皆様、こんにちは
K先生です。
私のブログ前回はバイナリーオプションのレンジ相場で勝てる論理的根拠を
について解説させていただきました。
相場の予想として値動きがある場合と、値動きがない場合は
値動きがない場合の方を予想する方がはるかに簡単です。
なぜなら、値動きがあるということが予想できても、
それが上昇方向なのか、下落方向なのかも予想しなければならないからです。
しかし、これが非常に難しいのです。
私の知り合いに、FX取引でここ数年通年負けなしの凄腕トレーダーがいます。
彼はFX会社のトレードコンテストで
何度も上位に食い込むほどの実力の持ち主なのですが、
彼の持論はFX取引で利益をあげるにはテクニカル分析のみで
ファンダメンタルズ分析は一切必要ないというものでした。
簡単に説明すると、
テクニカル分析とは、チャートや市場での取引高の統計などを用い、
変動のパターンや経験則から価格変動や売買のタイミングなどを予測する分析手法で前提として、
市場価格は全ての情報や条件を織り込んだ結果であるという立場をとっています。
一方、ファンダメンタルズ分析とは、
経済成長率、財政収支、物価、金利、国際収支、地政学リスク、
その他経済指標などといったチャート上の動き以外で
経済的・政治的要因から売買のタイミングなどを予測する分析手法で、
前提として市場価格には全ての情報や条件など
織り込まれていないものがあるという立場をとっています。
彼がなぜ取引にファンダメンタルズ分析を全く使わないかというと理由は簡単です。
マーケットでは、同じ地合いで、同じ情報があったとしても
値動きは時として全く反対になることがあり、
それを予想するのは非常に困難だからです。
具体例として、2016年3月の米雇用統計を見てみましょう。
米雇用統計はFX取引をしていれば絶対に覚えておかねばならない超重要指標ですが、
この時非農業部門雇用者数は予想の+205千人を上回る+215千人でした。
ファンダメンタルズ分析のセオリーでは、アメリカ経済は堅調だという指標がでたわけですからドル高方向へ進まなければなりません。
しかし、下のチャートが示す通り、実際の値動きはその反対でした。
この値動きを、もっと詳細なデータや当時の政治的、経済的背景を駆使して説明することはできると思います。
ただ、それは結局、
後付けに過ぎず、値動きを毎回的中させることは至難の業である
というのが、超実力派トレーダーの意見です。
私もこの考えには賛成で、結局どんなに理屈が通った説明でも、
毎回100%値動きを予想できない以上、それは後付けに過ぎないのです。
しかし、私はファンダメンタルズ分析自体が全く無駄だとは思いません。
ファンダメンタルズ分析で重視するチャート上の動き以外の
経済的・政治的要因がレートを動かすことは、事実だからです。
実はこれは非常に重要なことを教えてくれています。
なぜなら裏を返せば、
こういった要因がなければ、レートは動きにくいということが言えるからです。
つまり、レンジ相場でバイナリーオプションを使って利益を上げる秘訣は、
通貨ペアの値動きを生み出す要因を徹底的に洗い出し、
それらがないまたは少ない状況で、
値動きが少ない予想に投資することなのです。
この手法の大きな特徴は、
予め値動きがないタイミングを徹底的に精査することで、
勝率を限りなく高くすることが可能であるということです。
そこで、皆様が気になるのは、
そういったほとんど値動きがない状況を予想できたとして、
それがどれくらいの利益になるのかというところだと思います。
確かにFX取引では、このような状況ではほとんど利益はでません。
下の図は、私が実際に取引をした時の画面になります。
この時は取引開始から2時間で値動きはわずか6pipsでした。
しかし、バイナリーオプションでは、
この2時間で32,500円の利益を出すことに成功しています。
この回で投資した金額は、517,500円です。
これを聞いて投資金額が大きすぎると思われる方も多いかもしれません。
しかし、FX取引では、10万通貨単位での取引でも、
6pipsではわずか6000円の利益しか出せませんので、
この利益を確保しようとすると325万通貨が必要になります。
現行の個人が利用できる最大レバレッジ25倍でも、
必要証拠金は200万円を超え、バイナリーオプションで投資した額の何倍もの資金が必要になります。
このことからも、レンジ相場では、バイナリーオプションがいかに効率的に
利益を上げられるかがお分かりいただけるかと思います。
ただ、1点注意しなければならないのは、
前回ご紹介したバイナリーオプションのデメリットとして、
バイナリーオプションでは、
予想が外れると投資金額全額を失ってしまうということを
頭に入れておかねばなりません。
この場合、手持ち資金100万円のうち半分以上の資金を
わずか2時間で失ってしまうということですから、
2回続けて負けると資金を全額失ってしまいます。
ですので、何の戦略もなくこのような取引をするのは絶対におすすめしません。
私は、自身のノウハウに沿ってレンジ相場になる
という確信の上で取引をしていますが、
手法が確立されるまでは、資金管理を徹底していく必要があります。
いかがだったでしょうか?
今回は私が使っているレンジ相場攻略法の優位性と、
なぜバイナリーオプションでしか使うことができないか
について解説いたしました。
次回よりバイナリーオプション攻略法のもう一つの手法である
トレンド相場の攻略法についてお話ししたいと思います。
では、また次回お会いしましょう。