バイナリーオプション

警告:海外25イベントでFX取引時刻が変わる!最も注意すべきタイミング

皆様、こんにちは。K先生です。
バイナリーオプション投資について解説します。

 
 

最近めっきり涼しくなってきました。
私は連日旬のさんまを堪能しています。
まさに秋真っ盛りという形ですが、
皆様風邪などひかれていませんでしょうか?
この時期になると、FX取引では注意しなければいけないタイミングが近づいております。

 

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それが、サマータイムの終了です。
 
サマータイムとは、夏を中心とした期間に標準時を1時間進める制度です。
夏の日が長い時間には早くから活動し、
冬に日が短くなったら時間を元に戻すことで、
電気を節約したり、犯罪を抑止し、経済を活性化するというものです。
 
主にアメリカやヨーロッパ諸国に取り入れられている制度のため、
これらの国々の取引開始時間や、指標発表もこの時間変更の影響を受けます。
 
今年のサマータイムの終了時間は下記のようになっております。
ヨーロッパ:10月29日(日)〜
アメリカ: 11月6日(日)〜
 
FX取引は月曜日朝、ニュージーランドのウェリントン市場から始まり、
金曜日アメリカのニューヨーク市場が終了するまで、
24時間稼働しておりますので、アメリカのサマータイムの終了により、
日本時間における取引時間も影響を受けます。
 
FX会社の中には、このニューヨーク市場の終了時に、
一定の証拠金率に達していない顧客に対し、追加証拠金の依頼をする、
もしくは不足分を強制ロスカットする(ニューヨーククローズロスカット)を行っている会社で
口座をお持ちの方は十分に注意する必要があります。
 

時刻変更がある要注意イベント

 
また、アメリカの雇用統計などの指標発表も夏時間終了により1時間遅れますので、
来月の変更直後は注意しましょう。
下記が夏時間終了による主なイベントの変更になります。(特に赤字の変更には注意しましょう
 
 

 

夏時間 冬時間 イベント
4月~10月頃 11月~3月頃
5:00 4:00 ウェリントン市場開始(NZ)
6:00 5:00 NZ政策金利発表
7:00 6:00 シドニー市場開始(豪州)
6:00 7:00 ニューヨーク市場終了、スワップ金利付与
8:00 8:00 東京市場開始
8:30 8:30 日本経済指標発表
8:50 8:50
9:00 9:00 香港・シンガポール市場開始(アジア)
10:30 9:30 豪州経済指標発表
9:55 9:55 東京仲値公示
12:00 12:00 日本政策金利発表
13:30 12:30 豪州政策金利発表
13:00 13:00 バーレーン・モスクワ市場開始(中東・ロシア)
14:00 15:00 欧州市場開始
15:00 16:00 チューリッヒ・フランクフルト市場開始(スイス・ドイツ)
16:00 17:00 ロンドン市場開始(英国)
17:00 18:30 英国経済指標発表
18:00 19:00 欧州経済指標発表
20:00 21:00 英国政策金利発表
20:45 21:45 欧州政策金利発表
21:00 22:00 ニューヨーク市場開始(米国)
21:30 22:30 米国・カナダ経済指標発表
22:00 23:00 カナダ政策金利発表
23:00 0:00 米経済指標発表
1:00 2:00 ロンドン市場終了
3:15 4:15 FOMC政策金利発表

 

現在、日本の株高の一因にはヨーロッパからの資金の流入があると言われています。
今ヨーロッパの政治状況は非常に不安定化しています。
ざっと挙げるだけでも
・スペインのカタルーニャ地方の独立運動
・イタリア北部2州で住民投票
・オーストリア中道右派政権誕生
 
そのため安定政権である日本株を買うインセンティブが生まれているのです。
 
ヨーロッパ各国の株式市場の開始・終了も来週から1時間ずれますので、
この点も留意しましょう。
では、また次回お会いしましょう。