扇動される羊たち

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あおのり学校メルマガ2014年10月16号
著者:あおのり先生
 テーマ:相場観
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こんばんは、あおのり先生です。

いつもメルマガご購読ありがとうございます。

 

ドル円の急落に、

戦々恐々としている人が多い地合いですね。

 

高値で買っていたポジションをどうしたらよいか

右往左往していたり、

この急落地合いを拾うべきか否か、

でも怖くて入れないと考えていたり、

逆に売り向かうべきか検討していたりと、

様々な思惑が入り乱れていることでしょう。

 

相場のシナリオを立てることができないと、

つまり、相場観を持っていないと、

次のアクションをどう起こすべきかもわからず、

他者の意見に扇動されやすくなります。

 

つまり、

メディアの情報に扇動されやすくなります。

 

相場シナリオも持たずに、

メディアが流す情報に左右されているようでは、

永久に相場の世界では勝てない。

つまり、負けるためにFXをしているようなものです。

 

8月から本格的に上昇した相場では、

米景気は回復しているので、

アメリカの政策金利引き上げが近いということから

ドル円は強く上昇し1ドル110円をつけるまでに

上昇しました。

 

この時は、

ヤフーニュースなどでも連日株価や

ドル円の上昇を取り上げており、

識者の中にもまだまだ上昇するという

強気の意見が支配的でした。

 

この煽りにもっとも忠実に乗ったのが、

未熟な個人投資家やトレーダーたちです。

 

つまり彼らは、ドル円の最高値付近を掴み、

そして今ではその下落を戦々恐々として

呆然としながら含み損を抱えています。

 

今は一転して、

ドル円は一時105円台前半まで突っ込んで

下落しています。

 

メディアは、どこまで下がるかわからないと、

不安を煽るような情報を流しています。

中には、投資家に投資をするのを止めるべきタイミングだ

という驚くべき識者の声もあります。

 

この声に納得し、

高値で掴まされている個人は

含み損に耐え切れなくなって、

損切りの売り決済を入れ、

さらに相場を押し下げる陣営に加わっています。

 

ほとんどの個人というのは、

言うならば相場観を持たずに、

メディアの意見に同調して動く、

浮き草のような存在にしかすぎません。

 

もちろん、

そのようにメディアが流す論調で、

右往左往してくれる弱いプレイターがいるから、

私たちはお金を増やすことができるわけなのですが、

もしあなたがそのようなトレーディングをしているのであれば、

相場では鴨として存在していることを

はっきりと自覚して下さい。

 

直近のメディアの虚報としては、

従軍慰安婦に見るように、

韓国が朝日新聞をたきつけて虚報を流させ、

事実に反する情報を一般化させたように、

メディアというのは所詮、

権力者の犬であり、

大衆の思考を洗脳する立ち位置にいるに過ぎません。

 

彼らの都合のよいことしか流さない。

投資の情報を流すメディアは、

資本家たちに買収されており、

無知な個人投資家をいつも扇動する役割を演じています。

 

その虚報にひっかかるようでは、

投資家・トレーダーとしては三流以下です。

 

メディアを動かす資本家たちは、

恐怖を煽る情報を流し個人に売らせ、

安くなった値を拾ってきます。

 

直接的な下落のきっかけとしては、

通貨の安定を目標に運営される国際機関である

IMFが世界経済の見通しを引き下げたことが、

今回の下落の主因とされています。

 

いや、

それ以前にすでに株価やドル円は、

高値を付けていたことが要因で、

行き過ぎていました。

 

そのマイナス材料を好機として、

安く買ってきた機関投資家を中心とする

巨額の資金を動かす者たちが、

利益確定の売りを仕掛けているというのが

今のマーケットの真相でしょう。

 

そして、

メディアに扇動されて高値を掴んだ個人たちが、

なけなしのお金でプレイしているだけに、

耐え切れなくなって損切り売り決済をして、

さらに下に大きく突っ込んでいるだけでしょう。

 

大事なことは、

メディアがドンドン上がるような報道をする時は、

買わないか、買う場合でも警戒して

エントリーすることです。

 

逆に、

メディアがもっと下落するような報道をすれば、

売りで入ることと違うことをすることを

検討すべき時でしょう。

 

あなたは、メディアの意見を真に受けて、

一喜一憂したトレード・投資をしていないだろうか?

 

もし、そんな主体性ない状態で

マーケットに存在していたとしても、

お金を奪われるために

マーケットに参戦しているだけと診断できます。

 

メディアに振り回されないためにも、

今後ドル円がどのように動き出すのか、

シミュレーションをできるようにして下さい。

 

最も、

相場感というのは長い経験値と知識が加わった時、

初めて冴えるものになるので、

簡単に手に入れるほど甘いものではありませんが。。。

 

ならば、

あおのり学校プレミアムの人気商品、

オープニングコメントで相場観を鍛えれば良いです。

 

FXの業界には、

チャート分析だけしかできない人がほとんどなのですが、

それだけでは価格の動きを読み解く上で

不十分です。

 

言うならば、

車のライトを片方だけ照らして、

両方のライトをつけないで走っているので、

大事故に合う可能性を高めます。

 

チャートに加えた精度高い相場感を養い、

メディアに扇動された羊集団から今すぐ脱却し、

勝てるトレーダー・投資家になってください。

 

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