流行の最先端をゆく

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あおのり学校メルマガ2014年3月25日号
著者:あおのり先生
テーマ:チャート分析
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都内のオフィスにて。

今日は、なぜアマチュアが相場の世界でお金を奪われ、

負け続けていつまでも勝つことができないのか、

その答えに迫ります。

この答えを知るだけで、

相場で個人がなぜ負け続け、

いつまでも勝てるようにならないのかの理由を、

あなたは知ってしまうことになります。

多くの個人は、負け続けるやり方を変えられないから、

いつも負けているだけなのですが、

実はこれ、日本人の国民性が大きく影響しています。

答えを言う前に、

今のあなたが負けるやり方をしているのか否かを

チェックしてみたいと思いますので、

以下の質問の答えを考えてみて下さい。

質問

今月に入り、ウクライナ情勢の緊迫化を受け
外為マーケットは下落を試す展開となっていました。
ウクライナ情勢の緊迫化が、
欧米VSロシアに繋がり第三次世界大戦まで始まるのではないか
という声も聞かれましたが、
マーケット参加者は不安心理一色となりました。

このような不安な相場環境の中で、
マーケットは売りが支配的でもありました。
あなたは多くの参加者と同じように
売り参戦することで利益を取れると考えますか?
YESかNOかで答えよ。

まず答えを言う前に、

相場というのはある意味、

ファッションの流行のようなものであると思うのです。

本当にお洒落な人は、

ブームになる前からいち早くそのファッションを取り入れているものです。

そして、そのようなファッションリーダーたちが、

ある程度流行らせたところに、

流行に敏感なミーハーだけど行動が早い目立ちたがりな人たちが真似をしてきて、

ブームに火をつけます。

そして最後に、流行に疎い人たちも真似をしてきて、

大ブームを引き起こしますが、

流行に疎い人たちの後もその流行が続くかというと続きません。

次に続く人がいないからです。

こうして、また新たな流行の芽が出るループに戻ります。

私自身も、学生のころまでは、

流行に敏感で、流行に敏感な人のファッションを真似していましたが、

そうすることで流行に敏感な人たちと親近感も生まれやすくなるからです。

周りの様子をうかがい行動をする、

羊のように群れて、

自信がない行動パターンをとっていた弱い人間でした。

でも、これは日本という同質性を求める文化も影響しています。

日本人は農耕民族のために、

和を乱すことを嫌う国民性でもありますので、

みなと同じことをすることが善という慣習が

未だに定着しているように感じています。

なぜなら、みなと同じことをしないと、

その村から追い出されかねないからです。

特に、学校や会社といった組織には

そういう習慣が根強く残っていますが、

均一性を要求する組織では新たな発想も生まれにくいのです。

ファッションを取ってみても、

他の人と違う自分独自の着こなし方をすると、

『あいつのファッションってダサくない?』

『全然ファッションセンスがないよね』

『あんなダサい奴とは一緒にいたくない』

と言われたり、思われることもあるかもしれませんが、

多くの人はここを恐れています。

なぜなら、村八分のようにハブられるかもしれないからです。

そんなものを意に介していては、

相場の世界で勝つことなんてできないので、

自分がブームに火を付けるくらいの覚悟が必要であると思うのです

投資家やトレーダーは、

とかく群集心理で動く傾向がありますし、

そういう群集心理に陥る人ほど負けているのですが、

特に日本人の相場下手は

周りに流され過ぎる国民性が影響しているのでしょう。

周りのニュースや識者の意見に付和雷同する傾向があるのですが、

それでは大きな成功を掴むことはできません。

むしろ、

他の人とは反対のことをやった方が

うまくいく場合は多いものです。

大勢に順応すれば確かに危険は少ないし、

事なかれ主義で何事によらず

逆らわないのが世渡りの平均像となります。

ですが、

人生の成功者は誰もやらないことを黙々とやってきた人たちです。

欧米では「金持ちになりたければ“孤独”に耐えろ」と教えるのが一般的です。

人並みにやっていたのでは、人並みの結果しか得られないということになります。

“人の行く裏に道あり、花の山”という有名な相場格言がありますが、

これは相場の黄金法則で、

お金を生むための先人たちの最高の知恵でもあります。

今回のウクライナ不安というのも、

ニュースになった時点で一般人も知り得ている情報なわけですから

その情報に流されたり、迷いに迷ってその情報に乗る人も、

売り始めたり、買っていたポジションを損切ったりしてきます。

ですが、彼らがこのように売ってきた後はどうなるのか?

次の売り手がいないから、相場は反転することになりますが、

あおのり学校ではそんなシナリオの下に、

一貫して皆が弱気の中を強気の買いで挑んでいました。

勝てるのは、ファッションリーダーのように、

独自のスタイルを貫ける人で、

そのようなファッションリーダーの後追いのような人たちが、

相場で美味しい思いなどできるはずがないということです。

さて、あなたはファッションリーダータイプですか?

それともある程度のブームにるのを確かめてから乗るタイプですか

それとも一番最後に大ブームの時に乗るタイプですか?

一番最後にブームに乗るタイプであれば、

いつも相場で負け続けていることでしょうし、

ある程度のブームに乗るタイプであれば、

大して利益も上げていないか負けているでしょう。

投資で言う、ファッションリーダータイプを

さらに上を目指すなら目指しましょう。

リスクはもちろん高いですが、

勝っている人はこんな人たちです。

なお、プレミアム要点攻略第一回目で、

プロ(ファッションリーダー、イノベーター)がどこで買ってどこで売り、

セミプロ(アーリーアダプター、マジョリティー)がどこで買ってきて、

アマチュア(レイトマジョリティー、ラガード)がどこで買い負けているのか、

チャートベースで徹底解剖しています。

マーケットの中にいるプロとセミプロとアマが、

どのようなタイミングで相場に参戦しているのか、

逃げているのかが一目瞭然となります。

そして、

実はアマとプロは参戦撤退ポイントが正反対になっているという

目から鱗の、驚くべき事実さえも明らかとなります!

であるのだから、

ブームに流されるタイプの人は、

これを直すとマーケットからお金が増やせるということです。

 

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