利益確定の秘訣

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あおのり学校メルマガ2014年8月21日号
著者:あおのり先生
テーマ:チャート分析
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こんばんは、あおのり先生です。

いつもメルマガ購読ありがとうございます。

 

FXは、1割の勝者と9割の敗者で成り立っています。

この難易度をもう少しわかりやすくいうと、

学校の成績で100人いれば10人以内に入っていないと、

FXでは利益を上げることはできないという現実があります。

その難易度がいかに高いかお分かりでしょう。

 

相場は分かる人にはわかるし、

分からない人はいつまでたっても勝つための

謎を解くことができません。

なぜ、多くの人はいつまでたってもその謎を

解読することができないのか?

 

それは、あまりにもシンプルに相場を見ているから。

相場には、底値も見合い、上昇相場、高値もみ合い、下降トレンド、

というサイクルを何度も繰り返しているに過ぎませんが、

このサイクル別で取るべき戦略を変えていないからです。

 

単純に、ボリンジャーバンドが-2σにタッチして、

ボリバンを構成する真ん中のラインに戻したから利食いと、

そういった戦略だけでは勝てないということです。

相場のサイクルに合わせて、

取るべき戦略も臨機応変に変えていかないと勝てません。

 

また、大局と局地の見方も重要です。

単純にトレンドがあるかないかの判断だけでは

為替レートの動きを正確に捉えることはできません。

 

例えば、短い時間軸チャートで

上昇トレンドが生じていたとしても、

長い時間軸チャートで横這いトレンドであれば、

その上昇トレンドが続く可能性が

高くないという判断を持てる反面、

短い時間軸チャートだけで判断をしてしまえば、

上昇トレンドだから「買いだ」と判断したところで、

高値掴みをしてしまう可能性を高めることになるからです。

 

具体的に、

ドル/円の日足チャートと1時間足チャートを使って

詳しくチャート分析をしていきます。

日足チャートの場合は

1本のローソク足が1日分の値動きを表しているので、

チャート期間は長くなります。

 

今年だけの値動きを見ると

トレンドレス相場であることがわかります。

101円をボトム、

103円をトップにして上下を繰り返していることがわかります。

 

局地的な値動きを把握するために、

1時間足チャートを見ていきます。

1時間足チャートとは、

1時間に1本のローソク足が現れることになるので、

チャート期間は短くなります。

1時間チャートとなりますが、

約20日程度の値動きを表している短期チャートです。

 

日足チャートで、

ドル/円は103円の抵抗価格帯を上抜けてきていることがわかりますが、

ちょうどそのあたりの値動きを詳しく表しています。

 

ここでは、上昇トレンドを形成しており、

買い圧力が高まっています。

その動きを視覚的に把握するために、

斜めのラインである上昇トレンドラインを引いていますが、

http://aonorifx.com/blog/17934/

現在の価格の流れから見ると、

ライン付近まで落ちてくれば流れに沿ってロング、

反発圧力を強める直近安値の価格抵抗帯の下に損切り設定、

現在の為替レートが仮に高値であるという前提で

利食いポイントを判断すると、

高値の箇所で利益確定を考えていくことができます。

 

高値で売るのは、

直近高値が抵抗価格帯として上値を抑える個所として

意識されているからです。

 

単純に売買ルール化すると、上記の売買を行えます。

ただし、この単純なルールだけでは、

実は勝てなかったりするのがFXです。

なぜなら、相場のサイクルを考慮に入れていないだけではなく、

また大局観も考えていないからです。

 

では、現在のサイクル・大局観ではどういった売買戦略が有効で、

どういった売買をルール化していけばよいのか?

答え合わせは、次回のプレミアムの中で行います。

 

サイクルを考えた売買戦略というのは、

伝えしているところがほぼ皆無に等しいのが実情ですが、

この謎を知ることが、上位10%に入るコツでした。

90%以内の負け組からの脱却を本気で考える人は、

次回プレミアムは必見です。

 

ドル円のチャートを用いた解説となり、

今のタイミングでの動画解説を行うことは二度とできないので、

興味のある方は二度と見れないコツを、

次週プレミアムで学んで下さい。

 

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