FXに絶対に欠かせないトレンド認識

 ドル/円は一時的に上昇するもその後反落。

この場合、ドル/円は売るべきか?買うべきか?

 こんばんは、あおのり先生です。

 

 

昨日は、ドル/円が一時的に反発するも、再度値を下げる

展開となりました。

 

ジリジリと値を下げ続けているドル/円です。

 

依然として、112日、3日のFOMCで決定される

金融緩和の規模がどのくらいのものになるのか?

ということを警戒しての下げでしょう。

 

それもそのはず、

仮にFOMC150兆ドルの規模の金融緩和を決定したら、

ドルは急落しかねません。

 

金融緩和により、ドルが市場に多く供給されるから、

需給のバランスが崩れ、ドルが売られるわけです。

 

どのような金融緩和の規模になるのかは未知数・・

 

 

 

この未知数のことに対して、多くの思惑と共に、

今の相場は動いています。

 

どのような思惑で相場は動いているかというと、

『金融緩和の規模が小さくなりそう=ドル買い』

『金融緩和の規模が大きくなりそう=ドル売り』

という関係が成り立っています。

 

つまり、金融緩和の規模が小さくなりそうなニュースが

流れればドル円は買われだしてきます。

 

動揺に、金融緩和の規模が大きくなりそうなニュースが

流れれば、ドルは売られてきます。

 

しかし、そのような情報に振り回されて売買をしては

いけません。

 

特に、今の相場では、金融緩和の規模を巡った噂や思惑

FOIMC前だけに交錯しやすい状況です。

 

こういったことを考えると、いつ金融緩和の思惑が変化

するかわかりません。

 

 

 

このようなわからないことに時間を使うのではなく、

私たちトレーダーは、相場のトレンドを理解した上で

トレードをしていかなければなりません。

 

トレンドをつかまえるためには、チャートを見て

確認するのが最も簡単であり一般的です。

 

 

 

ということで、チャートについて簡単に説明していき

たいと思います。

 

ドル/円の4時間足チャートを見ると、ドル/円は

2ヶ月間下げ続けていることがわかります。

 

このチャートを見て、

『ドル/円はとても簡単には下げ止まりそうにないぞ!』

というトレンドに気づかなければなりません。

 

高値と高値、安値と安値をを切り下げ続けているチャート

であることがわかりますが、いつ下げ止まるのか

まったく見えてこないといった相場つきです。

 

 

 

次に、より詳細なエントリーポイントを狙っていきくために、

4時間足チャートよりも短い1時間足チャートを利用します。

 

1時間足で見ると、やや横ばいトレンドの動きとなっています。

 

ただ、年初来安値付近で価格はもみ合っており、

いつ年初来安値を割りこんでもおかしくない相場であり、

売り目線で見ていけます。

 

 

 

なぜ、ここで4時間足と1時間足チャートを利用したかというと、

まず、大きな視点でトレンドをとらえる必要があるからです。

 

今の相場では、4時間足チャートは下降トレンドであることが

わかるので、1時間足で仮に小さな反発があったとしても

その反発が一時的なものになる可能性が高いと判断できます。

 

なぜなら、4時間足チャートでは下降トレンドなので、

1時間で見ると横ばいトレンドとはいえ、

4時間足チャートによる大きな売り圧力を受けてしまいます。

 

 

 

だから、今は基本は売り目線でチャンスを伺っていく相場です。

 

むしろ、今年5月から続くドル/安相場では、基本的なトレード戦略

は売りです。

 

仮に、5ヶ月前からドル/円を売り続けている人は大もうけして

いることでしょう。

 

ドル/円は95円から80円まで下がっていますからね。

 

トレンドを上手く捉え上手く乗れば、利益を大きく伸ばし続けることが

可能です。

 

トレンドを味方につけた上で、トレードをするように心がけてください。

 

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