損切り貧乏を回避するためにやるべきこととは、、、
明日開催される欧州首脳会合を控え、
外為マーケットでは欧州債務国を救済する
抜本的な対策が出される期待感が高まり、
ユーロ円、クロス円中心に上昇している。
しかし、
現状ではその動きが一転して
イギリス、フランス、スペインなど、
欧州の株式市場は値を下げる展開にやや変化している。
そのため、
上昇を追いかけてみたものの、
その後の下落で負けてしまった、、、
このように損切りもでやすい地合いでもある。
損切りが出やすい地合いのときに、
ある対策をとれば損失を薄めることもできるが、
その方法とは、、、
こんばんは、あおのり先生です。
いつもメルマガのご購読、誠にありがとうございます。
損失を薄める方法として、
分散投資という考え方があります。
分散投資とは読んで字のごとく、
一つの通貨ペアだけに投資するのではなく、
相関関係の低いその他の投資先に投資することで、
リスクを軽減する手法です。
分散投資がなぜ重要かというと、
ほとんどの日本人のように分散投資という概念を持たずに、
円で100%資産を持ってしまうと、
仮に日本がデフォルトしたときには、
円の価値が暴落してしまい、
円資産だけで持っていれば資産が大きく減ってしまいます。
つまり、
円だけに一点集中して持っているということは、
それだけリスクを高めることにつながるのです。
日本には1000兆円近い借金があったり、
世界一の少子高齢化国家のため
就労者数が激減し税収も落ち込んでいるので、
デフォルトの可能性としては今後十分あり得ます。
しかし、
円だけではなく外貨を50%持っていれば、
仮に円の価値が1ドル=400円に下がり、
1000万円が200万円ほどの価値に低下したとしても、
外貨の値上がりでその穴を埋め合わせることができます。
同様に、
FXをやる場合でも
できることなら外貨だけを買うのではなく、
日本株や国債などを買っておくことで、
ユーロ円だけに一点買いするよりも、
リスクが分散される分損失も小さくなります。
つまり、
ユーロ円が仮に下がったとしても、
日本株や国債を持っていれば
相関関係があまり高くないので、
ユーロ円の下落に巻き込まれにくく、
リスクを軽減できるというわけです。
では、
FXだけで分散投資を上手にする方法は、
どのようにすればよいのでしょうか?
分散投資の詳しい説明に関しては、
次回のFX勝利の法則Premiumの中で解説していきますので、
損切りが続いて損がかさんでしまっている方は、
ぜひ分散投資の考え方を身につけてください。