ユ-ロ円上昇!上値を追いかけられる相場だろうか!?

 

ADP全国雇用者数は良好な結果。

リスク選好が高まりユーロにも買い戻しの動きが・・

はたしてユーロ/円は買いで参戦できる相場なのか?

 

 

こんばんは。

あおのり先生です。

 

 

【(米)ADP11月全国雇用者数(昨夜22:15発表)】

 

予想+7万人結果9.3万人。

 

 

と、市場予想を上回りました。

 

 

 

このADP全国雇用者数の内容が良かったことで、、、

 

 

『金曜の米雇用統計の結果が良好になる可能性が高いのでは?』

 

『だから、ユーロ円もこんなにも上がっているんだ!?』

 

 

とは、考えないでくださいね。

 

 

昨日のメルマガでは、

【何事もなければ110.10円~110.30円付近までは戻す相場】

とお伝えしました。※20:00頃配信

 

 

ということはつまり、昨日からはトレンドライン分析上では、

ユーロ円は上に戻す相場だったということが既に解っていたわけです。

 

 

そこで、好調なADP雇用の発表が重なり、

戻す相場に勢いをつけて上昇していったのですね。

 

 

指標が良かったから買いだ!というようなトレードではなくて、

相場の本質を掴んだトレードをしていきましょう。

 

 

『では、ユーロ円は買い売りどっち?』

 

 

1時間足や4時間足チャートで見れば、

ユーロ円は下降トレンドです。

 

 

したがって、逆らうことなく、

素直に流れに乗らなければならない相場であるでしょう。

 

 

どこで買おう?で考えるのではなく、

どこで売ろう?という視点で考えた方が、

今のユーロ円は圧倒的に利益が出る相場です。

 

 

つまり、下降トレンドではこのように売りが有効ですが、

あまりピンとこない方もいると思います。

 

そこで、

トレンドに逆らってはいけない

ということをもう少しわかりやすく説明します。

 

 

 

たとえば、

鮭なんかは川で産卵することはあまりにも有名ですね。

 

鮭は産卵をするためだけに、

わざわざ川の流れに逆らって上流まで泳ぎます。

 

なんとか上流までたどり着き産卵するわけですが、

これ、大変だと思いませんか?

 

途中で力尽きてしまう鮭もたくさんいることでしょう。

 

 

 

でも逆に、

海まで帰る時は川の流れに身を任せるだけです。

 

逆流の動きがない分川を上るよりは抵抗は少なくなります。

 

 

 

産卵の時期に川上に向かう鮭の例を見ればわかるように、

下降トレンドではトレンドは下向きであるため、

強い下落圧力が働きます。

 

買っても買っても、売り圧力に押されやすい相場と言えます。

 こういう時は、買うのではなく売っていくのです。

 

 ユーロ/円のトレンドはメルマガの中で何度も言っているように

下降トレンドが継続しています。

 

 

まず、初めに。

『買いで入るべきか?売りで入るべきか?(トレンドラインで判定します)』

 

 

そして、次に、

『どこでエントリーするべきか?(これもトレンドラインで判定します)』

 

 

相場は生き物であり、捉えどころがありません。

相場の動きに翻弄されないようにトレンドラインを巧みに使うことで

相場の流れを掴み、流れに身をゆだねたトレードを組み立てて行きましょう。

 

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