ドル円買いのチャンス低下?

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あおのり学校メルマガ2014年10月2号
著者:あおのり先生
 テーマ:チャート分析
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こんばんは、あおのり先生です。

いつもメルマガご購読ありがとうございます。

 

ドル円は一時110円を超えていましたが、

今では108.30円台まで低下しています。

直近1ヶ月半にないほど大きく下げつつあります。

 

もしかしたら、

メルマガの読者様の中にも、

1ドル=110円前後の高値を掴まされてしまった不幸な方も

いるかも知れませんね。

 

買い過熱感の兆候はすでに出ていました。

その根拠としてオシレーターテクニカル指標の

「RSI」を参考にすればわかったことです。

 

あおのり学校ブログでいつも表示している

チャートの中の価格の下に表示されているテクニカル指標がRSIです。

http://aonorifx.com/blog/

 

RSIの計算式は以下の通りです。

【RSI = 値上がり幅の平均÷ (値上がり幅の平均+値下がり幅の平均)×100】

相場の価格に過熱感がでているか否かを教えてくれる

単純なツールです。

 

RSIが70%を超えていれば割高感があることを表すのですが、

ドル円日足チャートベースでみると一時86%前後にまで上昇しており、

買い過熱感が出ていました。

この指標から買い過熱感は明らかなことであり、

ドル円が崩れやすい兆候がすでに出ていました。

 

ただし、

日足RSIの70%超えは8月からすでに表れていたことです。

RSIだけを見て『過熱感が出ているから』とショートを仕掛け、

その売りポジションを損切っていなければ、

10円近い大損失を出していたことでしょう。

 

大事なことは、

RSIなど一つのテクニカル指標だけで相場を見るのではなく、

トレンドラインなどのライン分析や、

その他テクニカル指標、

外為市場以外の金融市場や、

ファンダメンタルズ分析など

複合的にマーケットを分析していくことです。

 

例えば車を運転する場合でも、

夜に一つのライトしかつけていなければ、

道は暗く先の道を見渡しにくいために、

事故を起こしやすくなります。

FXで一つの視点からしか見ることができなければ、

大損失という結果を招くことに繋がりやすくなるでしょう。

 

逆に、

両方のラインをつけて運転をすれば、

前方は明るく先の道を見渡しやすくなり、

事故を起こす確率を減らすことができます。

 

と言っても、

ただ闇雲に複数の視点から分析すれば良いというものではありません。

様々な情報をキャッチしながら分析をしても、

判断材料が多すぎて、

どれを中心に見ればいいのかわけがわからなくなるからです。

 

そうではなくて、

売買判断にすべきテクニカル指標や、

金融マーケット動向、

ニュース・報道などにしても、

重視すべきものとそうでないものにランクをつけて見ることです。

 

売買判断としてランキングが上手くできた時、

相場に対する迷いはほとんどなくなります。

迷いがなくなれば、売買判断に迷うこともなくなります。

明確な売買判断を持てた時初めて、

FXで毎月勝ち続けることさえ可能とする

トレードや投資を行うことができます。

 

早い段階で投資力を磨かれてチャンスをつかむコツを

あおのり学校プレミアムで身につけておくと良いでしょう。

ランクの付け方が上手になります。

 

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