あおのり学校へようこそ、あおのり先生です。
今回は、あおのり学校メンタル講座の最終日となります。
前回のメンタル講座では、『大損を不可能とする“ストップロス・オーダー』
について見てきました。
逆指値注文を設定し、ストップロスオーダーを事前に予約しておけば、
大損自体が100%回避されることがわかりましたね。
とはいえ、物事には必ず良い面もあれば悪い面もあり、
トレードオフの関係になるようにできています。
悪い面としては、ストップロスの設定をしてしまうことで、
頻繁に損切り注文に価格がタッチしてしまいかねないということです。
実際に、私自身も損切りが連発して、恥ずかしながら、、、
10回連続で負けたこともあります。
『どんだけ、トレードのセンスがないんだよ』という声も聞こえてきそうですが、
起きてしまったことは事実なので仕方がありません・・・
このような失敗が続いてしまうと、トレードに対して悪い作用を及ぼします。
『ルールに従うトレードができなくなる』
『ルールを何度も変えようとする』
『FXをする気にならなくなる』
『損失を取り戻そうと、さらに傷口を広げる』
『FXはギャンブルと責任転嫁する』
つまり、自己否定や責任転嫁の悪感情が芽生えて、
冷静な姿勢でマーケットに挑むことができなくなってしまうのです。
おそらく、そういったメンタル的なことはFXや株などの経験が短い方には、
悪感情がトレードに与える影響にピンとこないかもしれませんが、
間違いなく利益を減らす結果を引き寄せてしまう原因となりますので、
頭の片隅に入れておくことをおすすめします。
このような数々の、誰にもマネができないような大失敗を繰り返して気づいたことは、
損切りの連敗を受け入れる回数にも、
私たち人間には限度があるということです。
『1勝9敗のトレード』を推奨している著者もいますが、
でもそれは人間のメンタルという視点から考えれば、
やってはいけない行為です。
人間は機械ではなく、そんな9連敗も出して冷静でいられるマシーンなど、
実際にはほとんど皆無ですよ。
自分自身の感情と相談しながら私が見つけた連敗回数は3回まで。
4連敗を超えてくると、トレードに対して自信を失い、
自己否定・責任転嫁の感情が芽生えてきます。
4連敗とならないようにするためには、、、
1.正確な損切りポイントを把握
2.様子見をすべきポイントを増やす
3.ストップロスオーダーの幅に時には余裕を持たせる
このバランスがうまくなればなるほど、
4連敗は起こりにくくなります。
ストップロス・オーダーを設定しながらリスク管理をして、
4連敗とならないように負け数もうまく調整しながら、
心理的に安定感を保ったトレードをぜひ実践していきましょう。
これだけで、今まで以上に有利なFXを実践されることになるはずです。