相場の動きに動じないためには・・・

 

先週金曜日発表の雇用統計後、

ドル円は大幅に上昇してきた。

 

失業率が9.5%から9.0%に改善したことを

好感した買いが入ったのだ。

 

 

ここで、

多くのトレーダーたちが、

失業率がこれだけ改善したのだから、

アメリカの景気は明るいだろうと考え買ってきた。

 

メルマガ読者様の中にも

そのように考え買った人はいないだろうか?

 

 

しかし、そうした思惑に反し値はわずかに上昇しただけで、

本日ついに下落に転じてきた。

 

下落に転じたポイントと言うのは、

Premium会員様には既報済みである

82.40円付近となる。

 

ではなんでこのポイントが売りだと判断することができたのか?

 

 

 

いつもメルマガご購読、誠にありがとうございます。

こんばんは、あおのり先生です。

 

 

本日のマーケットの異変としては、

先週金曜から上昇してきたドル/円の価格が

やや崩れ落ちてきているということです。

 

雇用統計の発表で、

ドル/円は力強く上昇していたのですが、

その上昇分を埋めてくるかもしれない展開と言えそうです。

 

 

 

しかし、

私はこの下落と言うのをすでに想定していました。

 

Premium会員様には詳細をすでにお伝えしていますが、

実は、あおのり学校の生徒さんにも既に既報済みです。

 

あおのり学校の生徒さんには、

“2月4日の為替相場”の中で、

次のように伝えていたはずです。

 

本日は、米雇用統計 が予定されていますので、

大きな ボラティリティ が考えられるからです。

米雇用統計 の結果が良くて勢いに乗ってトレンドライン 付近まで値を上げてくれば、

買いのパワーが弱った所で、思い切って“戻り売り”を仕掛けていくのも面白そうです。

 

 

あおのり学校の記事では具体的な価格までは書いていませんが、

事前に、雇用統計発表で上昇してきた所を、

売り叩いていこうというシナリオを持っていたことは、

明らかなことでありましょう。

 

 

 

では、なんでこのポイントが売りであると

わかったのか?

 

それはトレンドラインが複数存在するポイントであるからです。

 

それも、

ドル円の83.40円付近と言うのは

複数のラインが交差するラインであり、

複数のラインがある分一本のラインの時よりも

売り圧力が働きやすいとみなせるポイントです。

 

そういったことを、

予めチャート上にラインを複数描いていたからこそ、

売っていけるポイントが事前に明らかになったのです。

 

 

 

ラインを的確に引いておけば、

雇用統計で良い材料が出ても、

そのライン付近では上昇を抑えられ、

その後下落に転じるというシナリオが持てるはずです。

 

逆に、

そのようなシナリオすらも描いていなければ、

雇用統計の好材料を見て、

買いで入って高値掴みしていたことでしょう。

 

 

 

シナリオの持ち方は人それぞれで、

私のようにトレンドラインを使う人もいれば、

一目均衡表やボリンジャーバンドを使っている人もいます。

 

 

 

もし、

まだシナリオを持つことができずに、

相場の材料に振り回されてしまっているのなら、

Premiumで教えているトレンドラインの使い方を

習得してください。

 

このラインを深くマスターすることで、

相場がどのように動いてくるかの

シナリオをかなり正確に描くことができるよになります。

 

シナリオがあれば、

相場の材料が出た時に、

その他大勢のトレーダーのようにその材料に踊らされることなく、

相場の動きに動じないトレーダーとなれるはずです。

 

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