確率的に見れば損切り

 

週明けにスロバキアがEFSF拡充法案が否決されるなど、

 

欧州の情勢は依然として抜き差しならない状況です。

 

といいつつも、

 

昨日はドイツのメルケル首相が

 

欧州金融機関への資本注入に対し前向きな発言をしたことで、

 

一時的にユーロ円は上昇したりもしています。

 

そのため、

 

大きく下がり過ぎた後のわずかな反転に、

 

ショート目線でいた方の中には損切りになってしまった方もいることでしょう。

 

 

あるいは、

 

ロング目線で入った方もその上昇が思いの他弱く、

 

損切りになってしまった方がいるのではないでしょうか?

 

 

このように、

 

方向感に乏しいときというのは、

 

損切りが増えるものです。

 

 

 

しかし、

 

統計的にチャート分析ができれば、

 

損切りを減らして勝利をものにしやすいのですが、

 

ではそのような分析をするには、

 

いったいどうすればいいのでしょうか?

 

 

こんばんは、あおのり先生です。

 

いつもメルマガのご購読、ありがとうございます。

 

 

まず、

 

FXで利益を上げたいならば、

 

トレンドラインを起点にして売買戦略を立てていくことが

 

非常に効果的です。

 

 

 

トレンドラインという売買の軸さえ持ってしまえば、

 

他の圧倒的大多数の個人トレーダーたちのように、

 

ニュースに振り回されることがない軸を持つことができるため、

 

その分負けにくくなります。

 

 

 

しかし、

 

トレンドライン分析だけでは少し物足りなくて、

 

統計学に基づいた確率でチャート分析ができれば、

 

さらに損切りを回避して、

 

勝利をものにしやすくなります。

 

 

 

確率を考えたトレードとは、

 

まず統計の手法から相場の勢いを把握することから始まります。

 

 

 

つまり、

 

一定の確率で想定される値動きの範囲を踏まえたうえで、

 

確率的に勝ちやすい戦局と負けやすい戦局を見極めて、

 

勝算があるときにのみ仕掛けていくのです。

 

 

 

では、

 

今の欧州不安に敏感な相場展開の中で、

 

確率的に勝ちやすい局面はどのようにして

 

把握することができるのでしょうか?

 

 

 

それは、

 

移動平均線に価格の変動率と標準偏差を加えて、

 

より発展させたテクニカル指標を使うと効果的です。

 

 

 

実際に

 

今のユーロ円の11時間足チャートに当てはめてこのテクニカルを使うと、

 

102.65円まで来る確率は1%であり、

 

102.55円まで上がる確率は5%にしか過ぎないために、

 

このあたりまでくればショートを仕掛けようと判断できます。

 

 

 

このように、

 

『確率的に勝てるのか?勝てないのか?』を

 

見極めながらトレードをしていくことで、

 

売買ポイントがより一層明確となります。

 

 

 

そして、

 

その確率的に起こる可能性が低いポイントの外に損切りオーダーを設定することで、

 

損切りは回避しやすくなるのです。

 

 

 

もし、

 

あなたが損切りが続いてばかりでお悩みでしたら、

 

移動平均線を発展させて、

 

値動きの範囲から売買ポイントを導いてくれる

 

移動平均線の発展系であるテクニカル指標を

 

使いこなしてください。

 

 

 

そのテクニカルに関する詳細に関しては、

 

FX勝利の法則Premiumの中で毎週解説しています。

 

 

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