ドル円はこのまま上昇?

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あおのり学校メルマガ2014年7月31日号
著者:あおのり先生
テーマ:相場観
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こんばんは、あおのり先生です。

いつもメルマガ購読ありがとうございます。

 

金融マーケットは長い長い睡眠期間を経て、

マグマのように溜まったエネルギーを

再度大放出しようとしています。

 

去年中盤から眠っていた相場は、

アベノミクス期待で急騰した分の先食いで、

その先食いして上昇していた分を冷ます調整局面を経て、

いよいよ上へ向かう準備が整い出しています。

 

すでに、日経は15600円台まで値を上げており、

そしてまた日経以上に鈍い動きをしてきた

ドル円も101~102円のボックス圏で眠っていたドル円も、

ついに103円を回復するまでに急騰しました。

 

ドル円の噴火の要因としては、

アメリカの4~6月期のGDP速報値にあり、

1~3月期は豪雪の影響から伸び悩んでいたGDPが、

本格的に堅調であることが確認されました。

予想3.0%に対し、結果は4.0%という

大幅な経済成長を示しました。

 

そしてまた、

失業者が失業保険を申請する件数も、

リーマンショック前の水準を回復しているように、

アメリカの景気は回復軌道に乗っています。

 

では、

ドル円はこのまま眠り続けるのか?

それとも、米景気回復を受けてさらに飛躍するのか?

 

答えは、まだ上昇をする可能性大。

私は、去年も今年も一貫してドル円ロンガーでありましたが、

それは、大局的な上昇がまだ続くと見ているからで、

一貫した判断からブレずに上昇と判断していました。

 

ショートとロングを巧みに組み合わせて参戦する、

そのような選択肢も良いのでしょうが、

そこまで機敏な対応は難しいのがマーケットの世界。

例えば、アベノミクス相場で過熱感があるからと売り仕掛けしていれば、

その後どうなっていたかを考えれば、

2012年末から相場を始めた方なら良くわかるでしょう。

 

何度も訪れた局地的な暴落時も、

臆することなくロングを取り続けてきたことで、

ドル円という単一通貨で見ると、

2012年末以降、ほぼ連戦連勝している状況にあります。

 

今、日本株を買い支えている理由の一つとして、

公的年金が動き出して株を買い支えていることが、

大きな理由として挙げられます。

そしてまた、年金は外貨にも投資する動きが加速することで、

出遅れていたドルに資金が入りやすいことが考えられます。

100兆円以上の巨大な資金が怒涛の如く動き出すタイミング。

 

このチャンスをものにできる人は、

今がチャンスです。

前回のメルマガでもお伝えしたように、

ほとんどの個人は相場が大きく動いた頂点を拾うからです。

 

ただし、懸念すべき点も少しあります。

この懸念点がわかっていると、

ドル円がどの時期に上昇しやすく、

そしてまた今の上昇がこのまま続く可能性があるのか、

調整下落を挟むのではないか、

そういったことまでわかってきます。

 

勝っている投資家・トレーダーとして必要な素養として、

上記のような相場観を持ち合わせることが必要です。

チャート分析であれば、誰でもできますが、

その誰でもできることに加えて、

経験や政治経済歴史心理などの蓄積してきた知恵を活かした上で、

チャート分析をしていくことで、

勝率をさらに高められます。

 

誰でもできるチャート分析に加えた、

相場観という優位性を持つためのコツは、

プレミアムの中で伝授しています。

今後のマーケットの戦局を読み勝率を高めるためにも、

相場観を身に付けて下さい。

 

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