FX予想

6月25日(月)今週の注目指標

皆様、こんにちは。K先生です。
今週の注目指標についてご案内したいと思います。

 
 

6/25(月)の注目イベント 注目度 前回発表値 市場予想 市場結果
17:00 (独) 6月Ifo景況感指数 102.2 101.8 101.8
17:30 (ユーロ圏) ノボトニー・オーストリア中銀総裁 講演
23:00 (米) 5月新築住宅販売件数 66.2万件 66.7万件 68.9万件
23:00 (米) 5月新築住宅販売件数 (前月比) -1.5% 0.8% 6.7%
6/26(火)の注目イベント 注目度 前回発表値 市場予想 市場結果
8:00 (NZ) バスカンド・RBNZ(NZ中銀)副総裁 講演
17:00 (ユーロ圏) ハンソン・エストニア中銀総裁 講演
18:30 (英) マカファティー・MPC委員 講演
22:00 (米) 4月S&P/ケースシラー住宅価格指数 (前年比) 6.8% 6.6%
23:00 (米) 6月リッチモンド連銀製造業指数 16 15 20
23:00 (米) 6月消費者信頼感指数 128 128 126
26:00 (米) ボスティック・アトランタ連銀総裁 講演
26:45 (米) カプラン・ダラス連銀総裁 講演
6/27(水)の注目イベント 注目度 前回発表値 市場予想 市場結果
7:45 (NZ) 5月貿易収支 +2.63億NZD +1.00億NZD +2.94億NZD
17:30 (英) カーニー・英中銀総裁 講演
10:00 (NZ) 6月ANZ企業景況感 -27.2 -39.0
21:30 (米) 5月耐久財受注 (前月比) -1.6% -1.0% -0.6%
21:30 (米) 5月耐久財受注 (前月比:除輸送用機器) 0.9% 0.5% -0.3%
21:30 (米) 5月卸売在庫 (前月比) 0.1% 0.2% 0.5%
23:00 (米) 5月中古住宅販売保留件数指数 (前月比) -1.3% 0.5% -0.5%
25:15 (米) ローゼングレン・ボストン連銀総裁 講演
6/28(木)の注目イベント 注目度 前回発表値 市場予想 市場結果
(ユーロ圏) EU首脳会議(-29日)
6:00 (NZ) RBNZオフィシャル・キャッシュレート 1.8% 1.8%
18:00 (ユーロ圏) 6月経済信頼感 112.5 112.0 112.3
18:00 (ユーロ圏) 6月消費者信頼感・確報 -0.5 -0.5 -0.5
21:00 (独) 6月消費者物価指数・速報 (前年比) 2.2% 2.1% 2.1%
21:30 (米) 新規失業保険申請件数 21.8万件 22.0万件 22.7万件
21:30 (米) 1-3月期GDP・確報 (前期比年率) 2.2% 2.2% 2.0%
21:30 (米) 1-3月期個人消費・確報 (前期比年率) 1.0% 1.0% 0.9%
21:30 (米) 1-3月期GDPデフレーター・確報 (前期比年率) 1.9% 1.9% 2.2%
21:30 (米) 1-3月期コアPCEデフレーター・確報 (前期比年率) 2.3% 2.3%
23:45 (米) ブラード・セントルイス連銀総裁 講演
25:00 (米) ボスティック・アトランタ連銀総裁 講演
6/29(金)の注目イベント 注目度 前回発表値 市場予想 市場結果
(ユーロ圏) EU首脳会議(28-日)
7:45 (NZ) 5月住宅建設許可 (前月比) -3.7% 7.1%
8:01 (英) 6月GfK消費者信頼感 -7 -7 -9
8:30 (日) 5月失業率 2.5% 2.5% 2.2%
8:30 (日) 5月有効求人倍率 1.59 1.59 1.60
8:30 (日) 6月東京都区部消費者物価指数 (生鮮食品除く:前年比) 0.5% 0.6% 0.7%
8:50 (日) 5月鉱工業生産・速報 (前月比) 0.5% -1.0% -0.2%
15:00 (独) 5月小売売上高指数 (前月比) 2.3% -0.5% -2.1%
16:55 (独) 6月失業者数 -1.1万人 -0.8万人 -1.5万人
16:55 (独) 6月失業率 5.2% 5.2% 5.2%
17:30 (英) 5月消費者信用残高 +18億GBP +15億GBP +14億GBP
17:30 (英) 1-3月期経常収支 -184億GBP -179億GBP -177億GBP
17:30 (英) 1-3月期GDP・確報 (前期比) 0.1% 0.1% 0.2%
17:30 (英) 1-3月期GDP・確報 (前年比) 1.2% 1.2% 1.2%
18:00 (ユーロ圏) 6月消費者物価指数(HICP)・速報 (前年比) 1.9% 2.0% 2.0%
21:30 (米) 5月コアPCEデフレーター (前月比) 0.2% 0.2% 0.2%
21:30 (米) 5月コアPCEデフレーター (前年比) 1.8% 1.9% 2.0%
21:30 (米) 5月個人所得 (前月比) 0.3% 0.4% 0.4%
21:30 (米) 5月個人消費支出 (前月比) 0.6% 0.4% 0.2%
22:45 (米) 6月シカゴ購買部協会景気指数 62.7 60.0 64.1
23:00 (米) 6月ミシガン大消費者信頼感指数・確報 99.3 99.0 98.2
6/30(土)の注目イベント 注目度 前回発表値 市場予想 市場結果
10:00 (中国) 6月製造業PMI 51.9 51.6 51.5
10:00 (中国) 6月非製造業PMI 54.9 54.8 55.0

 

猫の目のように相場が入れ替わる週に

 
先週のドル円相場は、重要な指標発表こそなかったものの相場は猫の目のように円高、ドル高を繰り返しました。
 
ざっと流れをお伝えすると、6月19日、トランプ政権が中国に対する知的財産権侵害を
口実とした制裁関税を大幅に追加するとした報道から貿易戦争全面化への懸念が高まり、
リスク回避による円の買い戻しとなり、一時109円50銭台まで円高となりました。
 
しかし、翌20日からは再びドル高となり、21日午後には110円70銭台まで回復しました。
 
その後、発表されたアメリカの指標が予想を下回ったことダウ平均が8日連続安となったこと
などから再び円高となり最終的には110円をわずかに切るところで終わっております。
 
 

米指標発表悪化すれば、大きなドル安の端緒に

 
今週気になったのは、これまで絶好調だったアメリカの指標発表に陰りが見えてきたこと
です。
 
トランプ政権が中国だけでなく、欧州、カナダ、メキシコ、日本などと貿易戦争ともとれる
関税合戦を仕掛けていても、これまでアメリカの指標は雇用統計をはじめ絶好調だったため
何度もドル安局面を乗り越えてきました。
 
しかし、今後の指標が軒並み悪化していくと今後は政治でのリスク要因があると一気にドル安に動く可能性があります。
 
その意味では来週のアメリカの重要指標である
 
 
27日に発表される
(米) 5月耐久財受注
 
 
28日に発表される
(米) 1-3月期GDP・確報
 
には注目が必要です
 
 

今週の注目指標

 
その他注意すべき経済指標は
 
28日に発表される
(NZ) RBNZオフィシャル・キャッシュレート
 
29日に発表される
(独) 6月失業者数
(独) 6月失業率
(ユーロ圏) 6月消費者物価指数(HICP)・速報 (前年比)
 
 
には注目が必要です。