皆様、こんにちは。本郷です。
ワンエッジドレーディングについて解説します。
先日、上の子が貯めていた「お年玉」から3000円だけ使わしてほしいと言われたので少し驚きました。
なぜ驚く必要がある?と思われるでしょうが上の子は、言ってみれば「100円ちょうだい」が数ヶ月に、一度あるか無いかで、ほとんど「お金」を使うにしても駄菓子を買う程度です。
なので、いきなり100円から3000円にアップする話をするなんて本当、驚いたのです。
我が子には、昔から「お金の教育」は学校で学べないので家で教えようと心に固く誓っていたので今回の「3000円」の提案はちょうど良い機会になるだろうと思い、最初の返事としては快く快諾しました。
いつもの事なのですが、よく親子で「話し合い」をします。
それも正直に、誠実に、事実を、正しく、丁寧に、を心がけているのでいつも「話し合い」は、笑顔で率直な意見交換をしたり相談し合ったりしています。
上の子は、自分で「本当は反抗期やねんけど、お父さんと一緒にいる時は反抗期にならへんねん(笑)」と笑顔で言ってくれる可愛い息子です。
なので今回の「話し合い」では、この様な質問をしました。
「これは、おまえが貰って貯めたお年玉だから自由に使う権利はある。
しかし、だからと言って3000円を一気に使ったら、どうなる?
そして小学生のおまえが3000円を、もう一度、手にするには一体、いつになるか考えてみて。
だから、お父さんから提案がある。まず、この3000円を何に使うか言わなくても良いから考えて。
そして、一気に使うのか、何回かに分けて使うのかお父さんは解らないけれど、その使い方に自分は凄く満足できる?
言いたい事は、この3000円を再度、手にするには時間が掛かる。
だから、もしお父さんなら本当に欲しかったモノを買って満足するかそれとも、いつも買う駄菓子とかみたいに少額で、ちょっとずつ使って小さな満足を出来るだけ長い期間、味わうか。この、どっちかかな。
これは、どんな事に価値を感じるか次第だから自由に決めなさい」
すると息子は、こう答えました。
「実は、学校で二人の女の子からプレゼントを貰ったからその、お返しをしなくちゃと思ってて。
でも、そのお返しが幾ら必要なのか解らないからとりあえす3000円もあれば充分だと思って。
よく考えると、一人1000円は使いすぎやしちゃんと何が欲しいか聞いてから、買えそうなモノを買うようにする。
そして、残ったお金は小遣いとして出来るだけ長い期間を掛けて使うようにするわ!ほんで、何日で3000円がなくなったか記録してみる」
と笑顔で言ってくれました。
父親として、お恥ずかしい話ですが
メチャメチャ嬉しい気持ちになりましたw
なぜなら、普段100円しか使わないのに3000円も要求するから、何事か?と思ったのが正直な気持ちですが
小学生の息子は、それなりにちゃんと明確な理由と目的を持って考えた上で、行動をしようとしたので不思議と誇れる気分でした。
なので、ちゃんと褒めて、ハグをしてお年玉袋から、お金を取り出して渡しました(^^)
ここまでの内容を読むと、単に仲良し親子の会話だと思われるのですがちゃんと、この内容を書いたのには理由があります。
あおのり学校では、投資教育をサービスとして提供させて頂いています。
なので顧客である皆様にとって、投資をする以上、儲けて欲しいと心から思っています。
しかし多くの個人投資家を見てきた私は私の息子のように、買い物をする時は理由と目的などちゃんと考えて、お金を使うのに対して投資に置き換わると俗に言う「ポジポジ病」のごとく、簡単にエントリーしてしまいまた損失というお金のマイナスを簡単に膨れ上げさせてしまいます。
裁量トレードであろうと、システムトレードであろうと原理は同じです。
ちゃんと理由あるポイントで、エントリーして目的を果たしてからエグジットする。
そして「足し算と引き算の結果、投資で儲ける」という事を安易に捉えすぎているのではないか?と思う場面があります。
買い物は、ちゃんと価値の交換が成立しています。
それがストレス発散のような感情を満たす価値を得たり自分の生活に必要なものが手に入るという物理的な価値を。
このように投資においても、ちゃんと価値を得て欲しいです。
もし、あなたが今の証券口座の資金が増えていないなら一度、止めて見直して「理由と目的に対して適切な行動」が出来ているかチェックしてみては如何でしょうか?
その手助けが出来ると思いますので必要であればメッセージください(^^)
いつも読んで頂き、ありがとうございますm( )m