仮想通貨

変化が速い仮想通貨マーケットで情報をいち早く手に入れるには?

こんにちは。たまねぎ先生です。
仮想通貨について解説します。


 

ビットコインは続伸しています。

対USドルで4,400ドルを超える上昇、対円でも50万円近くまで上昇しました。

正確には50万円にはタッチしていませんが、

一部の先物市場では50万円タッチを見せましたね。

今週に入ってからは、22日に一時40万円台付近までの下落がありましたが、

その後戻し44万円付近をウロウロとしてます。

ある程度価格推移としては安定していますね。
 


 

一方で、ビットコインからHF(ハードフォーク)したビットコインキャッシュ(BTC)は、

8月17日の深夜から急激に上昇しだし、

3万円台で推移していたものが一時10万円台をつけるなど大幅な上昇を見せました。

価格が約3倍になっていますので

上昇率でいうと200%以上の上昇率を見せたことになります。

この理由については、

色々な憶測がインターネット上で飛び交っていましたが、

以下の理由が大きいのではないでしょうか。

 

ビットコインキャッシュはビットコイン保有者に付与されているんですが、

信用取引や、ビットコインの貸出をしていた人は、

逆に返済義務が生じます。ビットコインを借りていたことになり、

借りているものに付与されるので利子が更につくイメージですね。

そして国内の大手取引所であるcoincheckの返済期限が18日でしたので、

そこでの買い需要を見越して、

他の取引所や投資家が買いに走ったものだと予測できます。

 

こういった買いが入るタイミング、

売りが入るタイミングを測ることができるのも

仮想通貨のマーケットの特徴かなと思います。

もちろん全てではありませんが、

色々な情報を追っていると、

時々こういったチャンスに出くわすことがありますので探してみてください。

情報のスピードは「Twitter」が圧倒的に早いです。

 


 

ビットコインではなく、アルトコインの中でも大きく動くものがありました。

というか仮想通貨の世界では1週間もあれば大きな動きをする仮想通貨がいくつか出てきます。

そんな中でも直近で特に目立った動きをしたのが「Monero」モネロです。XMRと書きます。

国内の取引所でもcoincheckで取扱いされています。

 

モネロについて簡単に説明しますと、

アルトコインの1つで、「匿名性」というのがキーワードとなる仮想通貨です。

リング署名という技術が使用されていて、閲覧用と送金用の2つのアドレスを保有しており、

送金を行った際にワンタイムアドレスというアドレスを作ります。

取引の履歴は、このワンタイムアドレスが履歴となるため

外部から履歴を追うことができないというわけです。

 

「匿名性」がキーワードのアルトコインは、

他に「DASH」「Zcash」と有名な仮想通貨がありますが、

どれも時価総額で上位30位以内に位置し安定しています。

1つの特徴としてこの3つは仲間的に見られている傾向が強く、

例えばZcashの良いニュースが出てZcashが上昇した時に、

つられてMoneroやDASHも一緒に上昇することが多いです。

他のパターンも同じです。

必ずつられるのかというとそうではありませんが、

比較的傾向としては強いので覚えていて損はないかと思います。

 

話を戻しますと、

8月21日に韓国最大の取引所である「Bithumb」へMoneroが上場するというニュースが出ました。

これを受けて数十分後に急騰。

一気に+60~70%ほど価格が上昇しました。

取引所が新しい仮想通貨を取り扱うことを「上場」と言います。

上昇理由としては、

「取引所に上場する⇒認知度が上昇⇒流動性、出来高、参加者が増加⇒価格上昇が見込める⇒急騰」

といった流れでしょうか。

 

そして実際に「Bithumb」への上場というのも大きな要因だと思っています。

今日本の仮想通貨マーケットはとても大きなものになっていて世界への影響も大きいのですが、

それと同じくらい、もしくはここ最近でいうとそれ以上に

韓国の仮想通貨マーケットのインパクトは大きくなっています。

そんな国の最大取引所への上場なので余計に急騰に結びついたのではないでしょうか。

これから更にたくさんの情報がやりとりされる仮想通貨の1つになったので、

皆さんもMoneroに注目してみてください。

ちなみに僕も少額ではありますが、Moneroは保有しております。

 

毎日のように新しい仮想通貨が登場してきて、

情報を全て追うのは難しいし時間も取られてしまうと思います。

まずはビットコインでも良いですし、

アルトコインの中で自分の興味のある分野のプロジェクトに注目してみて、

その仮想通貨を調べてみるのも良いですね。

まだマーケット自体が成熟するには遠く、

これからのマーケットですので、同時にチャンスも多いです。

ご自身の投資のポートフォリオの中に少しずつ組み込んでみてください。

 

※本文で仮想通貨という言葉を使っていますが、

世界では「Crypto currency」という言葉が一般的です。

これを直訳すると「暗号通貨」となります。

実際僕自身も僕の周りのクリプト界隈にいる方達は

暗号通貨という言葉を使います。

ですが、こと日本においては、テレビのニュースや、

政府も仮想通貨という言葉を使い、

これが一般的になっているため

仮想通貨という言葉を使っています。

世界では暗号通貨なんだってことも

頭の片隅に入れておいてもらえると

ウェブサイトやTwitterなどで

暗号通貨と書かれていたとしても

理解しやすいと思いますので、お願いします。