今日、このメルマガを書いているのは祝日である月曜ですが朝、カーテンを開けると周り一面に雪が積もっていて、とても綺麗でした(^^)
実は今週末も、トレード合宿を実施していて裁量バックテスターなどのデモトレードで演習に立ち会っていました。
そこで、面白い傾向があったので許可を得て書かせて頂きます。
彼は、平日しっかり稼ぐのですが時々、大きな損失を出してしまうので、典型的な「コツコツドカン」のトレードをしていたのです。
毎日、4〜5万積み上げていくのですが、それこそ一回の損切りが、なんと20万とか・・・^^;
これでは足し算と引き算で、マイナスになってしまいます。。。
そこで何故、そこでエントリーしたのか?
なぜ、そこで利食いなのか、損切りなのか?
毎回、質問をして洗い出していきました。
時には、私がトレードを変わって「やってみせ、させてみせ」を実演したのですが、私が伝えたい事は「解った」と返事はするものの、実際のチャート画面では実演できないという残念な結果を繰り返し続けました。
なので、黙ってトレードしているところを観察していたのですが、持ったポジションに対して、じっとチャートを眺めて一喜一憂している事が明確になりました。
そう、彼は俗に言う「お祈りトレーダー」だったのです。
チャートを眺めて祈ったところで、全く無意味です。
運に頼ったトレードで良いと決めているならギャンブルと変わりません。
しかし我々がやっているのは投資であり、トレードです。
基本「安いところで買って高く売る、高いところで売って安く買い戻す」
ひたすら、これの繰り返しです。
その安いや高いの目安としてテクニカル分析や、ラインなど引いて、あくまでも「目安」をつけているに過ぎません。
そしてポジションを持ったのであれば今更、じたばたしても仕方ないのです。
我々は、比較的「有利なポイント」でポジションを持つことで「シナリオ」通りの値動きとなり利益を稼ぐことが出来ます。
なので、そんな「お祈り」をしている暇があったら、ポジションを持った時点から、次の買い場や売り場を探すことに
時間を費やした方が、チャートの値動きに合わせていく事が可能となります。
これが裁量トレーダーのメリットです。
あなたは「お祈り」してませんか?
もし、あなたが「お祈り」しているのであれば、そもそもエントリーしたポイントの根拠が足りていないか、もしくは相場の値動きを捉えられていないかの、どちらかです。
繰り返しますが、ポジションを持ったのであれば、そのポジションの選択肢は極論、2つです。
「利食うか、損切るか」
それであれば次の買い場や売り場を探すことに時間を使ってみてください。
きっとトレード内容が変わると思いますよ(^^)