皆様、こんにちは。K先生です。
バイナリーオプション投資について解説します。
本日のブログも、今週の注目指標についてご案内したいと思います。
その前に先週金曜日注目のアメリカの雇用統計が発表されました。
結果は予想+8.0万人に対し-3.3万人と市場の予想を大きく下回っただけでなく
マイナスとなったのは2010年9月以来とじつに7年ぶりの結果となりました。
米南部のハリケーン被害で飲食店や小売店が休業した影響が大きいため
前月よりかなり落ち込むことは予想されていましたが、
ここまで悪い結果は想定外だったと言えるでしょう。
しかし、その結果を受けて為替がどう動いたかというと。。。
上記のように発表直後は円安となっています。
専門家はこの動きを
「悪いと予想されていた雇用統計の数字に対し、
同時に発表された平均時給が良かったため」
などと解説していますが、
これが私が何度もお伝えしている
相場が大きく動く時が分かっていてもその方向を予測することは至難である
といういい典型例かと思います。
この解説もその後結局円高方向に動いていることから正しかったとしても
一時的な効果しかもたらしていません。
では、今週の注目指標を解説して参ります。
10/9(月)の注目イベント | 注目度 | 前回発表値 | 市場予想 | 市場結果 | |||
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– | 東京休場(体育の日) | ||||||
– | (ユーロ圏) ユーロ圏財務相会合(於;ルクセンブルグ、-10日 | ||||||
– | 北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の第4回協議(於;ワシントン、-15日) | ||||||
15:00 | (独) 8月鉱工業生産 (前月比) | ◯ | 0.0% | 0.9% | 2.3% | ||
10/10(火)の注目イベント | 注目度 | 前回発表値 | 市場予想 | 市場結果 | |||
– | (日) 衆議院解散公示 | ◯ | |||||
– | 北朝鮮、朝鮮労働党創建72周年記念日 | ◯ | |||||
8:50 | (日) 8月国際収支-経常収支 | +2兆3200億円 | +2兆2233億円 | +2兆3804億円 | |||
8:50 | (日) 8月国際収支-貿易収支 | +5666億円 | +2649億円 | +3187億円 | |||
9:30 | (豪) 9月NAB企業信頼感 | 5 | 7 | ||||
12:20 | (豪) デベル・豪準備銀(RBA)副総裁 講演 | ||||||
14:00 | (日) 9月景気ウォッチャー調査・現状判断DI | 49.7 | 50.2 | 51.3 | |||
14:00 | (日) 9月景気ウォッチャー調査・先行き判断DI | 51.1 | 50.5 | 51.0 | |||
15:00 | (独) 8月貿易収支 | ◎ | +195億EUR | +195億EUR | +200億EUR | ||
15:00 | (独) 8月経常収支 | +194億EUR | +170億EUR | +178億EUR | |||
17:30 | (英) 8月鉱工業生産 (前月比) | ◎ | 0.2% | 0.2% | 0.2% | ||
17:30 | (英) 8月製造業生産 (前月比) | 0.5% | 0.2% | 0.4% | |||
17:30 | (英) 8月貿易収支 | -115.76億GBP | -111.50億GBP | -142.45億GBP | |||
21:00 | (英) 英国立経済研究所(NIESR)GDP | 0.4% | 0.4% | ||||
23:00 | (米) カシュカリ・米ミネアポリス連銀総裁 講演 | ◎ | |||||
10/11(水)の注目イベント | 注目度 | 前回発表値 | 市場予想 | 市場結果 | |||
– | (中国) 中国共産党第18期中央委員会第7回総会 | ◯ | |||||
8:50 | (日) 8月機械受注 (前月比) | 8.0% | 1.0% | 3.4% | |||
8:50 | (日) 8月機械受注 (前年比) | -7.5% | 0.7% | 4.4% | |||
9:00 | (米) カプラン・米ダラス連銀総裁 講演 | ◎ | |||||
20:15 | (米) エバンズ・米シカゴ連銀総裁 講演 | ◎ | |||||
27:00 | (米) FOMC議事録(9月19・20日分) | ◎ | |||||
27:40 | (米) ウィリアムズ・米サンフランシスコ連銀総裁 講演 | ◎ | |||||
