トレンドの角度が急な場合の要注意事項!

21時半の米雇用統計を控え、

今日は乱高下が予想される展開だ。

このような中で、

ユーロ円を見てみると、

勢いよく上昇しているが、

このトレンドに追随するのが、

良い選択肢となるのか?

↓↓↓

http://aonorifx.com/a20120907.html

こんばんは、あおのり先生です。

いつもメルマガご購読、誠にありがとうございます。

経済指標の値動きを予測する際に、

米経済指標の予想を立てる人がいますが、

それは賢いトレード方法なのでしょうか?

その結果が良いか悪いかというのは、

インサイダー情報を得ない限りは、

予想よりも結果が優れているかどうかということは

事前には誰にもわかりません。

私自身もまだトレーダーとして未熟な時に、

『経済指標が良いはず』と思い込んでロングで入り、

予想が外れることはよくあり、

思い込んでいた分大きくやられた経験がありますが、

わからない結果を予想することは全く意味がありませんし、

無駄な努力です。

ですが、

そのような情報を予想しながら

多くの個人トレーダーたちはそのような売買し、

結果としてマーケットから消えていなくなっています。

たとえば、

今でいえば米雇用統計の結果が今日の21時半に発表されますが、

予想よりも結果が良ければ、

昨日のADP全国雇用者数や米新規失業保険申請件数が、

予想よりも良かったために上昇したように上昇するのでしょうが、

そんなことは予想しても無駄なことなのです。

それに、

そのような経済指標の良し悪しの結果というのは、

為替レートにすぐに織り込まれるわけですので、

結局はチャートを見ていれば、

経済指標の結果を予想しなくても今の流れを十分掴むことができるはずです。

もし、

経済指標を予想してトレードをしている方が仮にいれば、

それは無駄な行為ということを理解した上で、

チャート分析に基づき売買予測を図った方が賢明と言えます。

そこで、

ユーロ円1Hチャートを見てみると、

為替レートは短期上昇波動を描いていますが、

この流れに乗るべきか否か?

結論を先に言えば、

この流れに乗ってもいいのですが、

急な角度のトレンドのために、

買い圧力に傾きやすくなっているために、

少し行き過ぎているという判断も持てますから、

様子見するという選択肢も採用できます。

急な角度の上昇波動は

買いポジションに傾きすぎであるために、

行き過ぎたものは調整されるメカニズムが働くことで、

トレンド自体が続かない可能性が高いのです。

昨日のように経済指標が予想よりも良かったということで、

ロングに急激にポジションが傾きましたが、

急激に上昇した価格というのは、

そのトレンド自体が長く続かないことは、

確率の問題として高い割合で起こります。

上記のように角度にも注目することで、

トレンドライン分析により失敗する可能性が高い売買個所、

そして成功できる可能性が高い売買個所を見出すことができます。

かなり細かい点になってしまいますが、

そのような細かい個所にも注目しながら、

トレンドライン分析をしていくことで、

『このラインは反転する可能性が高そうだ』

『このラインはこのラインを下抜けていく確率が低そうだ』

という判断が持てるようになります。

つまり、

勝機が高くないポイントではエントリーは見合わせ、

勝機が高いポイントのみエントリーしていく洞察が持てるわけですが、

仮に勝機が高いポイントであれば枚数を増やしてエントリーし、

勝機が低いポイントであれば枚数を減らし打診買いするなど、

外為マーケットで生き抜くための知恵を手に入れることができるはずです。

もし、

あなたがその勝機の高いポイントを見極められれば、

今まで以上に無駄なトレードはしなくなることによって、

利益を生み出す力がますます高まることでしょう。

そのような諸々のトレンドラインのテクニックに関しては、

あおのり学校通学コースでお届けしているのでご参照いただくことで、

少しでも多くの利益を生み出す知恵として手に入れて頂ければ幸いです。

 

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