本日為替予想：米雇用統計発表が延期？ | FXの学校なら「あおのり学校ブログ」

こんばんは、あおのり先生です。

いつもあおのり学校へのご来校、誠にありがとうございます。

ドル円は、９月１１日には100.60円をつけていましたが、

今日は96.90円台まで下落することになりました。

この過程で、多くの個人トレーダーがマーケットから一人、

また一人と退場されている苦しいマーケット環境であると思いますが、

我々あおのり学校一員は、あまり大きなポジションを取らないよう、

まずは生き残ることを基本戦略として耐えしのいでいきましょう。

初心者の方はこのように下がると大きく元手を減らす傾向があるので、

気をつけてください。

なお、クロス円に関しては、

ドル円、ポンド円は下げ基調ながらも、

ユーロ円や豪ドル円は比較的しっかりとした動きをしており、

ポンドが最弱で、ドルがついで弱い展開です。

ドルが弱いのは、アメリカの予算案が民主党と共和党のあいだで合意ができないからですが、

もし仮にアメリカは合意にいたらなければ、

アメリカの国家破綻となります。

アメリカ、ビンチです。

ピンチの状況を絵で表すと、下のような感じでしょうか。。。

氷が溶けたら、海にドボンです！

事実、資金不足から労働省も一部機能を停止しており、

米雇用の調査データを職員不足からまとめられないことから、

米雇用統計の発表も延期になっています。

国家破綻にもし仮になったとすれば、

リーマンショック以上の金融危機が再来することになるでしょう。

どうも、先行き不透明感が高い時代になったものです。

そんなこんなで、ドル安ということなのですが、

昨日の詳細なイベントは以下をご参照ください。

NYダウ平均	米１０年国債利回り	ＷＴＩ原油先物
14996.48ドル（-136.66ドル）	2.6050％（-0.0100％）	103.31ドル（-0.79ドル）
リスク商品のＮＹダウ、ＷＴＩ原油先物は共に値を下げました！為替マーケットの参加者はリスクを取ることに消極的となってきています。また、米１０年国債利回りは下落しています。つまり、安全商品の国債が買われていることがわかります。米１０年国債利回りの動きからも、リスクをとることに消極的となっていることがわかります。リスクに対して消極的ということは、豪ドル>ポンド>ユーロ>ドル>円の順で買われにくくなる相場展開となります！ →　さらに詳しい経済指標情報ならあおのり学校情報室へ

昨日の注目イベント		注目度	前回発表値	市場予想
10:00	(中国) 9月非製造業PMI	○	53.9	—	55.4
18:00	(ユーロ圏) 8月小売売上高 [前年比]		-1.3％	-1.5％	-0.3％
21:30	(米) 9/28までの週の新規失業保険申請件数	◎	30.5万件	31.5万件	30.8万人
23:00	(米) 9月ISM非製造業景況指数	◎	58.6	57.0	54.4
24:00	(米) ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁講演		—	—	—
24:00	(ユーロ圏) クーレECB理事講演		—	—	—
26:00	(米) ロックハート・アトランタ連銀総裁講演		—	—	—
26:15	(米) フィッシャー・ダラス連銀総裁講演		—	—	—
26:30	(米) パウエルＦＲＢ理事講演		—	—	—
経済指標発表時間前後は為替の動きが激しくなるのでこの時間帯にFXをする生徒さんは細心の注意を払ってください！ →　さらに詳しい経済指標情報ならあおのり学校情報室へ

