先日、Twitter経由で久しぶりに連絡をとった
とあるプロディーラーの方と食事でもという話になり
気がつけば1年以上、呑みに行ってなかったので
お誘いすると「今日、いこう!」と、その日に行くことになりました。
「即断即決、さすがです!」と心の中で思いながら
お店を決めないと、と思い食べログで近くの店を探していると
ふと「あの人の好みは・・・」と推測し、たぶんコレ系だろうと
何軒かピックアップして、合流時間に入れる店に予約をしました。
「はたして喜んでくれるだろうか?」と一抹の不安を感じつつ
店の前で、合流すると1年ぶりでも変わらず優しい声で
「おっ!いいやん!近くに、こんな店あったんやな。知らんかったわ!」
と、どうやら気に入ってくれた様子で安堵しましたw
久しぶりのサシ飲みで、懐かしい昔話から最近の出来事など
たくさん話をしました。
「投資家とは・・・」
この証券、金融業界にいてると、最後には
「投資家とは・・・」というテーマに入りますw
そんな話をしていると、一つの疑問が出てきました。
「ディーラーを束ねる立ち位置にいると、そもそも採用の時点で
どういう人が雇われやすい傾向にあるのか?」です。
もうそのまま聞きましたが返ってきた解答は、以下の内容でした。
1.とにかく変わっている人
2.スポーツやってた経験がある人
3.日計りが出来そうな印象を受けた人
*日計り=デイトレなど当日のみで稼ぐ方法
どうやら面接で、高評価を得るために投資の世界について
あれこれ話す人がいるそうですが「昨日の日経平均、終値は?」と
質問すると答えられない人もいるそうです。
それだったら最初から、素直にやってみたい!という
意気込みだけの方が気持ちいいとの事。
そりゃそうですよね^^;
僕も同感でしたw
何故、今日の話はプロの世界の話なのか?
現時点で仮説を立てられますか?
ただ呑みに行った時の会話を書いているだけじゃないんですよw
そうして面接に受かった人には、まず何を学ばせるのか?
この質問も投げかけてみました。
すると
「最初は、マクロからの情報で自分で考えさせる。
そうして今日の戦略を毎朝、言わせる」
そうです。
これは良い教育方針だな〜と「さすが!」と思いました。
そうこうしていると1ヶ月ぐらいで、日計りに向いているか否か
解ってくるそうです。(この目利きが鋭いですよね)
そして日計りに向いていない人は、中長期の運用をさせ始めるそうです。
証券の世界では、日計りで稼げるプレイヤーは花形になると聞いた事があります。
でも、その花形も一握り。。。
ほとんどが中長期プレイヤーとして業務をするそうですが
そうやって中長期プレイヤーとして育てていきながら、どこかで
才能が芽吹くのを期待して指導するそうです。
さて、今日のキーワードは
「マクロ、今日の戦略、プレイヤーの種類」です。
これが何を意味しているのか・・・
もし、あなたがデイトレをやっていて稼げていないのであれば
一度、デイトレから離れて中長期のプレイヤーとして時間を掛けて
学びながら徐々に時間軸を短くしていくという方法もあるということです。
(むしろ、その方が良いんです。)
なぜなら「今日の戦略は?」で考えてみると
戦略と同じ方向に市場が動けば稼げているはずです。
以前から、お伝えてしているように、戦略は複数もっていても構いません。
ただ、自分で練った戦略と市場の動きとが同じか否か?
ここが非情に重要なんです。
さて、あなたはどっちのプレイヤー?