今、利益を出しやすい通貨ペアとは?
野田首相の衆院解散、
阿部自民総裁の2~3%のインフレ策発言、
そして今日発表の日本の貿易収支赤字による円売り局面が続く。
今までの外為マーケットでは日本の材料が見向きもされなかったが、
ここ最近は円売りに日本の政局や指標が反応している。
このような環境下で面白いように勝てる通貨ペアもあるが、
その通貨ペアとは何か?
そして、どのような売買戦略が有効か?
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http://aonorifx.com/a20121121.html
こんばんは、あおのり先生です。
いつもあおのり学校メルマガをご活用いただき
誠にありがとうございます。
日本の貿易収支が赤字となったことにより、
円安の力強さが高まっています。
貿易収支は5400億円もの赤字となり、
4ヶ月連続の赤字となりましたが、
赤字になった主な理由は以下のとおりです。
中国向け輸出が反日デモの影響で輸出が前年比から8割以上落ち込んだこと、
世界不況の影響で輸出が低迷したこと、
反原発による原発停止を受けた原油や資源の輸入額が増えたこと
上記理由による貿易赤字額の拡大です。
つまり、
輸入 > 輸出
と輸入超過になったということになります。
外国企業が日本に輸出しても円で受け取る場合が多いので、
円で受け取ったお金を自国通貨にエクスチェンジすることで円が売られるために、
その分円安の動きにつながりやすいのが今回の貿易赤字です。
日本は30年にも及ぶ長期間にわたり貿易黒字国でしたが、
反原発、諸外国の景気落ち込み、反日デモなどで流石に赤字に落ちぶれましたが、
今後、貿易赤字が増えれば円安の動きにつながりやすいだけにこの指標には注目です。
さて、
このように円安の材料に事欠かない中で、
注目したい通貨ペアは豪ドル/円です。
豪ドル円の動きを1時間足チャートで見てください。
チャートを見るとわかると思いますが、
非常に綺麗な上昇波動がリズムよく継続しています。
そこで、
この流れに沿って買い場を探すと、
84.80円付近が仕込み場所としては良さそうです。
11月13日の安値82.40円を起点にラインを引くと、
この流れを視覚的により把握しやすくなります。
利益確定する場合は、結構上げすぎていますので、
あまり深入りせずに利益確定すると利を取りやすいでしょう。
より大局的な流れで見ると84.10円くらいまでの調整下落も考えられます。
ここで拾う場合は、上記のロングよりも調整している分、
利を確保しやすいですので上記よりは深追いできるので
利を伸ばす戦略を採用しやすくなります。
4時間チャート(期間は業者にもよるが1、2ヶ月。1時間より期間を長く見れる)で見ると、
より大局的な上昇波動を確認できますが、
大局的な視点では上記戦略が有効ということがわかります。
※ストップロスオーダーという損切りポイントは、逆指値注文を使って、注文前に必ず設定すること。
このように、トレンドラインを様々な時間足チャートで引くと、
相場の動きが1時間足チャートの場合よりも、
ますます明らかになってきて、
売買ポイントも複数把握できるようにもなります。
プロは1時間足だけでとか短絡的には見てなくて、
複数の時間軸チャートを見た上で売買判断を下しています。
しかし、
素人がこの見方をすると、
ラインをたくさん引くことになり、
チャートの見方がわけがわからなくなるでしょう。
あおのり学校では5つの通貨ペアの中に、
1時間足チャートやそのほかの時間軸も見て、
トレンドラインや様々なテクニカル指標を描きつつ、
より詳細に価格の動きを見た上で分析しています。
この分析スタイルは、他のFXの学校では学ぶことができないばかりか、
FX本でもこの見方を教えている書を見たことがありません。
しかし、勝つためには必要不可欠な知識ですので、
ぜひプロ目線のトレードスタイルをあおのり学校プレミアムで学んでみてください。
ひとつ付け加えておくと、この見方はFXだけの見方ではなく、
株でも金投資でもすべての投資に役立つため、投資力を格段に飛躍させます。