2014年の為替展望
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あおのり学校メルマガ12月26日号
著者:あおのり先生
テーマ:相場観
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都内のオフィスにて。
今年も残すところ残り6日となりました。
私の今年を振り返り印象に残った一番の思い出は、
ミャンマーの視察に行ったこと。
盗難にあったり、
国自体がまだ汚職・腐敗していたり、
不動産価格がタイよりも高騰していたり、
日本が失いつつある人間身ある暖かさにふれたかと思うと、
よそ者を受け付けない人間性もあったりと、
色々な思い出や見地が広がる視察でした。
ホテルに置いていた財布が盗まれるのは想定外でしたが、
これも良い思い出で、
結局警察に行き犯人を探し返してもらえましたが、
面白い視察旅行でした。
私は、東南アジアと日本共栄の架け橋になることを目標にしています。
そして、その通過点として今のあおのり学校を運営しています。
通過点であるあおのり学校も、
年初に立てた目標通り順調に進んでいます。
あなたは、今年はどのような一年間を過ごすことができましたでしょうか?
自分が年初に立てた目標を達成できたか?
それとも、失敗が続き思うようにいかなかったか?
あんぱいで終わったか?
順調に進まれた方は良いのですが、
もしうまくいかない方がいるとすれば、
大事なことが抜けているのかもしれません。
それは、自分が進むべき人生の方向性を明確にしていないのではないか、、、
船長だってそうです。
あなたは、船を動かす船長だと想像してみてください。
どこにいくかの方向性さえ決まっていなければ、
目的地にたどり着くことはできません。
しかし、目的地を明確にすれば、
その場所までたどり着くことがはじめて可能となります。
そのためにも、
自分は何をやりたいのかを明確にする。
心の底からやりたいと思うものを見つける。
その思いは私は叶うようにできていると確信しています。
『為替で副収入のお金を増やす』
『投資で生涯お金に困らない資金源を確保する』
『大多数の負け組から一部の勝ち組へと歩を進める』
こんな思いもその思いが本物なら、全部実現できることですよね。
まずは、お金に生涯困らない資金源を我々は確保しましょう。
お金に左右されない人生は、良くないですか?
トレーダーなど成功している人って、みなそうなってますよね。
人一倍の努力の結果として。
打ち立てた目標を達成し、有言実行したイケてる人として、
私は安倍さんを挙げます。
安倍首相は、何をなすべきかの方向性が政権発足当初から明確でした。
『日本を立て直す』『景気を拡大する』という当初の目標を、
今年を振り返ってみれば我々の想像以上に達成しています。
安倍政権が発足した去年の12月26日から現在までの
マーケットの動きにその答えが出ています。
日経平均株価 10230円 → 16174円(+158%)
ドル円 83.6円 → 104.8円(+125%)
と大幅に値上がりしています。
この結果をもたらしたものは、
アベノミクスの三本の矢です。
1大胆な金融政策
2機動的な財政政策
3民間投資を喚起する成長戦略
実は、この政策に近いことを
リーマンショック後に即実行に移していた国があります。
アメリカです。
リーマン後に6600ドルという安値をつけたNYダウは、
今では16300ドルにまで跳ね上がりました。
今のアメリカは、景気が良くなっていますが、
アメリカの後追いでアベノミクスを打ち出したからこそ、
来年の日本の株式・為替市況は活況を呈することでしょう。
アベノミクスは、来年いっぱい続きます。
私が危惧していることは、
その過程で起きる貧富の差の拡大です。
株を持っている人は、
値上がりもするし、
配当金ももらえるし、
優待券ももらえどんどん豊かになっています。
安倍政権発足時に株を買っていれば、
単純計算で58%も元手が増えていたことになります。
外貨を持っている人も同じく、
値上がりもするし、
スワップ金利も付くし、
投資をしていない人とどんどん差が開いています。
為替のメリットのレバレッジをうまききかせていれば、
株並みかそれ以上元手を増やしていることでしょう。
つまり、来年は投資をしなかった人と、
している人の差が一層開きやすい年となる可能性大ということです。
ただ、最大の懸念点があります。
それは、来年4月から始まる消費税増税の影響です。
この影響がどうでるかがマーケットの最大懸念ですが、
このまま堅調に推移するか否かの分岐点となるでしょう。
注目ポイントは、
増税前と増税時と増税後のどの時点から為替に影響を与えるか?
その影響は大きいか小さいか?
ということになります。
そんなのわからない、、、
と思われる方もいるかもしれませんが、
マーケットに及ぼす影響度というのは事前に知ることはできますよ。
チャート分析だけの分析が偏った人には無理でしょうけどね。
チャートだけではなくて、そのようなイベントでどう動くのか、
その有力なシナリオを持って相場に挑むことが
我々投資家やトレーダーは実は必要です。
なぜなら、
どれがリスクか分かってその影響度を知って取り組めば、
マーケットの大暴落時に頭がパニックになることもなくなるから。
チャートだけの人は、最低限の経済すらもしらなければパニックになり終わりです。
話も長くなるので、
次週号のプレミアムの中で、
消費税増税後の有力なシナリオを披露したいと思います。
その他、消費税増税ほどでもないですが、
気がかりな点を2つほどあるので、こちらも取り上げます。
興味ある方は、是非ご覧下さい。