では、今日はどのような展開となるか？

今日はイベントではあまり動きもなさそうなので、

アメリカの財務協議に絡む報道あたりが警戒ポイントでしょうか。

協議がまとまりそうという報道で、ドル高

協議がながびきそうという報道で、ドル安

本日の注目イベント”の詳細は下記をご参照ください。

本日の注目イベント		注目度	前回発表値	市場予想
—	(日) 日銀金融政策決定会合	○	—	—	—
15:00	(独) 8月生産者物価指数 [前年比]		+0.5％	0.0％	—
15:30	(日) 黒田日銀総裁会見	○	—	—	—
18:00	(ユーロ圏) 8月生産者物価指数 [前年比]		+0.2％	-0.5％	—
22:15	ダドリーNY連銀総裁講演	○	—	—	—
22:30	(米) スタインFRB理事講演	○	—	—	—
25:30	(米) ラッカー・リッチモンド連銀総裁講演		—	—	—
26:45	(米) コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁講演		—	—	—
経済指標発表時間前後は為替の動きが激しくなるのでこの時間帯にFXをする生徒さんは細心の注意を払ってください! →　さらに詳しい経済指標情報ならあおのり学校情報室へ

私の相場観をお伝えしたところで、

次はチャート分析をメインに相場を見ていきます。

まずはいつものようにドル円１時間足チャートから。

下のチャートは、昨日のドル円１Hチャートです。

（1時間足チャート期間：9月11日～10月3日）

※上記チャートは、世界中のプロやアマの間で最も利用されている世界最強のチャートと言われるMT4チャートです。私自身も利用していますが、これほど使いやすいチャートにお目にかかったことがありません。

→MT4の使い方やMT4を使えるFX業者の詳細はこちら

チャート全体の動きを確認すると

三角持ち合いを相場を形成していた下降トレンドラインを上抜けして、

チャートが良化しているという状況です。

しかし、その後はダラダラ下げて一時９７円台前半まで値を下げるものの、

チャートが良化していることからトレンドライン上（※プレミアムを確認）で反発。

このような展開の中で昨日は、以下のとおり指摘していました。

現在は、ドル円で97.80円前後でウロチョロしています。

どうやら、ロング勢とショート勢の戦いで、

我々あおのり学校部隊の勝利に終わったようです。

が、余談は許さずまだ下もある可能性も高いと思うのですが、

再度トレンドライン上の97.20円付近のラインで一勝負。

結果がどうなったのかを、今日のドル円を１Hチャートで動きを確認していきましょう。

（1時間足チャート期間：9月12日～10月4日）

※ここで表示しているドル円MT4チャートは、プレミアム会員様にお渡ししているドル円チャートと比べ、表示しているトレンドライン等のライン表示をかなり抑えています。

ライントレーダーのラインはもう少し複雑であり、複雑だからこそ『エントリーポイント』『利食いポイント』『損切りポイント』がより明確化されます。より正確なトレンドラインを知ることで、①価格の動きを精緻に予測しやすくなり、②売買ポイントがより明確になることで利益が上がりやすくなることでしょう。

→ ライントレードのすべてを知りたい方はプレミアムをご覧下さい

現状では、９７円前後で踏ん張っているという展開です。

ここを下に抜けてしまうと、さらにもう少し下落余地ありという展開になりそうですが、

ここから反転するかの正念場です。

96.90円ライン（※プレミアムを確認）では買い圧力が強く

ご覧のように下落を抑えているところですので、

このライン上で打診ロング程度を考えていくことができます。

もちろん材料次第ではさらに下落する可能性もあるために、

ストップロスオーダーを万全にして事前にいくらの損を出すかを理解した上で、

エントリーしていくようにしましょう。

ドル円を含むクロス円、ユーロドルに関する詳細な売買戦略は、

下記をご参照下さい。

通貨ペア	売買戦略	トレード戦略	有効なテクニカル（60分）
ドル円	買	メルマガで説明する９６．９０円付近まで値を下げれば、このあたりで買いエントリーを検討していきます。ラインの下にはストップ・ロス・オーダーを設定です。 ※ドル円のトレード戦略は一部に過ぎません。メルマガでは何パターンかの戦略を提示します	横ばい
ユーロ円	買&売り	メルマガ会員様にはあおのり学校が考える売買ポイントを提示予定	横ばい
豪ドル円	買	メルマガ会員様にはあおのり学校が考える売買ポイントを提示予定	買いサイン
ユーロドル	買	プレミアム会員様にはあおのり学校が考える売買ポイントを提示予定	売りサイン
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