテクニカルが簡単にわかります。 →ぱっと見テクニカル詳細 |
中国株は総崩れに陥る可能性がある状態であり、
その余波で新興国通貨も崩れているように、
目先中国に対する不安感がマーケットで注目されそうです。
さて、外為マーケットにも大きな影響を与えだしている中国、
その中国は今後どうなり、マーケットにどのような影響を与えるのか?
話も長くなりますので、明日のメルマガで取り上げていきたいと思います。
興味のある方は二度と配信しない内容となりますので、
明日の20時までにメルマガに登録をお願いします。
それでは本日も、がんばっていきましょう!
あおのり学校のFX情報がお役に立っていましたら、ポチポチっとお願いします
↓