皆様、こんにちは。K先生です。
バイナリーオプション投資について解説します。
本日のブログも、今週の注目指標についてご案内したいと思います。
1/29(月)の注目イベント | 注目度 | 前回発表値 | 市場予想 | 市場結果 | |||
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– | (ユーロ圏) ユーロ圏27カ国閣僚会合、ブレグジットの交渉指針決定(於;ブリュッセル) | ◯ | |||||
22:30 | (米) 12月個人所得 (前月比) | ◯ | 0.3% | 0.3% | 0.4% | ||
22:30 | (米) 12月個人消費支出 (前月比) | ◯ | 0.6% | 0.4% | 0.4% | ||
22:30 | (米) 12月コアPCEデフレーター (前月比) | ◎ | 0.1% | 0.2% | 0.2% | ||
22:30 | (米) 12月コアPCEデフレーター (前年比) | ◎ | 1.5% | 1.5% | 1.5% | ||
1/30(火)の注目イベント | 注目度 | 前回発表値 | 市場予想 | 市場結果 | |||
6:45 | (NZ) 12月貿易収支 | ◎ | -11.93億NZD | -1.00億NZD | +6.40億NZD | ||
8:30 | (日) 12月失業率 | 2.7% | 2.7% | 2.8% | |||
8:30 | (日) 12月有効求人倍率 | 1.56 | 1.57 | 1.59 | |||
9:30 | (豪) 12月NAB企業信頼感 | 6 | 11 | ||||
18:30 | (英) 12月消費者信用残高 | +14億GBP | +14億GBP | +15億GBP | |||
19:00 | (ユーロ圏) 10-12月期GDP・速報 (前期比) | ◎ | 0.6% | 0.6% | 0.6% | ||
19:00 | (ユーロ圏) 10-12月期GDP・速報 (前年比) | ◎ | 2.6% | 2.7% | 2.7% | ||
19:00 | (ユーロ圏) 1月経済信頼感 | 116.0 | 116.2 | 114.7 | |||
19:00 | (ユーロ圏) 1月消費者信頼感・確報 | 1.3 | 1.3 | 1.3 | |||
22:00 | (独) 1月消費者物価指数・速報 (前年比) | ◎ | 1.7% | 1.7% | 1.6% | ||
23:00 | (米) 11月S&P/ケースシラー住宅価格指数 (前年比) | ◯ | 6.4% | 6.3% | 6.4% | ||
24:00 | (米) 1月消費者信頼感指数 | ◯ | 122.1 | 123.0 | 125.4 | ||
24:30 | (英) カーニー・英中銀総裁 講演 | ◯ | |||||
25:30 | (ユーロ圏) メルシュ・ECB専務理事 講演 | ◯ | |||||
1/31(水)の注目イベント | 注目度 | 前回発表値 | 市場予想 | 市場結果 | |||
8:50 | (日) 12月鉱工業生産・速報 (前月比) | 0.5% | 1.5% | 2.7% | |||
9:01 | (英) 1月GfK消費者信頼感 | -13 | -13 | -9 | |||
9:30 | (豪) 10-12月期消費者物価指数 (前期比) | ◎ | 0.6% | 0.7% | 0.6% | ||
9:30 | (豪) 10-12月期消費者物価指数 (前年比) | ◎ | 1.8% | 2.0% | 1.9% | ||
10:00 | (中国) 1月製造業PMI | ◎ | 51.6 | 51.6 | 51.3 | ||
10:00 | (中国) 1月非製造業PMI | ◎ | 55.0 | 54.9 | 55.3 | ||
11:00 | (米) トランプ・米大統領 一般教書演説 | ◎ | |||||
16:00 | (独) 12月小売売上高指数 (前月比) | ◯ | 2.3% | -0.4% | -1.9% | ||
17:55 | (独) 1月失業者数 | ◎ | -2.9万人 | -2.0万人 | -2.5万人 | ||
17:55 | (独) 1月失業率 | ◎ | 5.5% | 5.4% | 5.4% | ||
19:00 | (ユーロ圏) 12月失業率 | ◎ | 8.7% | 8.7% | 8.7% | ||
19:00 | (ユーロ圏) 1月消費者物価指数(HICP)・速報 (前年比) | ◎ | 1.4% | 1.2% | 1.3% | ||
22:15 | (米) 1月ADP全国雇用者数 | ◎ | +25.0万人 | +18.5万人 | +23.4万人 | ||
22:30 | (米) 10-12月期雇用コスト指数 (前期比) | ◎ | 0.7% | 0.6% | 0.6% | ||
23:45 | (米) 1月シカゴ購買部協会景気指数 | ◎ | 67.6(67.8) | 64.0 | 65.7 | ||
24:00 | (米) 12月中古住宅販売保留件数指数 (前月比) | ◯ | 0.2% | 0.5% | 0.5% | ||
28:00 | (米) FOMC政策金利発表 | ◎ | 1.25-1.50% | 1.25-1.50% | |||
28:30 | (米) イエレン・米FRB議長 定例会見 | ◎ | |||||
2/1(木)の注目イベント | 注目度 | 前回発表値 | 市場予想 | 市場結果 | |||
