アベノミクス成長戦略

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あおのり学校メルマガ8月29日号

著者:あおのり先生

テーマ:政治

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都内のオフィスにて。

子供がいる地域は活気があっていいですね。

子供が走り回ったり、遊んだりしている風景は微笑ましく、

思わず笑顔になってしまいます^^

私が住んでいる地域は横浜になるのですが、

自動待機ゼロ宣言を日本で最初にしているだけに、

子育てには物凄く恵まれているエリアです。

でも、全体的には私たちが子供の頃に見られた、

あるいは10~20年前には見られたこのような光景が、

最近ではあまり見られなくなってきていることはとても悲しいことです。

日本全体の平均年齢は47歳。

一方、カンボジアの平均年齢は23歳。

比較してわかることは、日本は老大国ということです。

私がカンボジアに去年に行った時は、

若者の多さにびっくりしたと同時に、

やはり若者ほど新しいスマートフォンのような携帯に興味を持ったりと、

好奇心が旺盛だし、活気があり国の勢いを感じました。

世界一高齢者が多い、日本老大国。

このまま行けば日本から日が登ることはなく

むしろ沈んでいくことになるのでしょう。

老人は、将来の福祉サービスを受けられなかったり、

健康悪化のリスクを警戒して容易にモノを買ったりサービスを受けたりするために、

消費を伸ばそうとはしないから。

経済は、お金が循環することによって活性化します。

お金は天下の回りもの。

独り占めされては、経済が回りません。

60歳以上が日本の金融資産の60%以上を占める現状では、

お金の循環が止まってしまうのは仕方がないことではありましょう。

その結果が、長引くデフレ社会の大きな原因に。

消費を伸ばさなければ経済が回復しません。

では、消費を伸ばすためにはどうすれば良いのか?

移民を受け入れれば良いのか?

移民を呼び込めば彼らは働いてくれて、

そして日本にお金を落とし消費が伸びるので経済が回ります。

確かに、

経団連などの経済団体はそうすれば安い人材を使えるので、

そのような政策を推進することを支持するでしょうが、

私は外人を受け入れることは犯罪率の増大や

低所得層との利害のぶつかり合いによる社会不安増大の視点から絶対に反対です。

日本の世界一治安が良い環境を捨てるべきではないと考えるからです。

ではどうすればよいのか?

そこで私は提言します。

女性を労働に活用すべきであると。

高齢化がさらに加速する中では、

生産年齢人口の専業主婦は現在日本に1200万人ほどいます。

日本の高い教育を受けたこの人材を活用すれば、

消費を伸ばすことができて、高齢者の穴を埋めることができます。

それに、消費の目は女性の方が高いと思うので、

より良い商品を世の中に送り出す視点も加わりやすく、

ますます消費が伸びやすくなります。

確かに、

出産、子育て、家事などで女性陣は大変であることも承知しています。

女性には苦難な時代になることも理解しています。

であれば、メイドサービスを取り入れたり、

子育ての環境をより整えればその負担分をいくらか軽減することができます。

昔のように、今は男の時代ではありません。

男しかできない仕事であった

戦争に駆り出されたり、重労働をする仕事は激減しています。

介護など女性にできる仕事の需要も高まっているし、

肉体から頭脳労働の時代に変化しています。

女性は、ますます社会進出すべき時代で、

男性に依存せず『自立』すべき時代と考えます。

安倍晋三首相も4月の成長戦略スピーチでこう明言しています。

「現在、最も生かしきれていない人材は女性です」

「社会のあらゆる分野で、2020年までに指導的地位に女性が占める割合を30%とする」

との目標を掲げています。

国の仕組み変える政治は、女性活用に動いています。

※アベノミクスは、円安を目指す政策を採用しています。

政治の動向も見ていると、社会の変化をこのように見通しやすくなり、

投資で儲かるヒントが数多く落ちているのですが、、、

少子高齢化や政治の進捗状況から間違いなく女性の活用の方向で動いていくでしょう。

時代の先を見越せば、社会に通用するスキルを磨くべき時で、

いつまでも男に依存していいなりになりっぱなしで

人生を送る時ではないということです。

投資においても、

女性の方が男性よりもリスクに対して警戒する傾向があり、

パフォーマンスも良い結果になりやすいというデータもあります。

男性は、ガンガンリスクを取り、一発で大損を受ける傾向がありますが、

その逆になりやすく、つまり、

手堅いところで利益確保しやすい性質があるということです。

投資に向く女性のスキルを今のうちから磨いておくことは、

ますます必要になってくる時でありましょう。

女性が自由にできるお金がますます増えていくから。

100年前の常識的な価値観(女性は家にいろ、男は家事をやるな、結婚は両親の合意があってから)は、

今の常識から見ると非常識になっているものが多いように、

今の常識は、100年後の非常識にさえもなります。

価値観が激しく変わっている今の時代を

フレキシブルに私たちは乗り超えていきたいですね!

 

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