ドル円の強い買いサインはどこで見つけるか!?

 

28日アイルランドへ850億ユーロの支援が決定!

アイルランド問題解決で、相場はどう動いてくるのか?

 

いつもメルマガ購読、誠にありがとうございます。

あおのり先生です。

 

 

今週も相場が始まりましたが、

主に今のマーケットで相場を動かす材料というのは

大きく見ると2つです。

 

一、北朝鮮による韓国への砲撃した地政学的リスク

 

二、アイルランドの財政不安から端を発したユーロ不安

 

 

 

先週の金曜日も、

『北朝鮮による砲撃音が聞こえた』

などの材料をもとに、円はドルに対して売られました。

 

戦争にでもなれば

日本も影響を受けるだろうという地政学的リスクの思惑から、

投資家の円売りを誘ったのです。

 

このように、北朝鮮問題にも僅かではありますが

相場は反応しています。

 

メインの材料にされることはないとは思いますが、

引き続き北朝鮮問題に対して相場がどのように動いうてくるのか?

を注視したいところです。

 

 

 

もう一方の注目はユーロ不安ですが、

注目のアイルランドへの支援額が850億ユーロに確定しました。

 

アイルランド問題は、目先的には危機を去ったと言えそうです。

 

 

 

しかし、

本日のユーロ/ドルチャートの動きを見ると、

ユーロは窓を開けて一時的に買われるも、

その後は買いが続かずに軟調な展開となっています。

 

 

チャートの動きから判断するに、

市場参加者はユーロに対して強気になれず、

いまだ警戒しているということが伺えます。

 

おそらく、ギリシャ、アイルランドの次はスペインやポルトガルが

ユーロ不安の一因になりそうだとマーケットに警戒されている

ことが原因だと思われます。

 

いずれにせよ、ユーロに対する警戒感の表れが価格下落の動きに

現れています。

 

 

 

『アジアの情勢もやや不穏だし、

ユーロもまた問題が出てきそう・・』

 

こういった動きから、徐々にドルに買われだしています。

 

 

 

このことは、チャート上からもわかります。

 

ドル/円の週足チャートを見ると、

陽線が三本続いているローソク足の形になっています。

 

このローソク足のパターンは赤三兵です。

 

赤三兵が週足チャートで出現した場合、

特に市場参加者の強い買い意欲を表します。

 

11月の初旬より急に下降から上昇トレンドに

移行したドル円ですが、やはりこういう相場では

ロングを中心に組み立てていかなければなりません。

 

今のドル円のように上昇が急すぎると、

 

 

『これ以上の上昇はないだろう』

 

 

と、どうしても逆張りのショートから入りたくなってしまいますが、

それは誤ったトレードです。

 

 

『まずは、トレンドに乗る。』

 

 

そういう頭で相場に立ち向かいましょう。

上昇トレンドが急に下降に反転したとしても良いのです。

1回は負けることになりますが、今度はショート中心の戦略に切り替えて

3回勝つことが出来るのですから問題はありません。

 

 

少なくとも、とある価格抵抗帯である83.4583.60円付近を一気に下に抜けてくるまでは、

基本戦略として押し目をロングで拾っていきたい相場です。

押し目をしっかり拾っていきましょう。

 

 

ちなみに、押し目がそもそもどこか解らない!

という人は上昇トレンドラインを引いてみれば売買の基準がはっきりするでしょう。

 

上昇ライン以外にもチャネルラインやネックラインなどの

様々なラインがあり、これらもエントリーの目安にできます。

 

こういったラインを抵抗ラインになると仮定して、

押し目買いのチャンスを狙っていきます。

 

 

すでにPremium会員様には

お馴染のことですが、様々なラインを引くことによって

売買戦略というものをつくっていくことができます。

 

たとえば、上昇トレンドラインを引ける相場なら、

基本戦略としては上昇トレンドライン付近で

買いを狙っていく順張りの戦略を考えていけます。

 

このようにトレンドの波を上手に捉え、

流れに逆らわないでトレードをしていくことで、

ゆっくりと利が積み上がっていくのです。

 

 

 

しかし、

現実的にはラインの引き方は十人十色です。

 

ある人が引いたラインと、別の人が引いたラインは、

全く違うものになってしまう事も良くあります。

 

 

 

なぜなら、

相場のベテランと、相場の素人が同じトレンドラインを使っても、

相場に対しての知識の差があるために、

トレンドを正しく捉えていないひき引き方になってしまうからです。

 

素人の場合、同じトレンドラインを引いても、

相場のトレンドをまったく捉えていないものになってしまっていることが

とても多いように感じます。

 

 

 

私自身も株も含め相場の世界には8年いましたが、

最初のころは相場に慣れていなかったため重要な点を結ぶことで、

トレンドラインを引くことができませんでした。

 

上昇ラインをうまく引けなかったため、

エントリーポイントや利食いポイントとしては不適切なポイントで

売買していたのです。

当然、このような状態では相場で利益を上げることができません。

 

 

しかし、相場の波をうまく捉えたラインの引き方を試み続けた結果、

徐々にではありますが利は積み上がってきたのです。

 

相場の波を捉えた的確なトレンドラインを引ければ、

適切なエントリーポイント、損切りポイント、利益確定ポイントの

すべてが明らかになるからです。

 

あとは、そのポイントに沿って基本は売買をしていくだけです。

 

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