27:50 | (ユーロ圏) プラート・ECB専務理事 講演 | ◯ | |||||
10/12(木)の注目イベント | 注目度 | 前回発表値 | 市場予想 | 市場結果 | |||
– | 20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議(於;ワシントン、-13日) | ◯ | |||||
8:01 | (英) 9月RICS住宅価格 | 6% | 4% | 6% | |||
9:30 | (豪) 8月住宅ローン貸出 (前月比) | 2.9% | 0.5% | 1.0% | |||
13:30 | (日) 8月第3次産業活動指数 (前月比) | 0.1% | 0.1% | -0.2% | |||
18:00 | (ユーロ圏) 8月鉱工業生産 (前月比) | ◯ | 0.1% | 0.6% | 1.4% | ||
21:30 | (米) 9月生産者物価指数 (前月比) | ◯ | 0.2% | 0.4% | 0.4% | ||
21:30 | (米) 9月生産者物価指数 (コア:前月比) | ◯ | 0.1% | 0.2% | 0.4% | ||
21:30 | (米) 9月生産者物価指数 (前年比) | ◯ | 2.4% | 2.6% | 2.6% | ||
21:30 | (米) 9月生産者物価指数 (コア:前年比) | ◯ | 2.0% | 2.0% | 2.2% | ||
21:30 | (米) 新規失業保険申請件数 | ◎ | 26.0万件 | 25.2万件 | 24.3万件 | ||
23:15 | (ユーロ圏)ドラギ・ECB総裁、ブレイナード・米FRB理事 講演 | ◎ | |||||
23:30 | (米) パウエル・米FRB理事 講演 | ◎ | |||||
10/13(金)の注目イベント | 注目度 | 前回発表値 | 市場予想 | 市場結果 | |||
– | 20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議(於;ワシントン、-13日) | ◯ | |||||
– | 国際通貨基金(IMF)・世界銀行春季総会(於:ワシントン、-15日) | ◯ | |||||
6:30 | (NZ) 9月企業景況感(PMI) | 57.9 | 57.5 | ||||
12:27 | (中国) 9月貿易収支 | ◎ | +419.9億USD | +380.0億USD | +284.4億USD | ||
21:30 | (米) 9月消費者物価指数 (前月比) | ◎ | 0.4% | 0.6% | 0.5% | ||
21:30 | (米) 9月消費者物価指数 (コア:前月比) | ◎ | 0.2% | 0.2% | 0.1% | ||
21:30 | (米) 9月消費者物価指数 (前年比) | ◎ | 1.9% | 2.3% | 2.2% | ||
21:30 | (米) 9月消費者物価指数 (コア:前年比) | ◎ | 1.7% | 1.8% | 1.7% | ||
21:30 | (米) 9月小売売上高 (前月比) | ◎ | -0.2% | 1.7% | 1.6% | ||
21:30 | (米) 9月小売売上高 (前月比:除自動車) | ◎ | 0.2% | 0.9% | 1.0% | ||
23:00 | (米) 10月ミシガン大消費者信頼感指数・速報 | ◎ | 95.1 | 95.0 | 101.1 | ||
23:00 | (米) 8月企業在庫 (前月比) | 0.2% | 0.7% | 0.7% | |||
23:25 | (米) エバンズ・米シカゴ連銀総裁 講演 | ◎ | |||||
24:30 | (米) カプラン・米ダラス連銀総裁 講演 | ◎ | |||||
26:00 | (米) パウエル・米FRB理事 講演 | ◎ |
今週の特徴としては各国政治に関わる重大イベントが控えています。
特に10月10日(火)の北朝鮮朝鮮労働党創建72周年記念日近辺にはここのところおとなしい北朝鮮が
新たな挑発をする可能性が高く注意が必要です。
また同日、日本でも衆議院解散公示があります。
この日はバイナリーオプションのレンジ相場攻略法はまず使えないでしょう。
翌日11日(水)には中国共産党第18期中央委員会第7回総会があります。
ここでは最高指導部メンバーが大幅に入れ替わる政治局常務委員(現7人)の人事が焦点となります。
さらに12日-13日にはG20財務相・中央銀行総裁会議が開かれます。
為替に対する要人の発言があれば大きくレートが動く可能性があります。
また経済指標としては13日に発表される
(米) 9月消費者物価指数
(米) 9月小売売上高
には注目が必要でしょう。
では、また次回お会いしましょう。