FXでお金を減らさな​いための法則

こんばんは、あおのり先生です。

いつもメルマガをご活用いただき、誠にありがとうございます。

皆様は、FXをなんのためにやっていますか?

もちろん、お金を増やすためですね。

このお金には人間の欲望を他のモノやサービスに換金できる力があるため、

その欲望を満たせなくなる焦りから、

人間の冷静さを失わせる力があります。

命の次の大事だと言われるお金。

命をとっても見ても、

もし戦場で自分の命が失われかねない局面で、

他の人を助け、自分の命を捨てれる人がどれほどの割合でいるでしょうか?

私が読んできた戦争関係の本では、そのような美談はほとんどなく、

実情は自分の命を保つことが本能的にも至上命題となっている

兵隊さんがほとんどでした。

戦争の時ほど、人間のエグさがあからさまに出ます。

自分の命可愛さに、仲間の命すらも奪うこともあります。

同様に、お金もそうです。

極限までお金を失った人は、相手のお金を奪おうとさえします。

私も何度かありますが借りたお金さえも返さなかったりします。

自分の欲求が満たせなくなるから、人間はお金にしがみつきます。

ここぞという局面で見える、その人の本質。

信頼している人であればあるほど、その姿は残念でなりません。

人間の本性は、

命を失う局面、お金を失う局面で出やすいですが、

ここでいつも通りの自分を出せる人が信頼に値する人物だと思います。

トレーダーであっても、お金を失う局面でも踏ん張れる人は、

尊敬に値する人物です。

このように、

お金を賭けているときは、人間は冷静でいられないように

本能的にできています。

FXもそうでしょう。

たとえば、

ドル円がまだまだ上昇すると考え、

101.50円付近で高値を掴まされていたとすると、

そこから101円付近まで値下がりした時に、

含み損を抱えた状態のために大切なお金が減っているために、

嫌な気持ちになるでしょう。

今はドル円のボックス相場でもあるために、

なかなか上昇してこないために、

もう嫌だと損切りしたくもなるでしょう。

でも、トレーダーはいかに含み損を抱えていたとしても、

そこをグッと堪えるタフネスさが要求されます。

だから、精神的に相当疲れるのです。

グッとこらえるためにはどうすればよいのか?

それは、一言で言えば、FXをする上での自分なりの型を持つ必要があります。

型があるから、見通しが外れ価格が下落したとしても、

踏ん張る力を持つことができます。

私のチャートの見方はとてもシンプルで、

トレンドライン、サポートライン、レジスタンスライン、

そしてその他補足のテクニカル指標を3つと、

チャート分析ツールを1つ加えて見ている程度です。

ずっと見ていると、価格の動きは同じ動きの繰り返しです。

どこで反転して、どこで反落して、

どの当たりで急上昇して、どの当たりで急下落するのか、

チャートの見方を見ていれば、どんどん見方は深まります。

そうなると、ここまでは下がる余地があるから、

今の含み損は嫌だけど、もう少し耐えることができます。

型を持てば、つまり売買にルールがあれば、

事前に、おそらくこのくらいまで下がるという予測がわかるので、

無駄な損切りも防ぐことができます。

命の次に大切なお金を減らしたくなければ、

お金を一時的に失っても耐える精神力をつけること。

もちろん、決めたポイントでは損切りも重要ですが、

ただ下げたから損切りばかりしていれば、

損切り貧乏になりかねません。

そうならないためにも、チャートになれて、FXになれて、

自分の売買ルールを持つことです。

そして、ひたすらその売買ルールを忠実に実行していくことです。

そうすれば、無駄な損切りも減って、

FXでも勝率、利益率ともに上昇してくるはずです。

まずは、FXをしていく上で、自分に合った型を身につけてください。

本を読み、師から学び、実行していく過程で、

英語の勉強でも、空手の練習にしても、すべてのことに共通していることですが、

その過程でFXであっても自分に合った勝てる型を身につけることができるはずです。

あおのり学校の記事が役立っていましたら、

フェイスブックで『いいね』を押していただければ、

さらに良いメルマガを書く励みとなります。

 

このページトップへ