アイルランド支援合意!上昇トレンド判断は早い。次の展開を探る

 

アイルランドがEUIMFに正式に支援を要請し合意へ!!

ユーロ問題のゴールが見えたその次の相場展開は、、、

 

あおのり先生です。

 

この材料はは今朝の少し遅い時間に発表されたので、

チャートに張り付かれていた方や、

まめにニュースをチェックされていた方以外は、

もしかしたらこの時間まで気づくことが出来なかった

いうこともあるのかもしれませんが、ご安心ください。

 

 

『まだトレンドは発生しておりません』

 

 

もっと正確に言えば、

トレンドはこれから発生するところなので、

決して材料に乗り遅れたということはありません。

 

 

さて、ギリシャ、アイルランドと、、、

財政問題を上げれば枚挙に暇のないEU諸国ですが、

とりあえずの決着をつける材料で順当にユーロは買い戻されました。

 

 

元々、支援はせざるを得ないだろうという見方が一般的であったために、

ユーロの上昇は11月16日からすでに始まっていのですが、

今朝の『アイルランド支援合意の材料』の決定打が加わったことで、

一気にチャートに織り込みにいったのが今朝のユーロの動きです。

 

 

ですので、当然ですが、ユーロ/ドルやユーロ/円を見ても、

ユーロは買い優勢で上にすっと上昇しています。

他にも豪ドル円などもしっかりと上昇しており、

マーケット参加者がリスクテイクに動いているのが確認できますね。

 

 

そんなこと知っていると言われてしまいそうですが、

ユーロ不安の後退で投資家がリスク(豪ドルなどの高金利通貨)を取れる

ようになったということです。

 

 

では、ユーロ/円はいったいどこまで上昇してくるのか?

このまま上昇トレンド入りとなるのか?

 

 

このままユーロ円の上昇トレンド入りを認定するためには、

いくつか満たさなければならない条件があるのですが、

今回はその中で簡単に見つけられる簡単な判断のポイントを紹介します。

 

 

まずは、順当に節目を上に越えてこなければなりません。

節目として意識されるポイントは、目先では以下2つです。

もちろん簡単に解るものの中ではです。

 

(1)10月中旬の上値を抑えた114.80円付近

 

(2)114日の直近高値である115.40円付近

 

 

(2)の高値は誰にでも簡単に発見することが出来ますが、

その前に実は(1)の節目を抜けてくることが第一条件です。

どちらも過去に機関投資家が売りで動いた水準であるので、

 まずは、このラインを順番に超えてくるのかどうかを注意深く

見守りましょう。

 

 

こういった節目となるラインはチャートが上に行くのか下に行くのかの

起点になることが多く、利益にとても貢献してくれるのですが、

引くポイントを間違えれば全く間違ったエントリー、利確ポイントで

売買することになってしまい、全く意味がなく危険です。

 

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