こんにちは、為替予測のプロフェッショナル、
あおのり先生です。
ECBの追加緩和予告と中国人民銀行の利下げで、
株式市場やドルにマネーが流れていましたが、
その流れが一服しています。
ドル円は高値121.50円から現在120.50円まで、
1円程値下がりしています。
そもそも、
なぜアメリカを除く主要国が
追加緩和をしているのかというと、
景気悪化を食い止めるために
金融緩和を行っているからです。
金融緩和が行われるというのは、
一向に景気が回復しないから
金融緩和しているのであって、
景気が良いからそうしているのではありません。
景気が良ければ逆に
今のアメリカが利上げを検討しているように、
経済の過熱を冷やすために
金融引き締めをします。
金融緩和は景気が悪い証拠なのであり、
悪い国から良い国のアメリカドルへ、
マネーは向かっています。
ただし、
今のドル円を見ると短期的に、
まず先週の大幅続伸により、
割高感が出ていることから、
利食い売りに押されている状況です。
ドル円は目先的に買い圧力が強まるポイントとしては、
120.50円のトレンドライン付近、
売り圧力が強まるポイントとしては、
121.50円のレジスタンスライン付近、
という動きで推移しやすいでしょう。
下のチャートは、ドル円1時間足チャートの
値動きを表しています。
このような状況の中で、
次にどこのように利益を増やす売買戦略を
組み立てていけば良いのでしょうか？
私ならこうするという戦略を
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まず価格のトレンドを確認して、
その後売買ポイントを予測して、
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昨日は新築住宅販売件数が大幅に悪化したことを受け、
ドル円が小幅に値を下げる要因となっています。
以下は、昨日の注目イベントです。
| 10/26（月）の注目イベント | 注目度 | 前回発表値 | 市場予想 | 市場結果 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ― |  |
NZ休場（レイバーデー） | ― | ― | |||
| 18:00 |  |
(独) 10月IFO景況指数 | 〇 | 108.5 | 107.8 |  |
108.2 |
| 19:45 |  |
(ユーロ圏) メルシュ・ECB専務理事 講演 | ― | ― | |||
| 23:00 | |
(米) 9月新築住宅販売件数 | ◎ | 55.2万件 | 54.9万件 |  |
46.8万 |
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本日は株式市場に利食い売りが出ることで、
リスク回避の円高に動いて来るかを睨みながら、
また英GDPによるポンド円の変動を警戒していく
感じになります。
また、米耐久財受注も予定されており、
米製造業関連指数は悪化傾向でもありますので、
この指標が悪いと利食い売りを強めるリスクあり
こちらも要警戒となります。
“本日の注目イベント”の詳細は下記をご参照下さい。
| 10/27（火）の注目イベント | 注目度 | 前回発表値 | 市場予想 | 市場結果 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 06:45 |  |
(NZ) 9月貿易収支 | ◎ | -10.35億NZD | -8.25億NZD | |
-12.22億NZD |
| 18:30 |  |
(英) 第3四半期GDP・速報値 [前期比] | ◎ | +0.7％ | +0.6％ | |
+0.5％ |
| 18:30 | |
(英) 第3四半期GDP・速報値 [前年比] | ◎ | +2.4％ | +2.4％ | |
+2.3％ |
| 21:30 | |
(米) 9月耐久財受注 [前月比] | 〇 | 2.0％ | -1.2％ |  |
-1.2％ |
| 21:30 | |
(米) 9月耐久財受注 [前月比：除輸送用機器] | 〇 | 0.0％ | 0.0％ | |
-0.4％ |
| 22:00 | |
(米) 8月S＆P/ケース・シラー住宅価格指数 [前年比] | 〇 | +4.96％ | +5.10％ | |
+5.09％ |
| 23:00 | |
(米) 10月消費者信頼感指数 | 〇 | 103.0 | 102.9 | |
97.6 |
| 23:00 | |
(米) 10月リッチモンド連銀製造業指数 | 〇 | -5 | -3 | |
-1 |
| 26：00 | |
(ユーロ圏) ホイヤー・EIB（欧州投資銀行）総裁 講演 | ― | ― | |||
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上記の通り、
チャート分析とファンダメンタルズ分析の両輪でマーケットを見ると、
価格予測精度を高めることができます。
今日も的確なポイントを狙い、
利益を確保していきましょう！
