死肉を貪るハゲタカ

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あおのり学校メルマガ12月3日号
著者:あおのり先生
テーマ:メンタル
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都内のオフィスにて。

先週末の、喧騒とした街渋谷での出来事。

大学の頃からのファンド勤めの友人と会っていました。

表面的には元気そうに見えたものの、

話してみると、なんと彼にはとっても深い闇の部分もあったのです。。。

その闇とは何か?

という前に、ファンドの説明を少々。

ファンドといっても、それはハゲタカファンドです。

お金を集めて、株とか国債で運用するファンドマネージャーではありません。

ハゲタカとはハイエナと言いかえてもよいでしょう。

ハイエナは、敵が奪った獲物を集団で奪ったり、

死肉を貪るために、人間からはよく思われていない動物です。

見た目も醜いですよね。

ハゲタカファンドも、

企業買収の金を用意して企業の株を買い抑え、

役員として入り込み、徹底的なリストラをします。

資本主義では、お金を持っている方が強いから、

過半数の株を押さえれば会社は逆らえません。

ハゲタカファンドの仕事は、

企業価値を上げる余地ある潰れかけている会社をリサーチして、

狙いを定めた会社の企業価値を上げてから、

その企業を売却して利益を上げることが求められます。

企業価値を上げるために手っ取り早いことは、リストラ。

数百人の人間をリストラしたみたいなのです、その彼が。。。

年収数千万円をもらっていようが、

その反面、人の人生を狂わせかねない、

非情になれなければ病んでしまいかねない仕事です。

切られた人の人生を考えれば、

普段冷酷な決断ができる人でも情がわずかにも入れば、

精神的に病んでしまう気持ちはわかりますが、

金融の世界とは過酷なものです。

その人の人生さえも狂わせかねない

家族や子供の人生さえも、狂わせかねない

路頭に迷わせかねない

ここまで過酷ではないにせよ、

金融業界に勤めている人なら大なり小なり

共感できる部分もあるのではないでしょうか?

一流証券の営業マンであろうがなかろうが、

客の資産を減らすのを分かって営利で提案して、

客のお金を減らして会社に利益をもたらす必要もよくありますが、

これもまた病む原因となるでしょう。

そして、私たちがいる相場の世界もそうです。

トレーダーであっても、投資家であっても、

多くの負けている人のお金を奪い、

そして一部の勝者にお金が集まる。

目には見えませんが、実態はそういうことです。

みなが出し合ったお金の奪い合いをしている場所が金融マーケットであり、

所詮は、ゼロサムゲームの世界です。

つまり、何も富を生み出すことがない。

製造業のように、モノをつくり社会に貢献できるわけでもない、

社会への貢献が目に見えない。

金の亡者でない限り、

そのような葛藤に駆られた方も勝っている人であれば、

この気持ちも分かることでしょう。

でも、

あえてそのような過酷な世界でお金を増やすことを望まれるならば、

私からあなたに勝つために不可欠な言葉を送らせてもらいます。

『本気の覚悟を持ち、自分ならできると確信を持て』

覚悟があって取り組めば、

人間である以上、ほぼすべてのことが克服されるのです。

イメージできたことはね、ほとんど全て叶うようにできているのですよ。

牛丼が食べたい → 思えば叶う

投資で月30万稼ぎたい → 少しの努力で叶う

投資で月100万円稼ぎたい → かなりの努力で叶う

投資で月1000万円稼ぎたい → 常人離れした努力で叶う

徐々に難易度は上がりますが、

そもそもやりたいと思わなければ、

牛丼すらも食べれないでしょう?

でもね、思うから叶うんです。

月30万円増やすことも、100万円も同じこと。

こっちは、思いに加えあとは努力できるかできないかだけの問題ですね。

そして、効率的な達成方法をしていくことで

努力の時間を大幅に軽減できます。

人間だけに与えられたイメージしたものを

叶える力がある頭脳に私たちは感謝しつつ、

覚悟を決めて本気で行きましょう!

 

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