FXに絶対に欠かせないトレンド認識
ドル/円は一時的に上昇するもその後反落。
この場合、ドル/円は売るべきか?買うべきか?
こんばんは、あおのり先生です。
昨日は、ドル/円が一時的に反発するも、再度値を下げる
展開となりました。
ジリジリと値を下げ続けているドル/円です。
依然として、11月2日、3日のFOMCで決定される
“金融緩和の規模”がどのくらいのものになるのか?
ということを警戒しての下げでしょう。
それもそのはず、
仮にFOMCで150兆ドルの規模の金融緩和を決定したら、
ドルは急落しかねません。
金融緩和により、ドルが市場に多く供給されるから、
需給のバランスが崩れ、ドルが売られるわけです。
どのような金融緩和の規模になるのかは未知数・・
この未知数のことに対して、多くの思惑と共に、
今の相場は動いています。
どのような思惑で相場は動いているかというと、
『金融緩和の規模が小さくなりそう=ドル買い』
『金融緩和の規模が大きくなりそう=ドル売り』
という関係が成り立っています。
つまり、金融緩和の規模が小さくなりそうなニュースが
流れればドル円は買われだしてきます。
動揺に、金融緩和の規模が大きくなりそうなニュースが
流れれば、ドルは売られてきます。
しかし、そのような情報に振り回されて売買をしては
いけません。
特に、今の相場では、金融緩和の規模を巡った噂や思惑
がFOIMC前だけに交錯しやすい状況です。
こういったことを考えると、いつ金融緩和の思惑が変化
するかわかりません。
このようなわからないことに時間を使うのではなく、
私たちトレーダーは、相場のトレンドを理解した上で
トレードをしていかなければなりません。
トレンドをつかまえるためには、チャートを見て
確認するのが最も簡単であり一般的です。
ということで、チャートについて簡単に説明していき
たいと思います。
ドル/円の4時間足チャートを見ると、ドル/円は
約2ヶ月間下げ続けていることがわかります。
このチャートを見て、
『ドル/円はとても簡単には下げ止まりそうにないぞ!』
というトレンドに気づかなければなりません。
高値と高値、安値と安値をを切り下げ続けているチャート
であることがわかりますが、いつ下げ止まるのか
まったく見えてこないといった相場つきです。
次に、より詳細なエントリーポイントを狙っていきくために、
4時間足チャートよりも短い1時間足チャートを利用します。
1時間足で見ると、やや横ばいトレンドの動きとなっています。
ただ、年初来安値付近で価格はもみ合っており、
いつ年初来安値を割りこんでもおかしくない相場であり、
売り目線で見ていけます。
なぜ、ここで4時間足と1時間足チャートを利用したかというと、
まず、大きな視点でトレンドをとらえる必要があるからです。
今の相場では、4時間足チャートは下降トレンドであることが
わかるので、1時間足で仮に小さな反発があったとしても
その反発が一時的なものになる可能性が高いと判断できます。
なぜなら、4時間足チャートでは下降トレンドなので、
1時間で見ると横ばいトレンドとはいえ、
4時間足チャートによる大きな売り圧力を受けてしまいます。
だから、今は基本は売り目線でチャンスを伺っていく相場です。
むしろ、今年5月から続くドル/安相場では、基本的なトレード戦略
は売りです。
仮に、5ヶ月前からドル/円を売り続けている人は大もうけして
いることでしょう。
ドル/円は95円から80円まで下がっていますからね。
トレンドを上手く捉え上手く乗れば、利益を大きく伸ばし続けることが
可能です。
トレンドを味方につけた上で、トレードをするように心がけてください。