本日のドル円の下落の下げ止まりはいくらだろうか??
本日のドル円はじりじりと下落の動き。
価格が下げ止まり、反発を試すポイントの想定を持つことは可能か!?
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あおのり先生です。
さて、ドル円の下げ止まりのポイントはあるのでしょうか??
ドル円のチャートをぱっと見ただけでは、
何の手がかりもなくダラダラと値を刻んでいるかのように
見えるのかもしれませんが、もちろんそんなことはありません。
チャートは常に原理原則に基づいて値を刻んでいます。
チャート分析が身についてきてくれば、
サポートラインやレジスタンスラインと言った
重要と思えるポイントがわかってきます。
そうなると、
そのライン付近では“売り派”と“買い派”の
激しい攻防が行われてることがわかるはずです。
たとえば、
ドル/円チャートでは84.40円付近にレジスタンスラインが
存在しています。
高値はほとんど切り上がることがなく、
何度も何度もこのポイントで反落しています。
この現象は何で起っているのか?
それは投機筋の動きが影響しています。
どういうことかというと、
たとえば今のドル/円を例に挙げるなら、
投機筋は84.53円付近の上昇トレンドラインの上に買いオーダーを入れ、
ラインの下にはストップロスオーダーをおいています。
そのため、
この付近まで値を上げてくれば売り圧力が強まり、
反落してくるかもしれないという想定を持つことができます。
仮にドル/円がずるずると上昇してきて、
直近高値84.53円の内側のオーダーが施工されると、
今度は外側のストップオーダーを巡って激しい攻防が行われます。
ストップ刈りを狙った投機筋の買いオーダーが入ってきます。
なぜ、投機筋はストップを取りに行くのかというと、
ストップロスオーダーの量に応じて
価格はしばしば値を飛ばすし強く上昇するからです。
つまり、売りい手のストップロスオーダーが発動すれば、
売りの決済で買いがでるため、
ストップポイントまで上昇すれば大きく上げてくるのです。
仮に、
84.53円付近まで上昇してくれば、
このあたりで売り派が踏みとどまれるのかに注目です。
売り派は買いの勢いを抑え踏みとどまれれば、
今までのパターン通り、さらに下を目指す展開となるでしょう。
このように考えていくと、
チャートのあらゆるポイントで、
『投機筋がどこで参入し、どこで価格を押し戻すのか?』という
想定を予め持っておくことができます。
そうすれば、ドル/円がどこで下げ止まるのかもわかり、
チャートの見え方が今までと比べ物にならないほど飛躍します。
このように、どこでどのような現象が起こるのかという
自分の売買ルールに従ったシナリオを描けていれば、
一見捉えどころがない相場の動きも見えてきます。
そうなるとしめたものです。
相場の動きに慌てたり、一喜一憂したりと
感情に左右された不安な気持ちになることもなります。
そこまでいけば、あとは機械的にトレードできるという
境地が待っているおのです。