そんなに貯まるの?

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あおのり学校メルマガ2014年1月9日号
著者:あおのり先生
テーマ:チャート分析
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都内のオフィスにて。

今日も為替に動きがありませんね。

このような相場環境の中で、

あなたはもしかして次のように焦っていませんか?

『FX業者にお金を入れたばかりで、今すぐ取引をしてみたい(慎重さが足りない)』

『最近為替で勝っているから、今は負けないなのでチャンスじゃなくても取引しよう(慢心)』

『大事な時間をトレードに使っているのだから、なんとかしてお金を増やしたい(欲に負けている)』

『FXでスリルを味わいたい(トレード中毒)』

もし上記の項目に該当する方がいるとすれば、

あなたはポジポジ病という病に犯されていると診断できます。

この病気に犯されている人は、

残念ながら為替をやればやるだけお金を失ってしまう

大変な難病なのです。

お金を増やすつもりで為替を始めたのに、

逆に外為マーケットでお金を奪われてしまう現実。

辛くないですか?

投資をやるのなら、お金を増やさなければ意味がないですよね。

今回は、ポジポジ病を克服するための処方箋をお渡ししますが、

そのように思う気持ちは私にも十分に分かります。

私自身、一時期このポジポジ病という大きな病に犯されていたことがあります。

ある時期に、スキャルで1日に何度も売買していましたが、

数pipsの利益確定が続き連戦連勝気分を味わえたものの、

急激に価格が下がり出し、

積み上げた利益が一瞬で吹き飛び、

マイナスになったものです。

スキャルだけではなく、デイトレでもこの病に犯されたものですが、

ポジション保有期間が短ければ短いほど陥りがちな病です。

と言われても、

売買ルールがあやふやであればあるほど、

売買の軸がないから入りたくなる気持ちはわかります。

でも、儲かる売買ルールの軸が明確になってくると、

このポイントだとお金が増えそうだなというポイントが見えてきて

それ以外のチャンスでないポイントは見送るようになってきます。

ポジポジ病を治す最高の妙薬は、

儲かるルールをつくることにあります。

ルールに当てはめてみて、

入るチャンスがなければ様子見ができるようになります。

ルールというのは、長い年月をかけて、

自分で組み立てたロジックの検証に検証を繰り返す過程で、

『これは儲かるルール!!!』というものが形作られていきます。

トレンドラインであれば、このラインでは負ける可能性が高そうなので、

エントリーするのは見合わせようとか、

そういった細かいところまでみえてくるんですね。

あるいは、移動平均線であっても、

普通とは違った設定期間の方が有利ということもわかってくるんです。

そう簡単に作れるものではありません。

一生作れない人が、ほとんどですから。

自分で納得レベルまで落とし込んで完成したルールがあれば、

負ける可能性のポイントで入っても仕方がないので、

ひたすら待つことができるようになります。

待つことができるからこそ、無駄な損失を減らし、

かつこのルールで増やしたお金がどんどん貯まっていきます。

逆に、待てない人はお金を減らし続けるだけなので、

為替をやるだけ無駄になってしまいます。

だから、ルール作りを急ぎましょう。

投資で利益を上げたいなら、ルールを持つことです。

ルールを作っていくための道は2つあります。

何度も何度も失敗して、膨大な損を出しながら、

様々な投資本を読みながら独自にルールをつくっていく地道な過程を経ること。

時間とコストが半端ではありません。

利益を上げているプロから学び、

そのプロのルールを盗み自分のルールとする。

あるいは、盗んだルールを自分なりによりアレンジしていく。

圧倒的に無駄な損失と時間をカットできます。

私は2を選びましたが、

あなたが為替で勝つために必要なルールを得るために、

どちらを選択していきますか?

どちらの道を選んでも良いですが、

自分で儲かると納得できるルール作りをいち早く作っていきましょう。

 

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