ボラティリティが小さい相場の対処法
米市場が休場で、相場に動きがほとんどありません。
動きがない中、どういったトレードをすればよいのか?
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こんばんは、あおのり先生です。
相場の方ですが、
昨日は米市場が休場だったため市場参加者が激減。
そのため相場に勢いを感じられません。
一方、
気になるアイルランド問題を発端としたユーロ不安は、
特に大きな材料も出ていません。
昨日のメルケル首相の講演でも、
欧州不安をあおるような発言はでませんでした。
市場の注目度の高い材料が出てこないだけに、
なかなか動きが出ていないと言った感じです。
膠着感を強める相場展開の中、
方向性が見えづらい展開が続いています。
ドル/円にして、高値圏でもみ合うようにしながら、
ジワリとではありますが値を切り上げてきています。
ただ、動きが小刻みなために、
すぐに利益を確定していかなければ
利益を確保できないと言った相場です。
私たちトレーダーはどういったトレードを組み立てていけばいいのか?
相場の動きが小さいのであれば、
大きな利幅を狙っていこうとはしない事です。
小刻みに動いている相場なわけですから、
大きく狙っても大きく取れる相場ではありません。
相場の波の振幅(ボラティリティー)を考えた上で、
利確想定ポイントに狙いを定めていけます。
これが大きく上昇している相場や
大きく下落している相場なら、
利益を大きく取っていけたのです。
アイルランド問題によるユーロ不安や、
金融緩和問題によるドル不安などの不安心理が台頭しやすい局面では
強いトレンドがでやすいため大きな利益を狙いに行けます。
しかし、
今はアイルランド問題も材料視されづらくなっており、
動きが乏しくなってきております。
こういったときに大きな利益を確保しようとエントリーしても、
利確ポイントまでとどかずに、
せっかくの含み益を逃してしまう・・
なんて笑えない事にもなりかねません。
そういった事態を防ぐためにも、
現時点での相場のボラを考えたら、
素早く利確していくスタンスが有効です。
相場にうまく適応していくことで、
利益確保を狙っていきましょう。
相場は生き物であり、常に変化しています。
相場にうまく適応していくことこそが利益を上げるコツです。