北朝鮮が韓国の延坪島を砲撃!!
相場はこの材料にどう反応したのか?そして、どう動いてくるか?
あおのり先生です。
昨日は今までのアイルランド問題に加え、
新たな材料が飛び込んできました。
メルマガ会員様も、
すでにニュースなどでご存じのことだとは思いますが、
北朝鮮が韓国との軍事境界線付近に存在している延坪島に砲撃をしたのです。
韓国軍は応戦したとはいえ、
判明しているだけでも兵士2名が死亡、
民間人も20人ほど重軽傷をおいました。
この材料にびっくりした投資家は、
欧州株式市場やNY株式市場で売り反応したため、
マーケットではリスク回避の動きが鮮明となりました。
今回の事件のように、
先が読めない時はリスク回避の動きを強め、
リスクの高い株式を売る傾向がマーケットにはあります。
株式市場が下げたことで、
ソブリン問題で下げていたユーロや、
しっかりした動きを続けていたポンド、豪ドルといった通貨が
大幅に値を下げます。
ユーロ/円などは、115円近くまで上昇していた価格が
111円台まで大幅に落ち込んでいます。
一方で、
それら通貨に比べると、ドル/円の動きはしっかりしています。
82.80円ライン付近まで値を下げるも、
その後はこのライン上で反発し、
値を切り返してきています。
ところで、ドル/円はなぜ82.80円付近で切り返してきたのか?
この疑問に答えられる方はいますか?
この答えは、
実は既に過去に発行しているメルマガに書いています。
以下は11月11日発行メルマガである【利益確定ポイントの見つけ方】より、
一部抜粋したものです。
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節目のポイントを正確に見つけていることができれば、
82.80円でいったん上昇が抑えられると想定できるはずなんです。
では、どの節目のポイントを参考にしたのか?
9月15日に、82.86円という安値を付けてきていますが、
この水準を参考にしています。
82.86円付近には目立った安値がないだけに、
節目としては意識されやすいポイントと判断できます。
昨日のメルマガでも行っていることですが、
こういった節目のポイントでは上昇が抑えられやすくなるのです。
80.00円付近で買っていた方がメルマガ会員様の中にいらっしゃれば、
82.80円付近でポジションの一部を利食いすることだってできたわけです。
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過去のメルマガの場合は、
上昇局面で82.80円が利食いポイントとして機能していたことになります。
こちらの方では、
レジスタンスラインとしての節目の機能がありました。
しかし、実は今回のような下降局面でも、
利食いポイントとして機能してくるのです。
今回は、サポートラインとしての節目が意識されています。
なぜなら、価格は一度レジスタンスラインを超えて上昇すると、
レジスタンスの機能が今度はサポートラインに変化します。
今回は一度上に抜けていることから、
サポートラインとしての機能が意識された格好です。
すでに会員様にはお届けしている
私の売買想定通りにエントリーをしていれば、
ほんの一例ではありますが、数十pipsの利益を出せていた計算になります。
こういった利益確定のポイントというのも、
チャート分析を緻密にとできていれば、
当たり前のように見つけることができるポイントです。
重要なことなので毎回言っていることですが、
節目節目を理解していくことで、
利益を積み上げるトレードをして行くことが大事です。
こういったポイントを見落としているということは、
利益を出す機会を逃していることになっているだけに、
もったいないように感じます。