9:30 | (豪) 10-12月期輸入物価指数 (前期比) | -1.6% | 1.5% | 2.0% | |||
9:30 | (豪) 12月住宅建設許可 (前月比) | ◯ | 11.7% | -7.6% | -20.0% | ||
10:45 | (中国) 1月財新/製造業PMI | ◎ | 51.5 | 51.5 | 51.5 | ||
18:30 | (英) 1月製造業PMI | ◎ | 56.3 | 56.5 | 55.3 | ||
21:30 | (米) 1月チャレンジャー人員削減予定数 (前年比) | -3.6% | -2.8% | ||||
22:30 | (米) 新規失業保険申請件数 | ◎ | 23.3万件 | 23.5万件 | 23.0万件 | ||
22:30 | (米) 10-12月期非農業部門労働生産性・速報 (前期比年率) | ◎ | 3.0% | 0.7% | -0.1% | ||
22:30 | (米) 10-12月期単位労働コスト・速報 (前期比年率) | -0.2% | 0.9% | 2.0% | |||
24:00 | (米) 1月ISM製造業景況指数 | ◎ | 59.7 | 58.6 | 59.1 | ||
24:00 | (米) 12月建設支出 (前月比) | 0.8% | 0.4% | 0.7% | |||
2/2(金)の注目イベント | 注目度 | 前回発表値 | 市場予想 | 市場結果 | |||
6:45 | (NZ) 12月住宅建設許可 (前月比) | ◯ | 10.8% | -9.6% | |||
9:30 | (豪) 10-12月期生産者物価指数 (前年比) | 1.6% | 1.7% | ||||
18:30 | (英) 1月建設業PMI | ◎ | 52.2 | 52.0 | 50.2 | ||
19:00 | (ユーロ圏) 12月生産者物価指数 (前年比) | ◯ | 2.8% | 2.3% | 2.2% | ||
22:30 | (米) 1月非農業部門雇用者数 | ◎ | +14.8万人 | +18.0万人 | +20.0万人 | ||
22:30 | (米) 1月失業率 | ◎ | 4.1% | 4.1% | 4.1% | ||
22:30 | (米) 1月平均時給 (前月比) | ◎ | 0.3% | 0.2% | 0.3% | ||
24:00 | (米) 12月製造業受注指数 (前月比) | 1.3% | 1.5% | 1.7% | |||
24:00 | (米) 1月ミシガン大消費者信頼感指数・確報 | ◎ | 94.4 | 95.0 | 95.7 | ||
2/3(土)の注目イベント | 注目度 | 前回発表値 | 市場予想 | 市場結果 | |||
5:30 | (米) ウィリアムズ・米サンフランシスコ連銀総裁 講演 | ◎ | |||||
– | (米) イエレンFRB議長任期満了、パウエルFRB新議長就任 | ◎ |
先週は、要人発言によって相場が大きく動いた1週間でした。
まず、23日の日銀金融政策決定会合では長短金利操作付き量的・質的金融緩和の枠組み
による金融調節方針の維持を賛成多数で決定する一方、
予想物価上昇率の記述変更を上方修正しました。
これにより一時円が上昇したが、黒田東彦総裁が会合後の記者会見で出口検討に
否定的な姿勢を示し、円安に転じました。
しかし、24日の深夜頃に米ムニューチン財務長官が、
「明らかに弱いドルは我々にとって良い」と発言してから、米ドル安となり、
26日未明にはトランプ大統領が米ドル高を望む発言をし、
今度は米ドルが急騰となりましたが、全体的にはドル安優勢となっています。
また、25日に開かれた欧州中銀金融政策発表では、事前の予想通り主要政策金利を0.00%に、中銀預金金利をマイナス0.40%にそれぞれ据え置きました。
また、ドル安を歓迎すると発言したムニューチン財務長官の発言に対し、
為替相場のみでなく、政策全体に懸念を示しこうした状況が好ましくない金融引き締めにつながるようであれば、ECBは金融政策について検討する必要が出てくると
表明しました。
では、今週はどうでしょうか?
今週は、アメリカの雇用統計をはじめとして重要指標が目白押しです。
中でも、31日の(米) トランプ・米大統領 一般教書演説に注目すべきでしょう。
日本ではあまり馴染みはありませんが、一般教書演説とは大統領が連邦議会両院の議員を対象に行う演説で、国の現状 (State of the Union) についての大統領の見解を述べ、
主要な政治課題を説明するもの非常に重要な演説になります。
この演説でトランプ政権の今年の大まかな政治計画を確認することができるため、
中長期の相場感にを確認するうえでもどのような計画が発表されるのかに
注目したいところです。
また、今週末の土曜日、これまでアメリカの金融政策を支えてきたイエレンFRB議長が任期を満了し、パウエルFRB新議長が新たに就任します。
アメリカの金融政策の転換の節目になるのか、31日に行われるイエレン議長下での最後のFOMC政策金利発表と定例会見にも注目が必要でしょう。
今週は、31日に発表される
(中国) 1月製造業PMI
(中国) 1月非製造業PMI
1日に発表される
(中国) 1月財新/製造業PMI
2日に発表される
(米) 1月非農業部門雇用者数
(米) 1月失業率
(米) 1月平均時給 (前月比)
には注目が必要です。
では、また次回お会いしましょう。