大衆がFXで勝てない理由

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あおのり学校メルマガ2014年10月14号
著者:あおのり先生
 テーマ:チャート分析
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こんにちは、あおのり先生です。

いつもメルマガご購読ありがとうございます。

 

ドル円は110円を付けた後に、

106円台まで一時下落してきましたが、

先日のあおのり学校メルマガでは

その予兆を察知し、

損切りの徹底を呼び掛けていました。

 

しかし、

中にはこの下落に掴まってしまい、

大きな含み損を抱えている方も

いるかもしれません。

 

いや、

個人一般トレーダー、投資家の多くは、

この下落に掴まってしまっているはずです。

 

二度と高値を掴まないために、

同じ過ちを犯さないためのアドバイスを

今回はしたいと思います。

 

そのために、

まずバブルの元祖と言われる

チューリップ・バブルを知っておきましょう。

 

チューリップは5月頃に咲く綺麗な花で、

赤や青、黄色など様々な色の花を咲かせます。

 

今でこそ、あたり前のように

日本中のあらゆる場所で見かけることができます。

 

住宅の庭や学校、公園、路上まで

いたるところにチューリップが咲いています。

 

でも、

このチューリップが17世紀には

非常に珍しく、

とても高価な商品となったことがあります。

 

時は17世紀、

世界の覇権を握っていたオランダでは、

トルコから輸入したチューリップが珍しく、

最初は、貴族や愛好家たちの間ではやっていました。

 

その後は、

一般大衆にまでチューリップ人気が伝播して、

爆発的な人気を呼びます。

 

当初は球根60ドルほどであったのが、

アレヨアレヨという間に100倍以上にまで

その価値が暴騰し、

儲かった人を中心に噂がうわさを飛び、

さらに熱狂した大衆をひきつけました。

 

売りたい人よりも買いたい人が多ければ、

球根でも値段はドンドン上昇していきます。

 

最終的には当時の民衆の

20年分の年収に匹敵するほどに、

チューリップの価格が上昇することになりました。

 

しかし、ある時に、

あまりにも高くなりすぎたチューリップを

買いたいと考える人がいなくなり、

価格が急落しだします。

 

買い手が全く付かないからですが、

高値で勝った人は、

一生返済できないほどの借金を負いました。

 

規模こそ遥かに小さいものの、

今のドル円の下落も

買いたい > 売りたい

といった心理状況から、

 

買いたい < 売りたい

に心理が変化し、

行動が売りに傾いたことによる

下落に過ぎません。

 

売りたい人が買いたい人よりも増えれば、

当然の如く、価格は下落します。

需要が低下して、供給が増えたので。

 

では、その買いたいと思う人が、

次に増え出すと考えられる最有力ポイントは、

どこになるのか?

 

それは、チャート分析から導き出せます。

特に、チャート上に描くことができるトレンドラインは

買いと売りの勢力の切り替わるタイミングを

かなりの精度で教えてくれます。

 

つまり、

買いたい > 売りたい

というポイントを探すためには、

トレンドライン分析が非常に役立つ

ということです。

 

トレンドライン分析は、

高値と高値を結ぶことで下降トレンドラインを引け、

安値と安値を結び合わせることで上昇トレンドラインを引ける

シンプルなツールです。

 

でも、引き方にはちょっとしたコツがあります。

単純に引いただけでは、

そのラインを正確に引くことができないのです。

 

10月25日(土)セミナーでは、

トレンドラインの引き方を

ドル円チャートを使って実戦的に引いてもらいます。

 

このラインを引くことで、

ドル円がどのタイミングで買い圧力が高まるか、

納得ベースで知ることができるでしょう。

 

つまり、反転ポイントがどこかがわかるので、

次に下落した時に、

ドル円を割安なポイントで拾えて、

大きく利益を上げる

初動段階を掴むことができるということです。

 

さて、あなたはドル円の下落が

どこまで続くと考えますか?

もし、トレンドラインを引けないばかりに、

下限ポイントを発見することができないのであれば、

大阪セミナーは必見です。

 

セミナーでその引き方を学び、

割安で買えるポイントを知っておけば、

次にドル円が割安なポイントを

摑まえることができます。

 

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