心のスイッチ

=====================
あおのり学校メルマガ10月17日号
著者:あおのり先生
テーマ:チャート分析
=====================

東京のオフィスにて。

実際にあった私の残念すぎる失敗談です。

これは、4年前の話。

あおのり学校はOPENしてから4年半経ちますが、

会社も組織化していなかったし、当時は駆け出しでした。

そのため、すべてのことが未知だらけで、

五里霧中の中を手探りで頑張っていた時期です。

そのような時に、一件の電話が鳴ります。

『プルプルプルプル♪』

私『はい、あおのり学校です』

SEO営業『SEOの対策とかは考えてませんか?』

私『いえ、考えていません』

SEO営業『今ならFXというキーワードで3位を狙えます』

私『いえ、いらないです』

SEO営業『最近当社の顧客がこのキーワードでやっていたのですが、

3位まであげた実績がありますが、今は止めているところなのです。

だから、3位まであげた実績がある当社にも上げる自信があります』

『今早急にやらないと、このキーワードが埋まってしまいます』

『他にも、ここを欲しいと言っているユーザーもいるんです』

私『まあ、それなら話だけでも聞いてみますか』

会社の規模をすぐにでも大きくしたかった私は、

当然疑いの目を持ちながらも、

まあ会ってみるだけならいいかという気持ちで会う決意を固めました。

後日、その営業のものが事務所まで来訪。

彼は、証券業界出身ということもあり好青年でした。

業界が同じで後輩的なポジションでもあったので、

そのような情的な面もあり、取引をしてみることにしました。

しかし、キーワードの上位をとることもなく全く結果は出ませんでした。

65万円がパーです。

下手な情という感情を抱いたこと、

そして会社の規模拡大に焦りすぎていたことが、敗因でした。。。

その後色々リサーチしてみると、SEO業者の95%以上は偽物ということが判明。

SEOも目に見えないものを扱っている関係上、

投資と同じように口だけでごまかせる世界なので、

投資と同じく人を騙しやすい業界だったわけですね。

経営と同様に、これは投資にも言えることなのですが、

焦ったら負けです。

敵に難なく食われやすくなります。

ポジポジ病の人は、特に焦りすぎで、

今お金がないのですぐにお金を増やそうとか、

今飛び乗らなきゃお金を増やせないとか、

せっかく時間を使っているからすぐにお金を増やしたいとか、

今すぐギャンブル感覚を味わいたいとか、

そんな焦りを持っていても、その他の冷静な参加者にお金を奪われるリスクを高めるのです。

と言いますか、その病を直さない限りは、

やればやるだけFXや株でお金を奪われるだけの存在として、

つまり貢君としてのキャラをマーケットでいつまでも演じさせられることになってしまいます。。。

ポジポジ病を治すための処方薬は何点かあります。

最も重要なことは、売買ルールの確立をすることです。

ルールがあれば、どこで入れば良いのかの明確なサインとなります。

さらには、損切りや利食いに対しても迷いもなくなります。

一方、売買ルールがないうちにやるから、

どこで入っていいかもわからないので、

例えば価格が上昇した時などに飛び乗ることで高値掴みをして、

価格がその後は下落する結果を招いたり、

価格が急落している時に売りで飛び乗ることで安値つかみをして、

その後価格が急上昇したりする結末を呼びやすくなります。

売買ルールさえも確立していない状態で取引するから、

エントリーポイントがどこかもわからないために、

感情に任せた取引を行うことになってしまいやすいのです。

私は、トレンドラインなどのラインを主軸にしたのみで、

明確なルールに基づき取引をしています。

ルールという軸が明確だからこそ、

ルール通りのポイントまで来なければ、あとは様子見で、

仮に価格が急激に動いても基本は入りません。

だから、ポジポジ病にもなりようもありません。

入るべきポイントが明確だから。

だからこそ、

武器(トレンドライン、一目均衡表、パラボリックなど)を用いて、

明確なルールを早急に作りましょう。

もちろん、その武器の信用性を検証するためには数ヶ月から数年、数十年はかかり、

その期間中にはポジポジ病も容易には治らないでしょうけど、

検証の結果としてその武器の正当性がわかれば、

武器に自信がつくことでルールが確立されます。

あとはそれを使い続ければ、

ポジポジ病という貧乏神の手法から解放されることになるのです。

逆に、ルールなくやれば貧乏神の魔の手があなたの心を支配しているので、

やればやるだけFXはお金を奪う存在として、

立ちふさがり続けることになるでしょう。

 

 

このページトップへ