変態

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あおのり学校メルマガ9月12日号
著者:あおのり先生
テーマ:チャート分析
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都内のオフィスにて。

あおのり学校のメンバーの一員の一人に本郷君がいます。

彼は、『マネーの虎』にも出ていたある有名社長の

カバン持ちをしていたこともある有能な人です。

その関係上から色々な社長さんを見てきています。

本郷君が言うには、成功している人に共通していることは、

みんな『変態』であるということです。

変態という言葉に語弊があるかもしれないので換言すると、

既存の常識に囚われない人だということです。

例えば、黒が大好きなある年商数十億円の社長の自宅に行ったとき、

本郷くんは『びっくり仰天!』

家も黒、ベンツも黒、風呂も黒一色、おまけに便器も黒でした。

『なんじゃこりゃ?』

その社長は黒が大好きなそうです。

どうやら、好きなことはとことん貫く性質らしいです。

この社長と、蕎麦屋へ行ったときの話。

注文を頼むために席に着き、

その社長が徐に質問を投げかけてきました。

社長

『今から何をするの?』

本郷君

『は?メニューを見ますが、、、』

社長

『メニューを見てどうするの?』

本郷君

『(質問の本意を理解できないまま)注文します』

社長

『注文したらどうなるの?』

本郷君

『???、、、蕎麦が来ます』

社長

『蕎麦が来たらどうするの?』

本郷君

『食べます』

社長

『人生とは、蕎麦屋で注文を頼むのと同じなんだよ』

『蕎麦も頼まなければ来ないように、

成功も待っていても向こうからは絶対にやって来ない』

『時は金なりというように【効率的】なやり方を考えて、

期限を決めて【自発的】に取り掛からないといけないよ』

この社長のような変わった人だけど、一味違う深い話をできる人は、

成功する人には共通項のようです。

思い起こせば、日本の男子には大人気の明治維新の志士たち。

坂本龍馬、伊藤博文、高杉晋作などなど。

彼らは今でこそ英雄だけど、あの当時はみんな変態です。

?を脱藩することは、当時の法律では禁じられているのに、

そのリスクを犯してまで脱藩し、国の変革に命を燃やした人たちです。

周りの常識人たちからは、当然白い目で見られていたはずです。

同様に、FXの世界で成功している人たちも大抵変わり者。

なぜなら、その変わった10%の人が勝っていて、

いつも負ける人は常識人ばかりの90%。

おそらく、一人で戦ったり、一人で立ち上げたりなど、

実力が物を言う世界ではそうなのでしょうね。

その10%の勝ち組は、

ずっと狂ったようにチャートを見ていたり、

話すネタといえばいつもマーケットの話ばかり。

私が見てきた人も、

『こいつ、大丈夫か?』と考えてしまう人が多かったです。

トレードのためのルールというのも、人の何十倍、何百倍の努力で

ようやく導き出された答えです。

その答えを成功者になる人なら、みな簡単に手に入るためならならお金で買いますが、

成功できない人は独学で学び、そして大金を失い敗れていきます。

時間を金で買って、効率的に物事をやらないと、

成功は近づいてくるまでにものすごい時間がかかります。

そうならないためにやるべきことは、

とりあえず盗めるものは盗んだ上で、独自のやり方を生み出すこと。

それが、FXで成功するための最短コースであることは間違いありません。

さて、ではトレード力を鍛えてもらうために、

今日はドル円チャートを使って解説していきます。

昨日のブログの記事を読んでもらえばわかるとおり、

http://aonorifx.com/blog/6204/

あおのり学校では昨日は為替の価格が高値圏にあるので、

近いうちに調整下落を挟む可能性が高いと読んでいました。

それはなぜかというと、

まずドル円1時間足チャートを見て欲しいのですが、

http://aonorifx.com/weekly/201309082617.zip

このチャートで200日移動平均線を加えてみていたからです。

この線は、赤で表示されている曲線です。

※あおのり学校プレミアムでは、厳密に言えば200日線とは違うラインを使っています。いわば、自然の摂理を応用した移動平均線の期間設定をしています。

200日移動平均線とは、

1時間足チャートに表示されている200本のローソク足の終値を全て足して、

200を割って簡単に算出できます。

つまり、200日間の平均価格の位置を教えてくれる単純なツールなのです。

現状ではこの200日MAが上方向を向いていることから、

ここ最近の価格が高くなっていることを表していることがわかります。

価格に動きがない横ばい状態が続いていれば、

このラインは上向きにはならずに、横向きになります。

このラインと価格の位置関係を見ると

昨日は結構離れていたことがわかりますが、

この距離の乖離から加熱感を察知できたというわけです。

先週金曜日にも価格が上昇し乖離が生まれていますが、

乖離の開きから下落している動きを確認できるでしょう?

この見方から、下落を警戒できるなと予測できたということです。

その他、色々な見方から調整を予兆できたのですが、

あくまでもこれはひとつの判断材料です。

このような判断材料を増やしていくことで、

価格の動きが面白いように捉えられるようになるのです。

その判断材料を磨ききれば、きっとあなたも常勝トレーダーになれるでしょう。

 

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