変化の動きがみられる通貨ペアは?

 

中東・アフリカのデモで世界情勢が混沌としている。

 

混沌としているからこそ、

投資家たちは将来のリスクを警戒し、

徐々に売り目線に転じつつあるように感じられる。

 

特に、

テクニカル的に流れが変わったと判断できる、

この通貨ペアは注目できる。

 

流れが変わったと判断できる通貨ペアとは?

 

そして、

その通貨ペアはどのような売買戦略を

取っていくことができるのか?

 

いつもメルマガご購読、誠にありがとうございます。

あおのり先生です。

 

本日は、

相場の勢いが徐々に弱まっている中で、

特に弱い動きをしている通貨ペアを

紹介したいと思います。

 

その通貨ペアは、ポンド円です。

 

 

 

ポンド円の4時間足チャートを見て頂きたいのですが、

ポンド円は去年の年末から

上昇トレンドが継続しています。

 

約2カ月に渡って上昇し続けていたわけです。

 

 

 

ですが、

その動きについに変調が見られるのです!

 

どんな変化があったのかと言うと、

1時間足を使って見た場合には、

ポンド円には相場の転換のサインが表れています。

 

つまり、

上値を抑えられる形で、小さなWトップの形がチャートを見れば

出現していることがわかります。

 

Wトップというのは、

2回高値をつけるも結局はこの高値を超えられずに、

2つの高値の間の安値を割り込むことで形成されます。

 

2月16日高値135.45円

2月16日安値134.16円

2月18日高値135.50円

 

 

安値を割り込むと、

ちょうど高値と安値の距離だけ下落すると

判断するのは一つの王道的な判断基準です。

※もちろん、現状では、、ということですが。

 

2月18日高値135.50円 - 2月16日安値134.16円 =0.84円

 

今の振幅状況から判断するに、

このくらいの下落が想定されます。

 

であるならば、

次の大きな抵抗ラインとしては、

133.28円(134.16-0.84)あたりになるのではないかと、

想定することができます。

 

 

では、

133.28円を目指して売っていけることはわかったが、

今の相場ではどのあたりで売っていけばいいのか?

 

価格帯でいえば、

134.25円付近が良さそうです。

 

この辺りには、

複数のトレンドラインが交差しており、

特に売り圧力が高まりやすいと判断できます。

 

このポイントまでくれば、

1円ほどの利益確保を目指し、

売っていくことができます。

 

※大きな時間軸で見ると上昇波動圏の中で

ポンド円は推移しているため深追いは禁物と見ます

 

 

 

ただ、

この売りポイントに来るまでには

もう少しの時間的調整が必要です。

 

順調に行ってもおおよそ、

10時間待ちくらいだと思います。

 

その頃合いには、

ある程度上昇の勢いが落ち着いて、

今度は下落に転じてくる確率が、

過去の動きから高いと判断できます。

 

その絶妙なポイントで

売りを仕掛けていくのです。

 

 

 

このように

時間的な調整という概念も用いてトレードをすると、

どのくらい待った上でエントリーすればいいのかという

判断を持つことができます。

 

つまり、

“待てるトレード”を実践できるようになります。

 

ポジポジ病の方は、

是非ともこの“待てるトレード”を身につけてみて下さい。

 

 

もし、

調整という概念をまったく理解できないという方は、

Premiumの中で都度都度お話していることなので、

是非参考にしてください。

 

調整というものを理解することで、

むやみやたらとエントリーすることがなくなり、

無駄な損切りを減らすことができるようになります。

 

 

このページトップへ