あおのり学校へのご来校、ありがとうございます。
あおのり先生です。
今回は、チャート分析講座の第2回目です。
2回目の講座では、価格の動きには3つのトレンドがあることを説明しました。
3つのトレンドとは“上昇トレンド”“下降トレンド”“トレンドレス”です。
さて、以下のチャートを3つのトレンドに分解したら、
何パターンのトレンドに分解することができるでしょうか?
復習も兼ねて、以下のチャートを3つのトレンドに分解してみましょう。
さて、あなたはトレンドをいくつに分解することがでましたか?
はじめての方には難しかったかもしれませんが、
非常にシンプルにトレンドを分けると、
答えはずばり、『4つのトレンドに分解することができる』です。
下のチャートを見てもわかるように、
シンプルに見ればチャートは全部で4つに分解できていることがわかります。
チャートの序盤では下降トレンドから始まっているものの、
その後は横ばいトレンドへ切り替わっており、
そしてその流れが上昇に転じてから、
後半では下降トレンドに切り替わっている流れが確認できます。
このように、すべてのチャートはこの3つのトレンドに分解することができるのです。
さて、トレンドの復習は以上になりますが、
再度上記のチャートに注目ください。
後半では、下降の“トレンドが継続”している流れを確認することができるはずです。
この下降トレンドは、かなり長い期間続いていますね。
トレンドには、3パターンの種類がある他に、
このように継続するという力が働きやすいという特徴があります。
この下降トレンドは、何も一直線に下落するということはなくて、
高値と安値を刻みながら価格が下落している流れもわかりましたか?
価格の動きは一直線に下がるのではなくて、
下の図のように、必ず高値と安値を刻みながら推移していきます。
先ほどの黒い画像のチャートを今一度見直してみると、
小刻みに高値と安値を刻んでいることがわかるでしょう?
そして、トレンドは何らかのキッカケがあるまでは、
一方向に動き続けるという習性があるのです。
一度一方向に強い力が働くと、その流れが確率的にも継続するのです。
たとえば、
下のチャートを見ればわかるとおり、
価格はずっと上昇し続けている流れを確認できますが、
このようなチャートを見つけた場合は、
あなたなら『売り』と『買い』のどちらで参戦しますか?
過熱感が出ているので『売り』と答えた方もいるでしょう。
一方で、流れを捉えて『買い』と答えた方もいることでしょう。
上記だけの材料で判断すれば、
買い過熱感がどこまででているかは未知数のところでもありますし、
トレンドは継続するという特徴を考えれば、
『買い』で入ったほうがとりやすいはずです。
このようなトレンドを早期に発見できる目を養うことが、
勝ち組トレーダー及び投資家には強く求められるのです。
このトレンドを早く見極める洞察力があれば、
10円~30円くらいの値幅をわずか一回のトレードで抜くことも可能となるでしょう!
ぜひ、その目を養っていきましょう。
第3回目では、価格が反転・反発するチャート分析ツールを紹介します。
それでは、第3回目でまた会いましょう^^/