毎月負けなしのトレード

=====================
あおのり学校メルマガ2014年4月29日号
著者:あおのり先生
テーマ:チャート分析
=====================

こんばんは、あおのり先生です。

いつもメルマガ購読ありがとうございます。

投資の世界にいると、

永久に勝ち続けられる売買ルールを見つけようと、

様々なテクニカル指標や教材を買い漁る人がいます。

常に勝ち続けることができるルールというのは、

マーケットの世界に存在するのでしょうか?

ルールを探し続ける人のその後を見ると、

ほとんどの場合、利益を上げるようになることはなく、

マーケットから利益を上げることをあきらめているように見受けられます。

単純に、ボリンジャーバンドが-2σに来たから買いとか、

短期移動平均線が長期移動平均線を上抜けゴールデンクロスしたから買いとか、

そんな単純すぎる売買ルール一本だけでも

たまたま相場の環境がそのルールと合っていれば確かに勝てるでしょう。

でも、相場の環境は常に変動するから、

環境が変われば急にそのルールが通用しなくなり、

勝てるルールというのも変わっていきます。

環境が変われば、今まで勝てていたそのルールも

全く通用しなくなります。

こうして、常に必勝法のルールを探し求める人は、

また、勝てるルールを求めて教材を買い漁るループに陥ります。

もし仮に、そのような教科書レベルのルールだけで勝てるのであれば、

もっと多くの人が利益を上げることができているはずです。

しかし、実際にはほとんどの人が負けているのが実情です。

私たちは、相場の環境に合わせて、

売買ルールも適時変えていかなければならないのです。

前回、セミナーでお伝えしたように、

確かにRSIをうまく使えば今の相場では、

何連勝もあげることができるのも事実です。

しかし、その手法が今後ずっと通用するのかと言えば、

しません。

マーケットは、常に流動的に移ろいやすいものです。

人間にも、気分にむらがあるように、

人の感情で動くマーケットも常に一定ではないのです。

私の今年のFXの成績を見ると、

各月すべてプラスの成績に終わっています。

ほとんどの人が毎月負け続けている中で、

なぜFXをやればやるほどお金を増やせることができるようになったのか?

それは、まず相場の環境を認識することにありました。

少なくとも、私は以下のような環境認識をもって、

相場に入っています。

・今の相場は行き過ぎているのかいないのか、

・大局的に見てどうか、局地的に見てどうか、

・局地的に見てどのようなトレンドを描いているか、

・追いかけるべきか待つべきか

・その他金融マーケットはどうなっているか、

・なにか突如材料が入って下落(上昇)する心配はないか、

・予定されるイベントでどう動くか、

・どのテクニカル指標が今の地合いで機能しやすいか、

・このラインはどれほど今の相場で機能するか、

・損切りや利食いはどの辺がとりやすいか

無意識レベルで相場環境を読んで、

そして環境を見極めたうえで、

売買する戦略を適時環境に合わせて使っていきます。

たぶん、このくらいのレベルにならないと、

トレードというのも利益を上げることは難しいと思うのです。

だから、相場環境によって、

複数の売買ルールを持って、

適時環境に合わせて売買をしていきましょう。

 

このページトップへ